乳がん月間(10月1日~31日)は終わりましたが、 あなたは乳がん検診受けられましたか?

乳がん月間(10月1日~31日)は終わりましたが、あなたは乳がん検診受けられましたか?

【目次】

「ピンクリボン運動」「乳がん月間」ってご存知ですか?

あなたは「ピンクリボン運動」や「乳がん月間」をご存じでしょうか?
ピンクリボン運動は、アメリカの乳がんで亡くなられた患者さんの家族が“このような悲劇が繰り返されないように”との願いを込めて作ったリボンからスタートした乳がんの啓発運動のことです。
乳がん患者が増えつつあった1980年代のアメリカで始まり、行政、市民団体、企業などが乳がんの早期発見を啓発するためのイベントを展開したり、ピンクリボンをあしらった商品を頒布してその売り上げの一部を財団や研究団体に寄附するなど、積極的に取り組み、市民や政府の意識をかえました。
日本でもアメリカでのピンクリボン運動の流れを受けて、1994年以来、欧米にならって、毎年10/1~10/31の1か月を「ピンクリボン月間」「乳がん月間」に設定し、乳がん早期発見啓発運動を展開しています。
さらに、10月1日を「乳がん検診の日」と定め、積極的に検診を受けるよう広報活動を行っています。

そもそも乳がんってどんな病気?

乳がんの多くは乳管から発生し、「乳管がん」と呼ばれます。小葉から発生する乳がんは、「小葉がん」と呼ばれます。乳管がん、小葉がんは、乳がん組織を顕微鏡で検査(病理検査)すると区別することできます。その他にも特殊な型の乳がんもありますが、それほど多くはなく、「乳管がん」および「小葉がん」のどちらかと考えてよいでしょう。
乳がんは、がんのなかでも、日本女性がかかる割合(罹患率)がトップであり、その罹患率は年々増加し続けています。
女性が一生のうちに、乳がんになる割合は、50年前までは50人に1人とそれほど多くありませんでしたが、現在は14人に1人 の割合になっており、年間で6万人以上の女性が乳がんと診断されています。
さらに、乳がんが原因で死亡する女性の割合も年々増加の傾向にあり、年間約1万3,000人もの方が亡くなっています。これは乳がんを発症した人の実に約30%にあたり、非常に高い致死率と言えると思います。

<出典>独立行政法人国立がん研究センターがん対策情報センター:地域がん登録全国推計によるがん罹患データ(2008年)、及び人口動態統計によるがん死亡データ(2012年)より、「乳房再建ナビ」作成が作成したものを引用

年代別でみると、乳がんの罹患率は30歳後半から増加し始め、45~55歳でピークになります。
これは、乳がんが、女性の働き盛りを襲う疾患であることを示しています。
さらに、閉経後の65歳前後で再びピークを迎える傾向があります。
かつて日本の乳がんは、欧米と異なり閉経前が多いことが特徴でしたが、近年は欧米のように閉経後も増加しています。

<出典>独立行政法人国立がん研究センターがん対策情報センター:地域がん登録全国推計によるがん罹患データ(2008年)、及び人口動態統計によるがん死亡データ(2012年)より、「乳房再建ナビ」作成が作成したものを引用

乳がんの症状はどんな症状?

乳がんを発見するきっかけとしては、定期健診などでの乳がん検診(マンモグラフィーなど)を受けて疑いを指摘される場合か、自分自身で違和感を感じる場合などが多いようです。 自分で感じる違和感としては、以下のようなものがあります。

1)乳房に今まで感じなかったしこりを感じる

乳がんが進行すると腫瘍が大きくなるため、注意深く触るとしこりがわかるようになります。
ただし、注意が必要なのは、しこりがあるからといって、すべてが乳がんというわけではないことです。
例えば、乳腺症、線維腺腫、葉状腫瘍などの病気でもしこりの症状はあらわれます。
気になるしこりを発見したら素人判断をせず専門医に診てもらうことが大切です。

