健康診断書の読み方 完全ガイド|全検査項目の基準値・判定区分・次にとるべき行動を解説

毎年受け取る健康診断書を前に、「この数値は一体どういう意味なんだろう?」「要観察って放置して大丈夫なの?」と感じている方は少なくありません。このページでは、健診書の各項目を手元に置いたまま、基準値・判定の意味・次にとるべき行動を1ページで確認できるよう、まとめて解説します。

この記事でわかること

  • 「異常なし」「要経過観察」「要精密検査」「要治療」の4区分の意味と具体的な対処
  • 血圧・血糖・コレステロール・肝機能など20項目以上の基準値一覧(表形式)
  • 健康診断書の発行場所・費用・タイミング
  • 複数の項目に異常があるとき(メタボリックシンドローム)の考え方
  • 「再検査が必要か迷う」ときの判断ガイド

健康診断書とは何か(種類・法的根拠)

「健康診断書」という名称は実際にはいくつかの異なる書類を指すことがあり、目的や提出先によって求められる書類の種類も変わります。以下の表で3種類の違いを整理します。

書類の種類主な目的主な発行者
健康診断書(一般)就職・転職・入学・保険加入など、外部提出用の証明として使用病院・クリニック・健診センター
健康診断証明書特定の機関・法人に「健康状態を証明」するための書類医療機関(医師が署名)
健康診断報告書事業者が結果を労働基準監督署に報告するための書類(50名以上の事業者)事業者が作成・提出

健康診断の実施については、労働安全衛生法第66条に「事業者は、労働者に対し、厚生労働省令で定めるところにより、医師による健康診断を行わなければならない」と定められており、一般定期健診(一般健康診断)・特定業務従事者健診・海外派遣労働者健診などの区分があります。

健康診断書を取得できる場所はいくつかあります。以下の表を参考に、状況に合った窓口を選んでください。

発行場所費用目安特徴
かかりつけ病院・内科クリニック5,000〜15,000円程度 既往歴を把握している医師に依頼できる
健診センター6,000〜20,000円程度 専門スタッフによる効率的な検査が可能
市区町村保健センター無料〜数百円程度(特定健診等の場合)国保加入者・40〜74歳が対象の特定健診を実施
産業医・職場健診事業者負担(無料)定期健診として毎年実施

健康診断書の判定区分の意味と対処(4段階)

健診書に記載されている判定区分は、医療機関や健診機関によって表現が多少異なりますが、おおむね以下の4段階で構成されています。各区分の意味と、次にとるべき行動を確認してみてください。

判定区分意味緊急度具体的な行動
異常なし(A)現時点の検査結果では基準範囲内であることを示す次回の定期健診まで生活習慣を維持する
要経過観察(要観察・C)基準値をわずかに外れているが、すぐに治療が必要な状態ではないやや低生活習慣の見直しを行い、次回の健診で再確認する。指定期間(3〜6か月後など)に再検査を受ける
要精密検査(D)異常が疑われるため、より詳細な検査で原因を特定する必要がある中〜高できるだけ早めに医療機関を受診し、精密検査を受ける(目安:1〜2か月以内)
要治療(E)すでに疾患が確認されているか、治療開始が必要な状態速やかに医療機関を受診する。既に治療中の方は主治医に結果を報告する

「要精密検査」と「要治療」の違いについて

「要精密検査」は「異常の可能性があるので、もっと詳しく調べる必要がある」という段階です。精密検査の結果、問題がないと判明することもあります。一方、「要治療」は「すでに疾患または治療が必要な状態にあると判断された」段階であり、より早い受診が求められます。

再検査を放置するとどうなるか

「要精密検査」「要治療」の判定を受けながら受診しないでいると、疾患の発見・治療が遅れるリスクがあります。厚生労働省の調査(令和4年度)によると、職場の定期健診で「要精密検査・要治療」と判定された労働者のうち、実際に医療機関を受診したのは全体の約30~60%にとどまるとされており、未受診のまま放置されるケースが少なくありません 。糖尿病・高血圧・脂質異常症などは自覚症状が乏しいまま進行することが多いため、放置期間が長くなるほど合併症のリスクが高まります。

健康診断書 全項目の基準値と読み方

健診書に記載されている各項目の基準値と、値が外れた場合に考えられる疾患を以下にまとめます。本ページの基準値は、主に日本人間ドック学会の基準範囲(2022年版)および関連学会ガイドラインに基づいています。ただし、基準値は検査機関・使用試薬・測定方法によって若干異なる場合があります。

