献血の当日・前日の注意事項と持ち物|献血でわかる血液検査の全項目と健康活用法

献血は、誰かの命をつなぐ行為であると同時に、自分の血液の状態を知ることができる貴重な機会でもあります。当日の食事や持ち物、前日からの準備を正しく把握しておくことで、スムーズに献血を終えられます。この記事では、初めての方でも迷わないよう、実用的な情報と、献血で得られる血液検査17項目の読み方・健康管理への活用法を詳しく解説します。

この記事でわかること

  • 献血当日・前日の食事・水分・睡眠・持ち物の注意事項(表形式)
  • 全血・成分献血の種類別 基準・所要時間一覧
  • 献血できない方の条件(チェックリスト)
  • 献血でわかる血液検査17項目と基準値・読み方
  • 血液検査結果の「要注意値」が出たときの次のステップ

献血の基本:なぜ献血が必要なのか

日本では、1年間に約490〜500万人(2022年度:約494万人)が献血に協力しています。その一方で、輸血を必要とする患者数は年間約100万人にのぼります(出典:厚生労働省「令和4年度 血液事業報告」)。

血液は現在の医学では人工的に作ることができず、長期保存も困難です。血液製剤ごとの保存期限は以下の通りです(出典:日本赤十字社「血液製剤について」)。

  • 赤血球製剤: 採血後21日間
  • 血小板製剤: 採血後4日間(最も短命で、常に供給不足が懸念される)
  • 血漿製剤: 採血後1年間(冷凍保存)

特に血小板は4日間しか保存できないため、手術・がん治療・白血病治療を受ける患者への安定供給には、毎日の献血協力が欠かせません。献血は社会的意義が大きいと同時に、自分の血液状態を知る機会にもなります。

献血の種類と対象基準一覧

献血には大きく分けて「全血献血」と「成分献血」の2種類があり、それぞれに採血量・対象年齢・次回献血までの間隔が異なります。以下の表で各種類の条件を確認してから、献血センターへお出かけください。

種類採血量対象年齢体重条件所要時間目安次回献血までの間隔
全血献血 200mL200mL16〜69歳男女ともに45kg以上約30〜40分男性:4週間後/女性:4週間後
全血献血 400mL400mL男性:17〜69歳/女性:18〜69歳男性:50kg以上/女性:50kg以上約40〜60分男性:12週間後/女性:16週間後
成分献血(血小板)1〜2成分18〜54歳男女ともに45kg以上約40〜90分2週間後
成分献血(血漿)600mL以下18〜69歳男女ともに45kg以上約40〜60分2週間後
※年齢・体重の基準は日本赤十字社の定める献血基準に準じています(出典:日本赤十字社「献血の種類」)。
※成分献血は年間24回まで、全血献血と成分献血を合わせた年間上限回数にも制限があります。詳細は献血センターにご確認ください。

出典)厚生労働省HP・献血について知りたい>献血基準より引用掲載

献血できない方のチェックリスト

安全な血液を必要とする患者さんを守るため、以下の条件に該当する方は献血をお断りする場合があります。献血センターへ向かう前に確認しておくと、無駄な往復を防げます。なお、最終的な判断は問診・健康診断の結果をもとに医師または看護師が行います。

【体調・体格】

  • 体温が37.5℃以上ある方(発熱状態のため、感染リスクの観点から)
  • 血圧が基準範囲外の方(収縮期血圧:90〜179mmHg、拡張期血圧:50〜109mmHgの範囲外)
  • ヘモグロビン値が基準を満たさない方(男性:12.5g/dL未満、女性:12.0g/dL未満)
  • 前日に睡眠が十分にとれなかった方(著しい疲労がある場合)

【服薬・治療中】

  • 医師から処方されている薬を服用中の方(薬の種類によって個別判断。一部の市販薬は問題ない場合もあり)
  • 抗生物質・抗ウイルス薬を服用中または服用終了から間もない方
  • 輸血・臓器移植を受けたことがある方(感染症伝播リスクのため)
  • 抗凝固薬(ワルファリン等)を服用中の方

【ワクチン接種後】

  • 生ワクチン(麻疹・風疹・水痘・おたふくかぜ等)接種後4週間以内の方
  • 不活化ワクチン(インフルエンザ・新型コロナ等)接種後24〜48時間以内の方(接種部位の腫れ・発熱がある場合)

【渡航歴】

  • マラリア流行地域への渡航歴がある方(渡航先・期間に応じて1〜3年の献血不可期間あり)
  • 変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)リスク国(英国等)への長期滞在歴がある方

