不眠症に悩んでる方の中にとって、睡眠薬は眠れないあなたの治療を助けてくれる頼もしい存在でもありますが、「睡眠薬は危険もあるのでは?」と不安の方も多いかと思います。
しかし、適切な治療管理のもと、正しく使用すればリスクは低減できます。
そこで、本記事では、睡眠薬危険度をランキング形式でお伝えします。また、押さえておきたい睡眠薬の危険リスクと安全な選択についても合わせて解説していきます。
目次
睡眠薬は「危険」なのか?
睡眠薬は、正しく使用すれば、不眠症治療に効果的で、リスクを最小限に抑えることができる薬です。
ただし、絶対安全ということではありませんので、リスクを理解しておきましょう。
睡眠薬の危険性|依存性
睡眠薬の中には、依存性が懸念される薬も存在します。長期間の使用で、睡眠薬なしでは眠れなくなる、あるいは減量・中止時に強い離脱症状が出ることがあります。
離脱症状とは、薬物およびアルコール・ニコチンなどの嗜好品を、中止や減量した際に生じる様々な身体的・精神的症状のこと。 禁断症状とも呼ばれる症状です。
通常は、離脱症状があらわれないよう、減薬・中止は医師が患者の様子を見て段階的に行います。突然自己判断で投薬を中止することは危険行為です。
睡眠薬の危険性|副作用
睡眠薬には、眠気、ふらつき、物忘れ、翌朝への持ち越しによる眠気、呼吸抑制など、様々な副作用があります。仕事や日中の活動に支障をきたす場合もあります。
特に高齢者では転倒のリスクが高まります。また、奇異反応(異常行動)が見られる患者の例もまれにあります。服用後に意識がもうろうとして、異常な行動をとる状態です。
副作用については、患者の様子を見て薬を変えたり減薬したりと、医師が判断して処方します。
睡眠薬の危険性|過剰服薬
睡眠薬は、必ず用法用量を守って服薬しなければなりません。
服薬してもいっこうに効かない、眠れないと感じたからといって、量を増やすと重大な健康被害を及ぼします。大量に服用することで、生命に危険が及ぶ可能性があります。
そのような過剰服薬、乱用による事故を防ぐため、睡眠薬の処方は30日分以内、初診ですと通常1週間分以内と定められています。これは上記の副作用の対策でもあります。
睡眠薬は正しい知識を得て使用方法を守る事が不可欠
睡眠薬は、正しい知識を得て、正しく使用すれば、上記の危険リスクを低減できます。決して過剰に怖がる必要はありません。医師ともよく相談することが大切です。
睡眠薬危険度ランキングTOP10
睡眠薬は、症状や内服しての様子を見ながら処方していくため、基本的には一概には言えない部分もあり、ランキングを決めつけるものではありません。
ここでは、副作用や睡眠薬の作用メカニズムなどを元に、危険度の高いものから順に解説していきます。
【第1位】バルビツール酸系睡眠薬
バルビツール酸系睡眠薬は、かつて不眠症治療の主流として使用されていましたが、危険性が非常に高いため、現在では不眠症の治療に用いられることはほとんどありません。
薬剤により、麻酔薬の効果を高めるため麻酔前に使用される場合があります。
<主な薬の成分名>
- ペントバルビタール・アモバルビタール・フェノバルビタール
- 危険度レベル:極めて高い
<危険な理由>
- わずかな量の違いで、安全な量から致死量に達してしまうリスクがあり、致死量と常用量の差が非常に小さい
- 強い依存性があり、短期間の使用でも深刻な身体的・精神的依存を形成しやすい。
- 呼吸抑制、循環器系への影響など、命に関わる重篤な副作用を引き起こす可能性がある
- アルコールや他の中枢神経を抑える薬との併用で、作用が非常に強まり、危険性が増大する
このような理由から、現在不眠症で医療機関を受診しても、この系統の睡眠薬が処方されることはありませんので、安心して良いでしょう。
【第2位】ベンゾジアゼピン系睡眠薬
このベンゾジアゼピン系睡眠薬は、現在最も多く処方されている睡眠薬のひとつです。
脳の活動を抑制するGABA(神経伝達物質)の働きを強めることで、催眠・鎮静作用をもたらします。即効性があるいっぽう、副作用も報告されています。
