もしかして喘息?セルフで診断できるチェックリストと受診の目安

もしかして喘息?と思っている方へ。喘息は、早期発見・早期治療が良いとされています。セルフ診断できるチェックリストで、ぜひチェックしてみて、受診の目安にしてください。

診断が早い方が良い理由と病院での診断や検査の方法も合わせて解説します。

その症状、もしかして喘息かも?

喘息の症状が疑われるなら、チェックしてみましょう。

あらためて症状を解説します。

喘息の症状を診断!セルフチェックリスト

喘息の主な症状は以下の18項目です。

チェックリストとして活用し、セルフで診断してみましょう。

  1. 咳が出ると止まらない
  2. 痰がからむことがよくある
  3. 咳止めの市販薬が効かない
  4. 会話中に息苦しくなることがある
  5. 風邪でもないのに咳が頻繁に出る
  6. 風邪をひいた時、咳症状だけが長引く
  7. 咳症状だけの風邪をひくことがよくある
  8. ある一定の季節だけ、よく咳が出て調子が悪い
  9. 運動すると、咳こんだり息苦しくなったりする
  10. 冬など冷たく乾燥した空気の時、咳こむことがある
  11. 温度差や湿度・気圧の急激な変化で息苦しくなる(台風など)
  12. ヒューヒューゼイゼイ呼吸音(喘鳴)がする
  13. スプレー等の化学物質を吸い込むと咳がでる
  14. きつい香水の匂いの人が近くにいると咳こんでしまう
  15. 睡眠時、息苦しくて上体を起こすことがある
  16. 夜間や早朝に、咳が出て、または息苦しくて目覚めることがある
  17. 花火や線香、タバコ等の煙を吸い込んで咳が出たり息苦しくなったりしたことがある
  18. ホコリっぽい部屋やカビ臭い部屋で咳が止まらない、または息苦しくなったことがある

当てはまる場合は医師の診断を!

18項目のなかでいくつ当てはまりますか?いくつか当てはまる場合、速やかに医師の診断をおすすめします。

当てはまる項目が多いほどリスクが高まりますが、1個だけでも喘息の可能性があります。

自分の体調を良く観察して様子を見つつ、気になるようでしたら受診しましょう。

喘息の原因

喘息は、引き金となる刺激が原因で気管支が炎症を起こし、空気の通り道(気道)が狭くなることで起こります。その状態が悪化すると、何らかの刺激によりさらに気道が狭くなって呼吸困難を引き起こします。これが発作です。

気管支が炎症を起こす原因と発作の引き金となる原因は、ホコリ・ダニ・カビ・花粉・動物の毛やフケなどのアレルゲンと、汚染された空気・乾燥した冷たい空気・台風など急激な気温や湿度の変化・タバコの煙・化学物質(香水・洗剤・スプレー類)など外からの刺激です。

風邪や感染症が引き金となって喘息を引き起こすケースもあります。

また、遺伝的要素やストレスも大きく関係していると言われています。

喘息の症状を感じたら早めに診断すべき理由

喘息の症状を感じたら、早めにしっかり治療しましょう。

なぜなら、喘息は早期発見早期治療が重症化を防ぐからです。喘息の発作を起こすと狭くなった気管支にダメージを与えますが、症状が治まると一時的に良くなったような錯覚を起こします。

しかし日常的な治療を怠ると悪化して、より敏感になって発作を起こしやすくなります。発作が頻繁になればなるほど、気管支は回復できずに固く厚くなり、重症化します。このような状態を「気道のリモデリング」と呼びます。

そのため、何度も発作を起こした後ではなく、なるべく早い段階での治療が良いのです。

喘息の治療は、体調と症状の管理をして喘息をコントロールする長期的な治療と、発作を静める緊急治療の2軸が必要です。

大きな発作をおこさないためには、喘息をコントロールする長期的な治療が不可欠です。

喘息の診断と検査方法

病院では、以下のような喘息の診断と検査を行います。症状や年齢、目的などにより検査の方法は異なります。

問診

初めはまず問診をします。問診は非常に重要です。患者から日頃の症状や普段の生活、家族の既往歴などをヒアリングして、アレルギー体質かどうか、遺伝的要素はあるか、など様々な事を予測します。

聴診

気管支から肺にかけての音を確認します。喘息の場合、症状が表れていなくても雑音が聞こえます。健康で正常な場合は聞こえません。

検査で診断

血液検査・酸素濃度・肺レントゲンなどの検査を実施します。

血液検査ではアレルゲンがわかる詳細項目の検査をします。

呼吸機能検査(スパイロメトリー)という、呼吸機能を調べる検査をすることもあります。

喘息の診断ができる医療機関

喘息の診断は実際にどの科に行けばよいか、戸惑われる方も多いのではないでしょうか。喘息の診断・検査ができる医療機関と科を解説します。

喘息外来

アレルギー科や呼吸器科、呼吸器内科などの喘息専門医がいる外来で喘息の診断ができます。

アレルギーや喘息についてより専門性があり、検査機器も充実しているので安心です。

オンラインクリニックの喘息外来

オンラインクリニックとは、その名の通りオンライン(ネット環境)で受診できるクリニックです。通院するアレルギー科や呼吸器科、呼吸器内科クリニックのオンライン枠と、オンライン専用クリニックの喘息外来の2種類あります。

初診では実際の検査が必要なため通院が必要ですが、2回目からはこちらが便利です。

喘息の継続治療なら、おうち病院「オンライン喘息外来」

喘息の継続治療なら、おうち病院「オンライン喘息外来」がおすすめです。

喘息は長期目線で継続的に治療しなければいけません。しかし何度も通院に時間をさくのは大変です。

通院で喘息の診断を受けた後は、2度目からは経過観察をしながら処方箋をもらうだけなので、オンライン受診も可能です。

それならば、仕事や家事・育児等、多忙でなかなか病院に行けない方や、近所に喘息外来がなく遠方まで検査にいった方、病院が混んでいて大変な思いをした方は、おうち病院「オンライン喘息外来」をご検討ください。

Webですきま時間をサクッと予約でき、お時間になったらスマフォやPCからオンラインで受診できます。通院のわずらわしさも受付などで待たされる、などもありません。

お薬手帳があれば受診が可能で、お近くの薬局薬店で処方薬を受け取っていただけます。

初診での検査と診断だけは病院に通院していただく必要がありますが、その後の継続治療には、空き時間で好きな場所から受診できるオンラインは便利です。

※ただし、小児喘息(16歳未満)は対応していません。大人の喘息がメインになります。

「喘息かな?」と思ったら診断を受けて正しい治療を

喘息の疑いがあれば、すぐに医師の診断のもと、正しく治療をするのがおすすめです。

毎日仕事や家事・育児に追われて、多忙で通院の時間を作れない、思い当たる自覚症状はあるけどなかなか病院に行けない、そんな方は多いのではないでしょうか。

しかし、忙しい人ほど早めに対処する方が賢明と言えます。結果的に重症化を回避できて軽症で済むからです。

喘息は、早めの診断と、長期的な治療による症状のコントロールが非常に重要です。治療しながらうまく付き合いましょう。

喘息の継続治療に、多忙な中でも手軽に利用が可能な、おうち病院「オンライン喘息外来」を検討してみてはいかがでしょうか。

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