【病歴・感染リスク】

  • B型・C型肝炎ウイルス感染の既往がある方
  • HIV感染・エイズの既往または感染リスクのある行為があった方
  • 梅毒感染の既往がある方(治療終了後も一定期間不可)
  • 悪性腫瘍(がん)の治療中または治療後間もない方

※上記はすべての献血制限条件を網羅したものではありません。詳細は日本赤十字社の公式案内または献血センタースタッフにご確認ください(出典:日本赤十字社「献血できない場合」)。

献血当日・前日の注意事項(実用ガイド)

献血後の体調変化(気分不良・立ちくらみ)を防ぐために、前日から当日にかけての準備が重要です。食事・水分・睡眠・運動・持ち物について、タイミング別にまとめました。初めての方はとくに「当日朝の水分補給」を見落としがちなので、しっかり確認してください。

タイミング項目具体的な内容・理由
前日睡眠7時間以上の睡眠を確保する。睡眠不足は血圧低下・気分不良のリスクを高める
前日食事脂肪分の多い食事は避ける(揚げ物・ラーメン等)。血液中の脂質が高いと検査に影響し、献血を断られる場合がある
前日飲酒アルコールは控える。飲酒翌日は血液粘度・脱水状態に影響することがある
前日運動激しいスポーツは翌日に疲労が残るため避けることが望ましい
当日朝食事軽めの食事を必ずとる(空腹での献血は気分不良の原因になる)。献血前2時間は食事を控えるのが目安
当日朝水分補給献血前に十分な水分(水・お茶など200〜400mL目安)をとる。脱水状態は血管収縮・気分不良を引き起こしやすい
当日服装肘を出しやすい服(半袖・袖をまくりやすい長袖)が望ましい。腕まくりできない服は採血時に支障が出る場合がある
当日持ち物献血カード(2回目以降)または本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード・健康保険証等)。初回は身分証明書が必須
当日薬の服用市販の風邪薬・頭痛薬なども服用中の場合は必ず問診で申告する
献血後水分補給献血センターで提供される飲み物をゆっくり補給する。採血量に応じた水分回復が必要
献血後安静採血直後は10〜15分程度、献血センター内で休憩する。立ちくらみを防ぐため、急に立ち上がらない
献血後入浴当日の激しい運動・長時間の入浴(サウナ等)は避ける。献血後のシャワーは問題ない
献血後飲酒当日のアルコールは控える。血管拡張による出血リスクと脱水を防ぐため

献血の流れ(当日の5ステップ)

初めて献血センターを訪れた方でも迷わないよう、受付から終了までの流れを解説します。

ステップ1:受付
献血センターの受付で献血カード(初回は身分証明書)を提示します。初回の方には必要事項の記入があります。受付では献血の種類(全血・成分)を確認されることもあります。

ステップ2:問診・健康診断
看護師または医師による問診があります。体温・血圧・脈拍の測定と、指先からの採血(ヘモグロビン値・血液型の確認)が行われます。この段階で献血基準を満たさないと判定された場合は、献血をお断りされることがあります。

ステップ3:採血
採血ベッドに横になり、肘の内側から採血を行います。全血献血200mLは5〜10分程度、400mLは10〜15分程度が目安です。成分献血は機械を使って血液を分離しながら採血するため、40〜90分程度かかります。採血中は飲み物を飲みながらリラックスして過ごせます。

ステップ4:休憩
採血終了後は、献血センター内で10〜15分程度休憩します。飲み物・軽食が提供される場合があります。気分が悪い場合はスタッフにすぐに声をかけてください。

ステップ5:終了・お礼品の受け取り
休憩後、問題がなければ終了です。献血センターによっては、記念品や粗品が手渡される場合があります。献血後の血液検査結果は後日Web(ラブラッド等)で確認できます。

献血でわかる血液検査の全項目と読み方

献血後に実施される血液検査では、17〜20項目にわたる検査結果が後日通知されます。一般的な健康診断では測定されない項目(血小板数・アルブミン等)も含まれており、自分の健康状態を知るうえで参考になる情報が多く含まれています。以下の表で各項目の意味と基準値を確認してください。