不安を和らげる作用(抗不安作用)も併せ持つため、不眠と同時に不安感が強い方に処方されることもあります。使い方によっては危険性が高まるため、注意が必要です。
<主な薬の成分名(薬品名)>
作用時間別 | 成分名(薬品名) |
超短時間型 | トリアゾラム(ハルシオン) |
短時間型 | ブロチゾラム(レンドルミン)・エチゾラム(デパス)・フルニトラゼパム(サイレース)・リルマザホン(リスミー)・ロルメタゼパム(エバミール/ロラメット) |
中間型 | エスタゾラム(ユーロジン)・ニトラゼパム(ベンザリン/ネルボン)・フルニトラゼパム(ロヒプノール) |
長時間型 | クアゼパム(ドラール) |
<危険度レベル>
中〜高い(使い方による)
<注意が必要な点>
- 依存性(常用性)のリスクがあります。長期間(特に数週間以上)の連続利用や、用量を超えた使用で、身体的・精神的依存を形成しやすいです。急に薬を中止すると、不眠の悪化、不安、手の震え、痙攣といった離脱症状(禁断症状)が出ることがあります。
- 持ち越し効果(翌日への影響)が心配されます。特に半減期が長い(体内に長く残る)薬剤では、翌朝まで眠気・ふらつき・集中力低下・だるさなどが残ることがあります。この場合、日中の転倒や交通事故のリスクが高まります。
- 耐性が懸念されます。同じ効果を得るために、同じ量では効かないと感じ、徐々に薬の量が増えてしまうことがあります。
- 認知機能への影響が懸念されます。特に高齢者では、物忘れや認知機能の低下をまねくリスクが指摘されています。
- 呼吸の抑制が心配されます。睡眠時無呼吸症候群のある方や、他の呼吸を抑制する薬との併用で、呼吸状態が悪化する可能性があります。
ベンゾジアゼピン系睡眠薬は、効果も強力ですが、依存性や副作用のリスクも理解して使用することが重要です。
医師と相談しながら、必要最小限の量で、できるだけ短期間の使用にとどめるようにしましょう。
【第3位】非ベンゾジアゼピン系睡眠薬
ベンゾジアゼピン系睡眠薬の副作用を軽減する目的で開発されたのが、この非ベンゾジアゼピン系睡眠薬です。
ベンゾジアゼピン系に比べると、依存性や持ち越し効果のリスクは低いとされていますが、比較的安全ながらも、異常行動や副作用など注意すべき点はあります。
<主な薬の成分名(薬品名)>
ゾルピデム(マイスリー)・エスゾピクロン(ルネスタ)・ゾピクロン(アモバン)
<危険度レベル>
低い〜中(使い方による)
<注意が必要な点>
- 異常行動(奇異反応)がまれに表れます。服用後に完全に目が覚めていない状態で、夢遊病のように「食事をする」「電話をかける」「運転する」といった異常行動が報告されています。これは、特に用量を超えて服用した場合や、アルコールと併用した場合にリスクが高まります。
- 依存性が懸念されます。ベンゾジアゼピン系よりは低いものの、長期間・高用量で使用すると依存性を形成する可能性があります。
- 持ち越し効果(翌朝への影響)が心配されます。 ベンゾジアゼピン系よりは軽いと言われていますが、翌日に眠気やふらつきが残る場合があります。
非ベンゾジアゼピン系睡眠薬は、ベンゾジアゼピン系睡眠薬より、比較的安全性の高い薬ですが、用法・用量を守ることが非常に重要です。
もし服用後に異常行動の心当たりがあれば、すぐに医師に相談してください。
比較的危険度が低いとされている睡眠薬
ここからは、 上記のランキング外で、比較的安心とされている睡眠薬について解説していきます。
オレキシン受容体拮抗薬
脳の視床下部で作られる神経伝達物質にオレキシンがあります。
主に覚醒状態の維持に重要な役割を果たしています。オレキシンが活性化すると、私たちは目覚めて活動的な状態を保つことができます。不眠症の原因のひとつとして、このオレキシンの働きが夜間も過剰になり覚醒状態が続いてしまうケースがあると考えられています。
オレキシンには、オレキシン1受容体(OX1R)とオレキシン2受容体(OX2R)という、2種類の受容体が存在します。オレキシン受容体拮抗薬は、このどちらかまたは両方に結合することでその作用を発揮し、脳の覚醒状態を静めます。