2)乳房にエクボができるなど皮膚の変化がみられる

乳がんが進行し乳房の皮膚の近くに達すると、エクボのようなひきつれができたり、乳頭や乳輪部分に湿疹(しっしん)やただれができたり、時にはオレンジの皮のように皮膚がむくんだように赤くなったりします。
まれな症状ではありますが、乳頭の先から血の混じった分泌液が出ることもあります。乳房のしこりがはっきりせず、乳房の皮膚が赤く、痛みや熱をもつ乳がんは「炎症性乳がん」と呼ばれます。
炎症性乳がんのこのような特徴は、がん細胞が皮膚に近いリンパ管の中で増殖してリンパ管に炎症を引き起こしているために起こります。
痛み、むくみや腫れといった症状は、乳腺症、細菌感染が原因の乳腺炎や蜂窩織炎(ほうかしきえん)などの乳がん以外の病気でも起こることがります。
このような症状の場合も、詳しい検査をして乳がんであるかどうか調べる必要があります。

3)乳房周辺のリンパ節に腫れを感じる

乳がんは乳房の近くの、わきの下のリンパ節(腋窩[えきか]リンパ節)や胸骨のそばのリンパ節(内胸リンパ節)や鎖骨上のリンパ節に転移しやすい性質があります。これらのリンパ節は乳がんの「領域リンパ節」と呼ばれています。
腋窩リンパ節が大きくなると、リンパ液の流れがせき止められてしまうため、わきの下などにしこりができたり、腕がむくんできたり、腕に向かう神経を圧迫して腕がしびれの症状を起こしたりすることがあります。
こちらも、腕のむくみや腕のしびれがあるからと言って、乳がんであると決めつけるのは危険です。
このような症状の場合も、詳しい検査をして乳がんであるかどうか調べる必要があります。

乳がんリスクが高い人とはどんな人?

下記のような条件に当てはまる人は乳がんリスクが高くなる可能性がありますので、ぜひ定期健診を受診してみることをお勧め致します。

  • 乳がんにかかった血縁者がいる人
  • 出産経験がない
  • 出産回数が少ない
  • 初産年齢が高い人
  • 授乳経験がない
  • 授乳期間が短かった人
  • ホルモン補充療法を受けた人
  • 太っている人
  • 背の高い人
  • マンモグラフィ高濃度乳腺がある人

乳がんの早期発見のためにはどんな方法がある?

乳がんは早期発見により適切な治療が行われれば、良好な経過が期待できます。
もし乳がんが見つかって早期に治療を行えば約90%の方が治るといわれています。
少しでも変化や異変に気づいたら、すぐに専門の医療機関(乳腺外科、乳腺科、乳腺内分泌外科などの表示のある病院やクリニック)を受診しましょう。
また、無症状の場合でも、乳がん検診により乳がんが見つかることがありますので、定期的に専門の医療機関を受診するのが好ましいです。

30歳以上の女性であれば、乳がんに限らず定期的に婦人科を受診や定期的な検査がおすすめ

乳がんに限らず、女性の場合26歳を過ぎると、本人に自覚症状がなくても様々な体調の変化が現れていることがあります。
もし定期的に病院での健診等を受けていない方は、定期的に婦人科を受診することが理想です。
病院は専門家ごとに患者の性質が異なるので、内科に行けば、女性特有の病気であっても発見できるかと言うとそうではありません。
ぜひ定期的に婦人科を受診されるとが望ましく、乳房に違和感があるのであれば、乳腺外科、乳腺科、乳腺内分泌外科などを持つ専門の医療機関を受診することが理想です。

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このように、世界でも日本人女性がかかる割合が最も多いとされている乳がん。
現在では14人に1人の罹患率となっているとのこと。
そんな乳がんには進行が速いものもあり、早期発見が鍵となります。
「おウチで健康チェック」サービスは乳がんをベースに、大腸がん、食道がんなどの兆候をチェックするサービスです。

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乳がんの検査は可能であれば半年~1年に1度のペースで受けた方が良いと言われております。
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