検査項目略称基準値(目安)高値の場合に考えられること低値の場合に考えられること
ヘモグロビンHb男性:13.5〜17.5g/dL/女性:11.5〜15.0g/dL多血症、脱水など貧血(鉄欠乏性・溶血性等)、出血など
赤血球数RBC男性:435〜555万/μL/女性:386〜492万/μL多血症、脱水など貧血など
ヘマトクリットHt/Hct男性:40〜52%/女性:34〜45%多血症、脱水など貧血など
平均赤血球容積MCV83〜101fL葉酸・ビタミンB12欠乏、アルコール多飲など鉄欠乏性貧血など
白血球数WBC3,300〜8,600/μL感染症、炎症、血液疾患など自己免疫疾患、薬剤性、ウイルス感染など
血小板数PLT15.8〜34.8万/μL本態性血小板増多症などITP、肝硬変、薬剤性など(※健診で測定されないことが多い重要項目)
ALT(GPT)ALT男性:10〜42U/L/女性:7〜23U/L肝炎、脂肪肝、アルコール性肝障害など低栄養など
AST(GOT)AST13〜30U/L肝障害、心筋梗塞、筋肉疾患など
γ-GTPγGTP男性:13〜64U/L/女性:9〜32U/Lアルコール性肝障害、胆道疾患など
総タンパクTP6.7〜8.3g/dL脱水、多発性骨髄腫など低栄養、肝疾患、腎疾患など
アルブミンAlb3.9〜5.1g/dL脱水など低栄養、肝硬変、ネフローゼ症候群など(※一般健診で測定されないことが多い重要項目)
総コレステロールTC142〜248mg/dL高脂血症、甲状腺機能低下など低栄養、甲状腺機能亢進症など
LDLコレステロールLDL-C65〜163mg/dL動脈硬化リスク上昇、高脂血症など低栄養など
HDLコレステロールHDL-C男性:40〜96mg/dL/女性:40〜103mg/dL動脈硬化リスク上昇、生活習慣病リスクなど
中性脂肪TG50〜149mg/dL高トリグリセリド血症、脂肪肝、膵炎リスクなど低栄養、甲状腺機能亢進症など
血糖値(空腹時)FPG70〜109mg/dL糖尿病・予備群、ストレス反応など低血糖など
クレアチニンCre男性:0.6〜1.1mg/dL/女性:0.4〜0.8mg/dL腎機能低下、筋肉量多いなど筋肉量低下、低栄養など
※基準値は日本赤十字社・日本臨床検査標準協議会(JCCLS)の参考値を参考に記載しています。検査機関によって基準値は異なります(出典:日本赤十字社「献血後の検査について」、JCCLS「共用基準範囲」)。

感染症検査についての補足

献血では上記17項目の血液検査に加え、輸血用血液製剤の安全性確保を目的とした感染症検査も実施されます。対象は梅毒・B型肝炎(HBV)・C型肝炎(HCV)・HIV・E型肝炎(HEV)・HTLV-1・ヒトパルボウイルスB19・細菌の8種類です(出典:日本赤十字社「感染症検査結果のお知らせの変更」)。

これらの検査結果は、血液検査17項目のように数値として通知されるものではなく、異常が検出された場合に限り日本赤十字社から個別(親展郵便・電話等)に通知されます。なお、2021年11月より、感染症本体がないと確認される「偽陽性」と判定された場合についても通知対象となっています。

特に注目したい項目:「健診ではわからない情報」

職場の定期健診や特定健診では測定されないことが多い項目でも、献血後の血液検査では結果が通知されます。以下の項目は、健診では見落とされがちな体の異変を早期に示すことがあるため、ぜひ確認しておきましょう。

注目項目一般健診での測定献血検査での意義
血小板数(PLT)多くの健診で含まれない骨髄機能・肝機能の異常を早期に示すことがある
アルブミン(Alb)特定健診では原則含まれない栄養状態・肝機能・腎機能の総合指標として有用
γ-GTP含まれる健診と含まれない健診があるアルコール・薬剤性肝障害の敏感なマーカー

献血の血液検査結果を健康管理に活用する方法

結果の確認方法

献血後の血液検査結果は、日本赤十字社の「ラブラッド(Love Blood)」会員サービスに登録することで、Web上で確認できます。採血後おおむね1〜2週間程度で結果が掲載されます(出典:日本赤十字社「ラブラッドについて」)。

献血検査と健康診断の補完関係

毎年1回の健康診断(特定健診)と、献血の血液検査を組み合わせることで、より多角的に自分の健康状態を把握できます。

確認できる情報特定健診(年1回)献血血液検査
肝機能(ALT・AST・γ-GTP)
血中脂質(LDL・HDL・TG)
血糖値○(空腹時以外の場合あり)
腎機能(クレアチニン)△(健診内容による)
貧血指標(Hb・MCV)
血小板数×
アルブミン×
感染症スクリーニング(梅毒・HBV・HCV・HIV・HEV等)×○(異常時のみ個別通知)