<主な薬の成分名(薬品名)>
スボレキサント(ベルソムラ)・レンボレキサント(デエビゴ)
覚醒状態の維持を抑制し、自然な眠りへと導く作用機序のため、比較的安心とされていますが、持ち越し(翌朝への影響)や、レム睡眠(体は休んでいるが脳は活発に動いている状態)時間の異常行動や悪夢などの副作用がまれに表れます。
デュアルオレキシン受容体拮抗薬
オレキシン受容体拮抗薬の中でも、オレキシン1受容体(OX1R)とオレキシン2受容体(OX2R)の両方を阻害するのが、デュアルオレキシン受容体拮抗薬です。
オレキシン受容体拮抗薬をさらにリスクや副作用をおさえるために研究開発された、比較的新しい薬です。
<主な薬の成分名(薬品名)>
ダリドレキサント(クービビック)
半減期(薬が体に残っている時間)が、デエビゴ・ベルソムラよりも短く、比較的持ち越し効果(翌朝への影響)が少ないとされています。
また、重篤な副作用が報告されていないのも、安心材料のひとつと言えます。
メラトニン受容体作動薬
メラトニン受容体作動薬は、脳内で自然に分泌される睡眠ホルモン「メラトニン」の働きを補強し、自然な眠りを誘います。メラトニンは、体内時計(概日リズム)の乱れをサポートしてくれます。
生理的な睡眠に近いため、依存性や離脱症状のリスクが非常に低いとされています。
<主な薬の成分名(薬品名)>
ラメルテオン(ロゼレム)
服用を続けることで睡眠リズムを整え、自然な入眠と中途覚醒の改善をサポートします。
特に、睡眠リズムが乱れている方に適しています。服用後、効果が現れるまでに時間がかかるため、寝る30分前くらいに服用することが推奨されます。即効性はないため、すぐに眠りにつきたい場合には不向きです。
また、効果を実感するまでに数日から数週間かかることがあります。
漢方薬
漢方薬は、体質や目的に合わせて用いる事で健康な体づくりをサポートしてくれます。
心身をリラックスさせる、冷えや胃腸虚弱などの不調・ホルモンバランスから来る不眠にも体質改善が期待できる漢方薬があります。
<睡眠の改善に効く主な漢方薬>
抑肝散(ヨクカンサン)・酸棗仁湯(サンソウニントウ)・加味帰脾湯(かみきひとう)・半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)など
漢方薬は自然由来の成分で作られているため、他の薬に比べて副作用が少ない傾向にあり比較的安心です。
睡眠薬危険度ランキングに関わらず注意すべき点
実際に睡眠薬を使う際に、危険度ランキングに関係なく注意すべき点を確認しておきましょう。
必ず医師の指示通りに服用する
用法用量を守って摂取するのは大原則です。薬の量、飲むタイミング、服用期間など、医師の指示を厳守しましょう。副作用の心配や、薬の効果を感じない等、少しでも気になる症状があれば、遠慮なく医師に伝えましょう。薬の種類や量の調整が必要かもしれません。
「もっと眠りたいから」と自己判断で量を増やすなどの過剰服用は危険です。命の危険を伴う場合もあります。
睡眠薬はなるべく避けたいと焦るあまり、減薬や中止を自己判断で行う事も、同様に危険です。
また、処方されてる患者以外の方が、「眠れないから」と服用してはいけません。
アルコールとの併用は絶対に避ける
睡眠薬とアルコールを一緒に摂取すると、意識障害、呼吸抑制など、生命に関わる危険な状態になる可能性があります。これは最も重要な注意点の一つです。
また、寝る前にアルコール摂取は睡眠薬との併用に関係なく眠りを浅くします。
一時的にはリラックス効果で眠れるのですが、アルコールによる脳の興奮状態が、良質な睡眠を妨げるとも言われています。利尿作用があるため夜中に何度も目が覚めることもあるようです。
良質な睡眠を手に入れるためにも、寝る前のアルコール摂取の制限を心がけましょう。
睡眠薬以外の不眠症治療
睡眠薬の処方をしてもらわないか、併用しての睡眠薬以外の治療法をここでは紹介します。
睡眠薬に抵抗がある場合などは検討しても良いかもしれません。
認知行動療法
