ヘルペスケアにおすすめのサプリとは?ヘルペストラブルからの解放術

ヘルペスになると、水ぶくれが痛いし、見た目も気になりますよね。薬だけではなくサプリによる栄養摂取も併せて考えている方は、どのようなサプリが良いのか気になりませんでしょうか。

本記事では、ヘルペスケアにおすすめのサプリメントの選び方や、症状を和らげ再発を防ぐために日常生活に取り入れたいことを解説します。

ヘルペスとは? 

ヘルペスとは、ヘルペスウイルスに感染して、唇や口の中、目の角膜、性器、でん部などの皮膚や粘膜に小さな水ぶくれ(水泡)ができる病気です。水ぶくれは、患部が赤くなり痛みを伴います。

一度感染すると、完治はせず体の中にウイルスが残ります。普段健康な時には特に問題ありませんが、体力や免疫⼒が落ちるとウイルスが増殖し、水ぶくれや痛みの症状がでます。

しっかりと知識をいれて再発の予防をしていくことが大切です。

ヘルペスには、いくつか種類があります。

単純ヘルペスウイルス1型

大人の約半数(30歳で約50%)もの人が感染するとも言われる、ごくありふれたウイルスです。再発頻度は年に2回程度です。

単純ヘルペスウイルス2型

1型よりも一般的ではありません。2~10%程度の人が感染すると言われています。

口唇や口回りよりも性器や臀部等の下半身で発症しやすく、「性器ヘルペス」「陰部ヘルペス」と呼ばれています。

再発頻度が非常に高く、女性は2ヶ月に1回くらいの頻度で、男性は1ヶ月に1回と頻繁に再発するのが特徴です。

帯状疱疹

ヘルペスウイルスに分類されるもう一つのものとして、水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)があります。

子どもの頃に初めて感染すると水ぼうそうとして発症します。この時潜伏したウイルスが大人になって再発すると、帯状疱疹の症状が現れます。帯状疱疹は痛みを伴います。

水ぼうそうになったことのない人は、帯状疱疹になることはありません。

単純ヘルペスウイルスと水痘・帯状疱疹ウイルスの治療法は同じ

単純ヘルペスウイルスと水痘・帯状疱疹ウイルスは別のウイルスですが、治療の際は同じ薬剤で投与量が異なります。

抗ヘルペス薬(アシクロビル、ビダラビン)が主に利用されます。できるだけ早く服用し、ウイルスの増殖を抑制、症状の悪化を防ぎます。

ヘルペスがもたらす肌と生活への影響

ヘルペスの症状が現れるといくつかの弊害をもたらすのが悩みの種でしょう。具体的にどのように日常生活に支障をきたすかまとめました。

日常生活への影響

人によって症状は様々ですが、発疹に痛みやかゆみを感じ、重い症状だと非常につらいです。眠れない、口唇や口の中であれば食べる時つらいなど、日常生活に支障をきたすほどの不快症状が現れ、仕事への集中力もそがれるでしょう。

見た目にコンプレックスを持ってしまう

ヘルペスが出来ると赤茶色の水ぶくれができるため、目立ってしまい「恥ずかしい」「こんな肌、人に見せたくない」といった状況になることがあります。

また、症状を知られるのが恥ずかしくて外出もままならなくなる場合もあります。

パートナーに感染するの?

ヘルペスは感染します。そのため、スキンシップを控えなければいけません。「感染させたらどうしよう」「パートナーにどう思われるだろう」などと不安で悩んでしまうでしょう。

家族間でも、共通で使用している物を分けるなど気を使わなければなりません。

一度治ってもまたなるかも……

ヘルペスは、症状がおさまっても、完治する事はありません。体内でウイルスが潜み続け、健康な時は静かに眠っています。

疲労がたまっている時や栄養が偏っている時は、また目覚めて症状が再発します。再発への不安は常につきまといます。

ヘルペスになったら注意すること

ヘルペスになったら、どのように過ごせばよいのでしょうか?症状を和らげ、周囲への感染に気をつけながら過ごすポイントを解説します。

生活リズムを整える

症状の緩和のためには自然治癒力をあげます。そのためには、生活リズムを整えなるべくしっかりと睡眠時間をとりましょう。

再発を防ぐためにも、生活リズムはぜひ整えたいところ。

ストレスを極力減らす

ストレスの原因はなるべくとりのぞきましょう。上手に息抜きしてリラックスできる時間を作ります。自分が好きなこと、リフレッシュできることを見つけてぜひ取り入れましょう。