身体計測・バイタル系

体重・BMI・血圧・腹囲は、生活習慣病リスクを把握するうえで最も基本的な指標です。毎年の変化を記録しておくことで、数値の「傾向」を把握しやすくなります。

項目基準値(正常)要注意の目安異常(要精密検査以上の目安)関連する主な疾患
BMI18.5〜24.925.0〜29.9(肥満1度)30.0以上(肥満2度以上)/ 18.5未満(低体重)肥満症・メタボリックシンドローム・低栄養
血圧(収縮期)100〜129 mmHg130〜139 mmHg140 mmHg以上高血圧・動脈硬化・脳卒中・心筋梗塞
血圧(拡張期)60〜84 mmHg85〜89 mmHg90 mmHg以上高血圧・腎臓病
腹囲(男性)85 cm未満85〜89 cm90 cm以上メタボリックシンドローム・内臓脂肪蓄積
腹囲(女性)90 cm未満90〜94 cm95 cm以上メタボリックシンドローム・内臓脂肪蓄積

参考:日本高血圧学会「高血圧治療ガイドライン2019(JSH2019)」
参考:日本肥満学会「肥満症診療ガイドライン2022」
参考:厚生労働省 健康日本21アクション支援システム「メタボリックシンドロームの診断基準」

血糖・糖代謝系

血糖値・HbA1cは、糖尿病・境界型糖尿病のスクリーニングに用いられます。HbA1cは過去1〜2か月の血糖コントロール状態を反映するため、1回の空腹時血糖だけでなくHbA1cと合わせて評価することが重要です。

項目基準値(正常)要注意(境界域)異常(精密検査以上の目安)関連する主な疾患
空腹時血糖70〜99 mg/dL100〜109 mg/dL110 mg/dL以上(糖尿病型:126以上)糖尿病・境界型糖尿病・低血糖症
HbA1c(NGSP値)5.5%以下5.6〜5.9%6.0〜6.4%(要注意)/ 6.5%以上(糖尿病型)糖尿病・糖尿病性腎症・動脈硬化
尿糖陰性(−)陰性〜弱陽性(±)陽性(+)以上糖尿病・腎性糖尿

参考:日本糖尿病学会「糖尿病診療ガイドライン2024」
参考:日本人間ドック・予防治療学会「基準範囲2026年版」

脂質系

LDLコレステロール(いわゆる「悪玉」)・HDLコレステロール(「善玉」)・中性脂肪(トリグリセライド)は、動脈硬化・心疾患リスクに直結する重要指標です。食事・飲酒・運動の影響を受けやすいため、前日の食事内容なども確認しながら読みましょう。

項目基準値(正常)要注意異常(精密検査以上の目安)関連する主な疾患
LDLコレステロール60〜119 mg/dL120〜139 mg/dL140 mg/dL以上脂質異常症・動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞
HDLコレステロール40 mg/dL以上(男女共通)40〜49 mg/dL(低め)40 mg/dL未満動脈硬化リスク上昇・脂質異常症
中性脂肪(TG)30〜149 mg/dL150〜299 mg/dL300 mg/dL以上脂質異常症・膵炎・メタボリックシンドローム

参考:日本動脈硬化学会「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版」
参考:日本人間ドック・予防治療学会「基準範囲2026年版」

肝機能系

AST・ALT・γ-GTPは、肝細胞のダメージや胆道系の異常を反映する酵素です。飲酒習慣・脂肪肝・ウイルス性肝炎のスクリーニングとして重要で、3項目を組み合わせて評価します。

項目基準値(正常)要注意異常(精密検査以上の目安)関連する主な疾患
AST(GOT)10〜30 U/L31〜50 U/L51 U/L以上脂肪肝・ウイルス性肝炎・アルコール性肝障害・心筋梗塞
ALT(GPT)5〜30 U/L31〜50 U/L51 U/L以上非アルコール性脂肪肝(NAFLD)・ウイルス性肝炎
γ-GTP13 U/L以下(男性:79以下)51〜100 U/L101 U/L以上アルコール性肝障害・胆道疾患・脂肪肝
アルブミン4.1〜5.1 g/dL3.8〜4.0 g/dL3.7 g/dL以下肝硬変・低栄養・ネフローゼ症候群
総ビリルビン0.4〜1.5 mg/dL1.6〜2.0 mg/dL2.1 mg/dL以上黄疸・胆道疾患・溶血性貧血・ジルベール症候群