不眠の原因となる考え方や行動パターンを改善し、睡眠の質を高めることを目指す心理療法です。薬を使わずに不眠を根本的に解決する効果が期待できます。
認知行動療法は(CBT-I:Cognitive Behavioral Therapy for Insomnia)と呼ばれ、世界的に推奨されている効果的な方法です。睡眠薬による治療と並んで、あるいはそれ以上に長期的な改善が期待できるとされています。
問題や症状の原因となっている「考え方(認知)」や「行動の習慣(行動)」を見つめ直し、それらをより良いものに変えていくことで、症状の改善を目指します。
睡眠環境改善・生活改善
睡眠セラピストや睡眠の専門家による寝具や寝室の改善指導や、医師の指導のもと、健やかな睡眠のための生活習慣改善などに努める方法です。
良い睡眠習慣を身につけるための基本的な知識と行動を患者自身が学び、実践していきます。
具体例は以下の通りです。
- 規則正しい起床、就寝時間の維持(特に起床時間を一定にする)
- 寝室環境の整備(暗く、静かで、快適な温度にする)
- 寝る前のカフェイン、アルコール、ニコチンの制限
- 寝る前の激しい運動や刺激的な活動を避ける
- 入浴やリラックスできる活動(軽い読書、音楽鑑賞など)を取り入れる
睡眠薬はあくまで一時的な手助けです。根本的な睡眠の質を高めるための生活習慣改善にも取り組むことが、薬からの卒業にも繋がります。
睡眠薬治療と並行したいセルフケア
睡眠薬による治療だけでなく、今日から実践できるセルフケアの方法について、解説します。ぜひ実践してみてください。
寝室を工夫する
寝室や寝具などの環境を見直すだけでも、意外にもリラックス効果は変わってきます。
例えば、リラックス効果の高いカーテンやインテリアで、癒し空間のベッドルームにするだけでも変化を感じられるはずです。
たくさん色を使うとなかなかリラックスできませんので、色味は抑えることをおすすめします。自分が好きな色でリラックスできそうな色を選んでみましょう。
青色は鎮静効果があり、緑色は疲労回復や緊張を和らげる効果があると言われています。パステルカラーやアースカラーは、優しい色合いで安らぎ効果が期待できます。
照明は、昼光色ではなく暖色系にします。また、ブルーライトは眠りを妨げるのでスマホを寝室に持ち込まないようにしましょう。寝る直前にスマホやタブレット、PCを見ると、睡眠の妨げになります。
生活習慣の見直し
生活リズムを整えましょう。なるべく同じ時刻の起床・就寝を心掛けます。
朝陽をあびる事でメラトニン(睡眠ホルモン)が分泌され、体内時計(概日リズム)が整うため、朝目覚めたらカーテンを開け、5分くらいベランダで朝の空気を吸うのがおすすめです。散歩も良いでしょう。夜更かし朝寝坊は大敵です。
また、就寝直前の食事はさけ、夕食はあまり遅くならないように気を付け、消化のいいものを心掛けます。
なぜなら、就寝直前に食事をすると、睡眠時も胃が消化のために働いているので、身体が休まらないためです。
適度な運動を心掛ける
適度な運動は、夜の熟睡を促します。軽度で良いので運動をしましょう。
朝の散歩や筋トレは、交感神経を活発にし、血流を良くすることで、夜の良質な睡眠にも繋がります。また、体内時計(概日リズム)を整えてくれる効果も期待できます。
ただし、寝る直前は、ヨガやストレッチなどの軽い運動で体をリラックスさせるのがおすすめです。激しい運動をすると、交感神経を刺激し、寝つきを悪くする可能性があります。
寝る直前は、飲酒・喫煙・コーヒー等は避ける
アルコール・ニコチン・カフェインは良質な睡眠を妨げます。
過度に摂取しないようにしましょう。禁煙・禁酒も一つの選択ですが、無理でも量を減らす努力は必要です。
また、寝る直前にコーヒーや紅茶などカフェインの強い飲み物を飲むと、目が覚めてしまうので、寝る4~5時間前以降は飲まないか、カフェンレスの飲みものをおすすめします。カフェインは脳を覚醒させる作用があります。
睡眠を促すアデノシンの働きを阻害し、寝つきを悪くしたり眠りが浅くなったりしますので、ご注意ください。