栄養バランスのとれた食生活

栄養バランスのとれた食生活は、免疫機能を調整し、自然治癒力を引き出してくれます。

ストレスや疲労回復にも役立ちます。

家族内やパートナーへ感染を広げない

家族やパートナーへ感染を広げないよう注意する事は欠かせません。

口唇ヘルペスの症状が出ている時は、キスやほおずりなどで感染する危険があります。性器ヘルペスでは、性行為で感染する恐れがあります。

そのため、パートナーへうつさないためにスキンシップは控えなければなりません。

家族間でのタオルや食器の共有、食事・飲み物のシェア等でも感染する恐れがあります。

ヘルペスケアにおすすめのサプリメントは? 

ヘルペスに良いとされるおすすめの栄養素を食品と合わせてご紹介します。サプリメントを選ぶ時、配合されている成分を考慮する上でも参考にしてください。

リジン

リジンは私たちの体に欠かせない「必須アミノ酸」の一種です。体の組織を修復する作用があり、皮膚の修復・再生をサポートしてくれます。

ヘルペスウイルスを増やす「アルギニン」をおさえる働きがあり、再発防止を手助けしてくれます。

リジンが多く含まれる食品

サバ、かつお、まぐろ、ヨーグルト、牛肉、大豆製品、鶏むね肉

亜鉛

亜鉛は、体内で生成することができない「必須微量ミネラル」のひとつです。

皮膚や内臓・爪・髪など体の成長と維持に欠かせない、生きていくための栄養素です。免疫機能の調整や抗酸化作用もサポートしてくれ、生殖機能にも役立ちます。

亜鉛が多く含まれる食品

牡蠣・チーズ・しらす干し・ほたて・かつお節・牛赤身肉・レバー・卵

ビタミン

ビタミンは肌の再生をサポートしてくれます。炎症をおさえ本来の美肌へと自らの細胞が活発に動くために大切な栄養素です。

・ビタミンA

抗酸化作用があり、皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあります。免疫機能を整える働きもあります。ヘルペスの活動をおさえ、皮膚の再生をサポートしてくれます。