参考:日本人間ドック・予防治療学会「基準範囲2026年版」
参考:日本肝臓学会ガイドライン

腎機能・尿系

クレアチニン・eGFR・尿酸・尿タンパクは、腎臓の機能やダメージを反映します。特にeGFR(推算糸球体濾過量)は腎機能の大まかな目安として広く用いられており、60未満が3か月以上続く場合は慢性腎臓病(CKD)の疑いとなります。

項目基準値(正常)要注意異常(精密検査以上の目安)関連する主な疾患
クレアチニン(男性)0.65〜1.07 mg/dL1.08〜1.30 mg/dL1.31 mg/dL以上慢性腎臓病・急性腎不全・脱水
クレアチニン(女性)0.46〜0.79 mg/dL0.80〜1.00 mg/dL1.01 mg/dL以上慢性腎臓病・急性腎不全
eGFR60 mL/min/1.73㎡以上45〜59(G3a)44以下(G3b〜G5)慢性腎臓病(CKD)・透析リスク上昇
尿酸(男性)3.7〜7.0 mg/dL7.1〜8.9 mg/dL9.0 mg/dL以上高尿酸血症・痛風・尿路結石
尿酸(女性)2.5〜7.0 mg/dL7.1 mg/dL以上高尿酸血症・閉経後に上昇しやすい
尿タンパク陰性(−)弱陽性(±)陽性(+)以上慢性腎臓病・糖尿病性腎症・ネフローゼ症候群

参考:日本腎臓学会「CKD診療ガイド2023」
参考:日本痛風・核酸代謝学会「高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン第3版」

血球・貧血系

血液中の赤血球・白血球・血小板の数や、ヘモグロビン・ヘマトクリット値は、貧血・感染症・血液疾患のスクリーニングに使われます。特にヘモグロビンは男女で基準値が大きく異なるため、性別に合わせて確認しましょう。

項目基準値(男性)基準値(女性)異常の目安関連する主な疾患
赤血球数(RBC)435〜555万/μL386〜492万/μL男性380万以下・女性350万以下鉄欠乏性貧血・再生不良性貧血・多血症
ヘモグロビン(Hb)13.7〜16.8 g/dL11.6〜14.8 g/dL男性13.0以下・女性11.0以下鉄欠乏性貧血・慢性疾患性貧血
ヘマトクリット(Ht)40.7〜50.1%35.1〜44.4%男性35%以下・女性30%以下貧血全般・脱水(高値)
白血球数(WBC)3,300〜8,600/μL(男女共通)同左10,000以上または3,000未満感染症・白血病・免疫抑制状態
血小板数(PLT)158〜348万/μL(男女共通)同左10万以下または60万以上特発性血小板減少性紫斑病・血液疾患

参考:日本人間ドック・予防治療学会「基準範囲2026年版」
参考:日本血液学会ガイドライン 2024年版

その他(心電図・胸部X線・視力・聴力)

心電図(12誘導) 安静時心電図では、不整脈・ST変化・QT延長・心肥大などが確認されます。「洞性不整脈」は多くの場合正常バリアントですが、「心房細動」「脚ブロック」「ST低下」などは精密検査の対象となります。異常が指摘された場合は循環器内科への受診が推奨されます。

胸部X線(胸部レントゲン) 肺の陰影・心陰影の拡大・肋骨の異常などが評価されます。「肺野に異常陰影あり」と記載された場合は、CT検査などの精密検査が必要です。喫煙歴のある方や、毎年所見が変化している方は特に注意が必要です。

視力・聴力 視力は裸眼と矯正の両方で検査されます。矯正視力0.7未満は「異常あり」の目安です。聴力は通常1,000Hz(低音域)と4,000Hz(高音域)の2周波数で検査され、高音域の低下は老人性難聴の早期サインとなることがあります。

複数の項目に異常があるとき——メタボリックシンドロームとは

健診書で複数の項目に「要観察」や「異常」の指摘が入っていた場合、それぞれを独立した問題として見るだけでなく、「メタボリックシンドローム(代謝症候群)」という観点から総合的に評価することが重要です。