「要注意値」が出たときの次のステップ

献血後の検査結果に基準値外の数値が含まれていた場合、日本赤十字社から献血者本人へ通知が届く場合があります(重篤な場合は電話・手紙での通知あり)。そのような通知を受け取った際の対応目安は以下の通りです。

  1. 通知内容を確認する: どの項目が、どの程度基準を外れているかを確認する
  2. 過去の健診結果と照合する: 1回だけの異常値か、継続的な傾向かを確認する
  3. 医師に相談する: 2項目以上の要注意値、または同じ項目が複数回続く場合は医療機関への受診を検討する
  4. 放置しない: 「1回だけだから大丈夫」と放置するのではなく、気になった段階で医師に相談することが早期発見につながる

こんな方は血液検査の結果を医師に相談しませんか?(セルフチェック)

献血の結果通知を受け取った後、「数値が少し気になったけれどそのままにしている」という方は少なくありません。以下のチェックリストで、ご自身の状況を確認してみてください。

□ 献血後の通知で基準外の数値が出た
□ 健康診断でも同じ項目を指摘されたことがある
□ 最近疲れやすい・立ちくらみがある
□ 医療機関に行く時間がとれない
□ 「気になるけど忙しくて受診できていない」状態が続いている

2つ以上当てはまる方は、まず一度医師に相談することをお勧めします。症状がなくても、血液検査の数値変化は体のサインであることがあります。

※コレステロール・中性脂肪・血糖値が気になる方は、おうち病院 肥満症外来も選択肢の一つです。生活習慣病に関する保険診療に対応しています。

献血の血液検査結果は「医師が診断する際の参考情報」

献血後に得られる血液検査の数値は、あくまでも参考情報であり、確定診断や治療方針の決定は医師の診察を通じて行われます。「検査結果が1項目だけ少し高かった」「低値が出たが症状はない」といった場合でも、その数値を医師が問診・診察・追加検査と組み合わせて総合的に判断することで、はじめて意味を持ちます。

要注意値を受け取ったまま放置するのではなく、一度医師に相談することが大切です。とはいえ、「そのためだけに病院へ行くのは気が引ける」「忙しくて診察時間に間に合わない」という方も多いのではないでしょうか。

そのような場合、オンライン診療であれば自宅や職場から、スマートフォン一つで医師に相談することができます。

ぜひ初めてのオンライン診療は「おうち病院 」で。しっかり相談できます。

献血の結果について、オンラインで医師に相談できます

献血後に届く血液検査結果について、まず医師の意見を聞きたい方には、忙しくて通院が難しい場合でも、オンライン診療が選択肢になります。おうち病院では、自宅や職場にいながら医師の診察を受けることができます。

ぜひ初めてのオンライン診療は、「おうち病院 」をおすすめします。
高血圧・花粉症・風邪症状など、内科的な悩みから、多汗症・ヘルペス・ニキビ・アトピー等皮膚科的な悩み、月経困難症、PMS、更年期障害など、婦人科・産婦人科的な悩み—こうした相談について、おうち病院のオンライン診療でも受け付けています。

おうち病院の特徴

✅ 自宅から受診できる

診察室に行かずにスマートフォン・PCから問診・診察が完了します。「婦人科やメンタルクリニックなどの専門外来に行くのが恥ずかしい」「人目が気になる」という方でも、自宅のプライベートな空間から相談できます。

時間通りに診察が始まる

予約した時間に診察が開始するため、仕事の合間にも受診を計画的に組み込むことができます。
・平日・土日祝日も朝8時〜夜22時まで診察可能

✅ 女性医師が丁寧に診察

おうち病院では診察時間を15分確保しています。医師は事前に問診票を読み込んで診察に臨むため、「自分の生活習慣を考慮した処方薬の選択をしたい」といった具体的な悩みを落ち着いて相談できます。

受診場所と薬の受け取り場所を分けられる

受診はスマートフォン・PCから自宅や外出先で行い、処方薬は自分が指定した薬局で受け取れます。
・処方せんは全国8,200店舗の薬局から選択し自動送信され、受け取り可能
・自宅配送「おくすりおうち便」を利用すれば、薬局に行く手間なし

受診費用の目安(保険適用)