ビタミンAが多く含まれる食品

レバー・うなぎ・たら・にんじん・モロヘイヤ・かぼちゃ・卵・バター

・ビタミンB群

皮膚の成長を促す、皮膚の健康を保つ、といった働きが期待できます。

ビタミンB群が多く含まれる食品

豚赤身肉・レバー・干しシイタケ・バナナ・さつまいも

・ビタミンC

皮膚などを生成するのに必要なコラーゲンの生産をサポートし健康な肌を保つ働きがあります。そのため肌の再生に役立ちます。

ビタミンAと同じくヘルペスケアに大変重要な役割を持っています。

ビタミンCが多く含まれる食品

赤ピーマン・黄色ピーマン・柑橘類・ブロッコリー・キウイ・いちご

・ビタミンE

強い抗酸化作用があります。活性酸素をおさえて細胞の老化を防ぐ働きが、ウイルスなど体に悪い影響を与える物質から皮膚や粘膜を守ってくれます。

ビタミンEが多く含まれる食品

たまご・オリーブオイル・アボカド・全粒穀物・うなぎ・かぼちゃ・大豆製品

注意:アルギニンはヘルペスウイルスを増殖させてしまうので控えましょう。

アルギニンが豊富な食品は、チョコレート・ナッツ類・えび・にんにくなどです。

ヘルペスケアにサプリメントを選ぶ時の注意点

ヘルペスケアにサプリメントを選ぶ時には注意するべきポイントがあります。

必要な栄養素の配合量は充分か

市販の一般的なサプリメントは、余分な成分も入っており必要な成分が充分でないものも存在します。

例えば、リジンの理想的な1日の摂取量の目安は、体重1kgあたり、およそ30mg、体重50kgだと仮定して1500mgが推奨されています。

必要な摂取量に充分足りてない含有量では効果が薄い場合があります。

不足していても、過剰摂取でも健康被害は予想されるので、適量を専門家にアドバイスしてもらうのが理想です。

自分に合わない成分は入っていないか

食物アレルギーなどをお持ちの場合、成分表示や製品説明から、成分の由来を知る必要があります。植物にもアレルギーがあるため、詳細がわかるとより良いです。

また、成分によっては体質に合わずに効果がないばかりか健康被害を引き起こす可能性もあります。

添加物は極力少なめか

サプリメントの製造に添加物は必要不可欠です。

例えば、粉を固めてタブレットにするためや、液状のものを閉じ込めるカプセルなどがあります。

しかし、増量剤、着色料、甘味料、香料、保存料などは、必須の材料ではありません。このような添加物は、体に悪影響を及ぼす可能性があります。

原材料の確認をして、なるべく添加物の少ないサプリメントを選びましょう。

ヘルペスケアには医療用サプリメントがおすすめ

ヘルペスケアにサプリメントを取り入れるなら、専門家のアドバイスがもらえる医療用サプリメントがおすすめです。

医療用サプリメントとは

医療用サプリメントとは、医療機関で医師の診断のもと処方される、医療専用のサプリメントのことです。

患者さんの病気治療等、医療現場で活用されることが多いため、原材料へのこだわりや配合量等、厳しい品質管理のもと製造されています。

通常のサプリと医療用サプリメントの違い

医療用サプリメントは、通常のサプリメントと比較して、「製造時の安全基準」「原材料(成分・添加物)のこだわり」に明確な違いがあります。

<製造時の安全基準>

医薬品は、GMP認定工場(※)で厳しい品質管理のもと、製造することが義務付けられています。

しかしサプリメントは「栄養機能食品」のためこの法律に該当せず、義務付けられていません。そのため、一般的に売られている通常のサプリメントにはGMP認定工場で製造されたものは多くありません。

いっぽう、医療用サプリメントは、医薬品と同じ高い基準をクリアしたGMP認定工場で製造されています。

※GMP認定工場とは
GMPは(Good Manufacturing Practice)の略で、日本語で「適正製造規範」と訳されます。原料の入庫から製造、出荷にいたるすべての過程において製品が「安全」に作られ、「一定の品質」が保たれるよう定められた国の基準です。

<原材料のこだわり>

医療用サプリメントは、治療をサポートするものとして使用される場合が多いため、原材料は患者の身体への影響を考えて選び抜いています。栄養素の配合量は、厚生労働省が定める摂取基準を満たしています。

また、サプリメントの製造過程で添加物は必要不可欠ですが、患者の健康を考え極力人体に無害で安全な添加物が選ばれています。

一般的なサプリメントによるトラブルに合わないためにも医療用サプリメントがおすすめです。

ヘルペスケアに医療用サプリメントを取り入れるなら、おうち病院『オンラインサプリ相談』

ヘルペスケアの医療用サプリメント処方なら、おうち病院『オンラインサプリ相談』がおすすめです。

近くに皮膚科の病院や、医療用サプリメントを取り扱う病院がない、あっても遠くて大変、時間がかかる、症状が重くて病院に行く気力もない、仕事や家事・育児で忙しいなどの事情で病院への通院が難しい方に喜ばれております。

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おうち病院『オンラインサプリ相談』では、オンラインでドクターが問診・カウンセリングを行います。ヘルペス症状の緩和と再発防止に役立つあなたに最適な医療用サプリメントを処方します。

まとめ

ヘルペスにお悩みなら、症状の緩和と再発防止を目指す、おうち病院『オンラインサプリ相談』を試してはいかがでしょうか。

体質や症状によっても、人それぞれ向いているサプリメントは違います。自己判断はせずに医師の診断のもと適切なサポートを受けましょう。

おうち病院『オンラインサプリ相談』を、お気軽にご利用下さい。