メタボリックシンドロームの診断基準は、日本内科学会ほか8学会が合同で策定した基準が広く用いられています。

必須項目基準
腹囲(内臓脂肪型肥満)男性:85 cm以上、女性:90 cm以上

腹囲が上記基準を満たした上で、以下の3項目のうち2項目以上に該当する場合、メタボリックシンドロームと診断されます。

追加判定項目基準
血清トリグリセリド(中性脂肪)150 mg/dL以上、または HDLコレステロール 40 mg/dL未満
収縮期(最大)血圧130 mmHg以上、または 拡張期(最小)血圧 85 mmHg以上
空腹時血糖110 mg/dL以上

参考:厚生労働省 健康日本21アクション支援システム「メタボリックシンドロームの診断基準」

なぜメタボリックシンドロームが危険なのか

内臓脂肪の過剰蓄積は、インスリン抵抗性・血圧上昇・脂質異常・血糖上昇を同時に引き起こすと考えられています。日本人間ドック学会の報告によると、メタボリックシンドロームに該当する方の心筋梗塞・脳卒中リスクは、該当しない方と比較して約2〜3倍高くなるとされています。

また、メタボリックシンドロームの怖いところは、各項目が単独では「要観察」レベルの軽微な異常にとどまっていても、複合することでリスクが相乗的に高まる点です。「1項目だけ異常なら大丈夫」という判断は、複数項目を見たうえで行うことが大切です。

健康診断書の結果別・次にとるべき行動

判定区分ごとに、おおよその目安となる行動フローを整理しました。実際の対応方針は健診機関・医療機関の指示に従ってください。

判定目安となる行動受診先の目安
異常なし(A)現在の生活習慣を継続し、翌年の定期健診を受ける受診不要(かかりつけ医への定期相談は任意)
要経過観察(C)食事・運動・飲酒量など生活習慣を見直し、指定期間内に再検査を受けるかかりつけ内科・健診センター
要精密検査(D)できるだけ早めに医療機関を受診し、追加検査を受ける(目安:1〜2か月以内)対象項目に応じた専門科(内科・循環器科・消化器科等)
要治療(E)速やかに医療機関を受診する(または既往の主治医に報告する)対象疾患の担当科(内科・循環器科等)

こんな方は医師への相談を検討してください(セルフチェック)

以下の項目に当てはまる方は、健診結果について医師に意見を聞くことを検討してみてください。

□ 健診書を受け取ったが、どの項目が問題なのか分からない
□ 「要精密検査」と書かれているが、忙しくて受診できていない
□ 毎年同じ項目で指摘されているが、放置してしまっている
□ 数値は基準内だが、昨年から悪化傾向にある
□ 医療機関に行く時間がなく、健診結果をそのままにしている

2つ以上当てはまる方は、まずオンラインで医師に相談することも選択肢の一つです。

※特に血糖・血圧・コレステロール・中性脂肪が気になる方は、おうち病院 肥満症外来も選択肢の一つとしてご確認ください。

ぜひ初めてのオンライン診療は「おうち病院 」で。しっかり相談できます。

健康診断書の結果について、オンラインで医師に相談できます

「要観察」「要精密検査」の項目について、まず医師の意見を聞きたい方には、忙しくて通院が難しい場合でも、オンライン診療が選択肢になります。おうち病院では、自宅や職場にいながら医師の診察を受けることができます。

ぜひ初めてのオンライン診療は、「おうち病院 」をおすすめします。
高血圧・花粉症・風邪症状など、内科的な悩みから、多汗症・ヘルペス・ニキビ・アトピー等皮膚科的な悩み、月経困難症、PMS、更年期障害など、婦人科・産婦人科的な悩み—こうした相談について、おうち病院のオンライン診療でも受け付けています。

おうち病院の特徴

✅ 自宅から受診できる

診察室に行かずにスマートフォン・PCから問診・診察が完了します。「婦人科やメンタルクリニックなどの専門外来に行くのが恥ずかしい」「人目が気になる」という方でも、自宅のプライベートな空間から相談できます。

時間通りに診察が始まる

予約した時間に診察が開始するため、仕事の合間にも受診を計画的に組み込むことができます。
・平日・土日祝日も朝8時〜夜22時まで診察可能

✅ 女性医師が丁寧に診察

おうち病院では診察時間を15分確保しています。医師は事前に問診票を読み込んで診察に臨むため、「自分の生活習慣を考慮した処方薬の選択をしたい」といった具体的な悩みを落ち着いて相談できます。