費用項目金額
診察料(保険適用・初診)1,000〜1,200円
システム利用手数料1,100円
合計目安約1,900〜2,400円
※自宅への配送をご希望の場合は追加900円にて「おくすりおうち便」をご利用いただけます。
※薬代は別途。薬局での自己負担額は薬剤・保険の種類により異なります。

受診の流れ(5ステップ)

STEP 1:おうち病院のページから診察を予約

おうち病院の公式サイトから、希望の診療科と日時を選んで予約します。初回は事前問診票への回答が必要です。

STEP 2:事前問診票に回答

症状の経緯・既往歴・服用中の薬・アレルギー歴などを回答します。医師は事前に問診票を読み込んで診察に臨みます。

STEP 3:ビデオ通話で医師と診察(15分)

医師がヒアリングした上で診断し、処方薬を提案します。薬の種類・用量・副作用についてもこの場でご確認いただけます。

STEP 4:処方薬を受け取る

薬局での受け取りか、自宅配送(おくすりおうち便・追加900円)かをお選びいただけます。処方せんは診察後に指定薬局へ自動送信されます。

STEP 5:翌月以降も継続フォロー

症状の変化・薬の効き具合を医師が確認しながら継続的にサポートします。慢性疾患の定期処方にも対応しています。

よくある質問(FAQ)

Q. 献血の当日、食事は食べていいですか?

A.食事はとることをお勧めします。空腹のまま献血を行うと、血糖値の低下や血圧変動により気分不良が起きやすくなります。ただし、脂肪分の多い食事(揚げ物・ラーメン等)は採血した血液の外観に影響することがあるため避けてください。献血の2時間前には食事を終えておくのが目安とされています(出典:日本赤十字社「献血前の注意事項」)。当日朝は軽食と十分な水分補給を心がけてください。

Q. 初めての献血で持っていくものは何ですか?

A.初めての献血には、本人確認ができる公的身分証明書が必要です。運転免許証・マイナンバーカード・健康保険証・パスポート等が使用できます(受付で確認できる書類を1点持参してください)。献血カードは初回献血後に発行されるため、2回目以降の来館時に使用します。また、肘の内側を出しやすい服装で来館すると採血がスムーズです。手荷物はロッカーに預けられる献血センターも多いため、通常の外出程度の持ち物で問題ありません。

Q. 献血後に気分が悪くなったらどうすればいいですか?

A.献血後に立ちくらみ・気分不良・吐き気などの症状が出た場合は、すぐにその場に座るか横になり、献血センターのスタッフに声をかけてください。無理に立ち上がらず、症状が治まるまでその場で安静にすることが重要です。献血センターには看護師が常駐しており、体調不良への対応ができる環境が整っています。帰宅後に症状が出た場合は、安静にして水分を補給してください。症状が続く・悪化する場合は医療機関を受診してください。

Q. 献血の血液検査結果はいつ、どうやって確認できますか?

A.献血後の血液検査結果は、日本赤十字社の会員サービス「ラブラッド(Love Blood)」に登録することでWeb上(スマートフォン・PC)から確認できます。結果の掲載時期は献血後おおむね1〜2週間程度が目安です。ラブラッドへの登録は献血センターの受付または公式Webサイトから行えます。なお、重大な異常値が検出された場合は、日本赤十字社から電話・文書等による個別連絡が行われる場合があります(出典:日本赤十字社「検査結果のお知らせ」)。

Q. 献血後の血液検査で異常値が出たら受診が必要ですか?

A.すべての要注意値が即受診を要するわけではありませんが、複数の項目で基準値を外れている場合や、過去の健康診断でも同様の指摘を受けている場合は、医師への相談を検討することをお勧めします。「症状がないから大丈夫」と判断するのではなく、数値の変化をきっかけに一度医師に確認しておくことで、早期発見・早期対応につながることがあります。受診の際は、献血後の検査結果の画面または印刷物を持参するとスムーズに相談できます。

Q. 薬を飲んでいる場合、献血できますか?

A.服用中の薬の種類によって異なります。一般的な市販の風邪薬・胃腸薬などは献血が可能な場合もありますが、医師から処方された薬(降圧薬・抗凝固薬・抗生物質・精神科系薬等)を服用中の場合は、献血を断られるケースがあります。問診の際に服用中の薬を必ず申告してください。申告しなかった場合、提供された血液が使用できなくなる可能性があり、受血者の安全に影響することがあります。詳細は献血センターの医療スタッフにご相談ください(出典:日本赤十字社「薬を飲んでいる場合の献血について」)。

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診療科目

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