寝る前にリラックス・リフレッシュ時間を持つ
ストレスをためないようにしましょう。
仕事などで常に緊張状態にある人は、不安や緊張状態で脳が興奮しています。リラックスできることをする時間をあえて作ることをおすすめします。
入浴はシャワーよりバスタブにつかるとリラックスできて、良質な睡眠を促してくれるでしょう。ぬるめのお湯(38~40℃)に20分程度浸かるのが効果的です。これにより、副交感神経が優位になり、心身ともにリラックスできます。
また、アロマをたく、暖色系の照明にして好きなことをしてすごすなども効果的です。
就寝前は考え事をしない
就寝前に、心配事が脳裏を浮かんでなかなか寝付けない方もいると思います。しかし、心配事をするより、振り返るなら良かった事、自分へのねぎらいをしましょう。
あれこれ考えると興奮・覚醒してしまいます。
「今日も1日、私頑張ったね。お疲れ様」とねぎらい、良かったことなどを思い浮かべると良い眠りへと繋がります。
仕事や人間関係等で、不安や悩みを抱える人ほど、寝る時にあれこれ考えてしまいがちですが、自分をねぎらう事を習慣にすると、精神的にも落ち着き前向きな気持ちになれるなど、良い効果を発揮するでしょう。
危険度の低い睡眠薬はオンラインでも処方可能
睡眠薬の処方を受けるには、心療内科や精神科を受診する必要があります。一昔前であれば、少々ハードルの高いものだったでしょう。
心療内科や精神科の受診に躊躇してしまう、育児や家事、仕事の合間に通院のために時間をとることが難しい、時間を作って行っても混雑していて何時間もかかってしまう、など、様々な問題がありました。
最近は、不眠症でオンラインクリニックでの受診が可能です。
オンラインだと、対面のような検査が難しいため、危険度ランキング上位にあたる危険と言われているものの処方は難しいですが、危険度の低い睡眠薬は、オンライン受診で処方可能です。
例えば、非ベンゾジアゼピン系睡眠薬・オレキシン受容体拮抗薬・デュアルオレキシン受容体拮抗薬・メラトニン受容体作動薬・漢方薬などです。
Webの問診票に詳しく入力することやビデオ通話を通して、医師は患者の様子を診断します。
不眠症の処方薬なら「おうち病院 オンライン不眠症外来」
不眠症の治療相談や薬の処方には、「おうち病院 オンライン不眠症外来」がおすすめです。
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✅通院時間や待ち時間が不要なので体調が悪い時でも安心受診
✅初診から保険診療可能
✅朝8時〜夜22時まで診察可能 平日夜間・土日祝日いつでも受診可能
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近年、依存性の高い睡眠薬の使用について心配の声を聞くことも少なくありません。そのため、「おうち病院 オンライン不眠症外来」では患者の安全を考慮し、依存性の高いベンゾジアゼピン系睡眠薬(ユーロジン、ドラール、ハルシオンなど)の処方を行わない方針を取っています。
代わりに、ラメルテオン(ロゼレム)やレンボレキサント(デエビゴ)など、より依存性の低い薬剤を中心に処方しています。
睡眠薬の危険度ランキングを参考に、安全な治療への選択を
睡眠薬には、即効性や強い効果はあるものの、危険性が指摘されておりあまり推奨されない睡眠薬と、身体の仕組みに働きかけて自然に近い眠りをサポートする薬があることがわかりました。
また、副作用の心配度も薬の種類も様々だということがわかりました。
睡眠薬の危険度ランキングを参考に、正しい知識をもって、安全な治療を選択していきましょう。自分の症状を見極め、医師にしっかりと相談しながら進めていくことが大切です。
また、間違った使用は非常に危険で、正しい使用方法が危険度リスクを下げます。
睡眠薬を処方された後は、必ず医師の指示に従い、用法用量を守って使用しましょう。
睡眠薬は不眠症治療に役立ちますが、睡眠環境の改善や生活習慣の改善を行うことが不眠症改善の第1歩です。自分でもやってみて、良質な眠りを取り戻しましょう。