受診場所と薬の受け取り場所を分けられる

受診はスマートフォン・PCから自宅や外出先で行い、処方薬は自分が指定した薬局で受け取れます。
・処方せんは全国8,200店舗の薬局から選択し自動送信され、受け取り可能
・自宅配送「おくすりおうち便」を利用すれば、薬局に行く手間なし

受診費用の目安(保険適用)

費用項目金額
診察料(保険適用・初診)1,000〜1,200円
システム利用手数料1,100円
合計目安約1,900〜2,400円
※自宅への配送をご希望の場合は追加900円にて「おくすりおうち便」をご利用いただけます。
※薬代は別途。薬局での自己負担額は薬剤・保険の種類により異なります。

受診の流れ(5ステップ)

STEP 1:おうち病院のページから診察を予約

おうち病院の公式サイトから、希望の診療科と日時を選んで予約します。初回は事前問診票への回答が必要です。

STEP 2:事前問診票に回答

症状の経緯・既往歴・服用中の薬・アレルギー歴などを回答します。医師は事前に問診票を読み込んで診察に臨みます。

STEP 3:ビデオ通話で医師と診察(15分)

医師がヒアリングした上で診断し、処方薬を提案します。薬の種類・用量・副作用についてもこの場でご確認いただけます。

STEP 4:処方薬を受け取る

薬局での受け取りか、自宅配送(おくすりおうち便・追加900円)かをお選びいただけます。処方せんは診察後に指定薬局へ自動送信されます。

STEP 5:翌月以降も継続フォロー

症状の変化・薬の効き具合を医師が確認しながら継続的にサポートします。慢性疾患の定期処方にも対応しています。

よくある質問(FAQ)

Q. 「要精密検査」はすぐに受診しないといけませんか?

A.「要精密検査」は、より詳細な検査が必要と判断された状態ですが、多くの場合は数週間〜1〜2か月以内の受診が目安となります。ただし、胸痛・息切れ・強い頭痛など自覚症状がある場合や、心電図・心臓に関連する所見がある場合は、早めに医療機関を受診することが望ましいです。健診書に「至急」「緊急」の記載がある場合は、すぐに受診してください。

Q. 健康診断書の発行にかかる費用はどれくらいですか?

A.健康診断の種類・実施機関・検査項目によって大きく異なります。職場の定期健診は原則として事業者負担のため自己負担なしのケースが多く、国保加入の40〜74歳が対象の特定健診(メタボ健診)は無料または少額の自己負担が一般的です。病院やクリニックで任意の健診書(就職・保険加入用)を作成する場合は、5,000〜20,000円程度が目安ですが、施設・コースにより幅があります。

Q. 健康診断書を紛失した場合、再発行できますか?

A.基本的には、健診を実施した医療機関・健診センターに問い合わせることで再発行に対応してもらえることがあります。ただし、発行から時間が経過している場合やデータの保管期間が過ぎている場合は、再発行が難しいこともあります。職場の健診の場合は、まず産業医や人事担当者に確認することをおすすめします。

Q. 健診書の数値が昨年より悪くなっていたらどうすればいいですか?

A.1年間の変化(トレンド)を把握することは非常に重要です。数値が基準範囲内であっても、毎年悪化傾向が続いている場合は、生活習慣の見直しや医師への相談を検討する目安になります。特にLDLコレステロール・血糖値・血圧が複数年にわたって上昇傾向にある場合は、「要観察」判定であっても早めに医師に相談することが選択肢となります。

Q. オンライン診療で健康診断書の結果を相談できますか?

A.はい、おうち病院のオンライン診療では、健康診断の結果についての相談も可能です。受診前の事前問診票に検査値を記入しておくと、医師がより的確にアドバイスを行いやすくなります。ただし、要精密検査の場合は血液検査・画像検査など追加の検査が必要となることもあり、その場合は対面の医療機関での受診をご案内することがあります。

Q. 血液検査の基準値は病院によって違いますか?

A.はい、検査機関や使用する試薬・測定機器によって基準値(参考基準範囲)が多少異なることがあります。同じ検査でも、ある病院では「正常」、別の病院では「要注意」と判定されるケースもあります。本ページの数値は日本人間ドック学会が公表した基準範囲を基本としていますが、健診書に記載されている各施設の基準値と照らし合わせて確認することを推奨します。

おうち病院の特化型外来

診療科目

その他一般科として、内科、小児科、皮膚科、循環器内科を受診いただくことが可能です。

診療科目(自費)