多くの女性が「最近、食事でカルシウムが取れていない」「骨や歯が心配」などお悩みではありませんか?そのお悩みは、カルシウムサプリで解決することが重要です。
しかし、どのようなサプリがよいのか分からない方が多いかと思います。本記事では、カルシウムサプリの選び方や注意点を解説します。
目次
カルシウムサプリについて、こんなお悩みはありませんか?
・どのカルシウムサプリを選べばよいか分からない・・・・
・含まれている成分の安全性が心配・・・
・成分の違いがどう影響するのか分からない・・・
・今使っているカルシウムサプリで効果を実感できない・・・
カルシウムサプリで失敗しないためには、医療観点の選び方を理解しましょう
適切なカルシウムサプリを選ぶには、医療観点を踏まえ以下のポイントを押さえましょう。
1.1日のカルシウム摂取量上限は2,500mg
2.クエン酸が含まれているものを選ぶ
3.添加物が最小限のものを選ぶ
選び方1.1日のカルシウム摂取量上限は2,500mg
サプリに含まれる栄養素配合量は、製品によって異なります。
価格を重視するばかりに、配合量がわずかな製品を飲み続けてしまう方もいますが、あまりに配合量が少ないとサプリの有効性が発揮されません。
一方、過剰な摂取は健康を損ね、身体に悪影響をきたすため注意が必要です。
厚労省の「日本人の食事摂取基準2020」では、食品を含めたカルシウムの摂取量上限は1日2,500mgとされているため、今食事で摂取しているカルシウム量も踏まえ、2,500mgを超えないようにご注意ください。
なお、カルシウムは病気を治す効果はありませんが、栄養補給によりサポートする役割としてサプリを使用する方もいます。
PMSに悩む方がカルシウムサプリを選ぶケースも多いようです。
以下の記事にて詳しく解説していますので、ご参照ください。
関連記事:PMS症状ケアのサプリメント選び|おすすめの成分と選び方のポイントも解説
選び方2.クエン酸が含まれているものを選ぶ
クエン酸は、腸管内におけるカルシウムの吸収を促進する作用があります。
カルシウムサプリを選ぶ際は、クエン酸も含有しているものを選ぶことを推奨します。
選び方3.添加物が最小限のものを選ぶ
サプリメントを製造するにあたって添加物は欠かせないものですが、使用を最小限にすることは可能とされています。
余分な添加物(増量剤、着色料、甘味料、香料、保存料など)を含まないサプリメントをお勧めします。
これらのポイントを押さえている「医療用サプリメント」がおすすめ
市販のカルシウムサプリを大きく上回る栄養量
医療用サプリメントは本来、医療機関でのみ購入できるものであるため、市販サプリとは品質と安全性が大きく異なります。積極的に栄養素を補給して健康のレベルを上げることを目的とした配合量となっています。
GMP規格という高水準の「安全性」と「品質」
GMP(Good Manufacturing Practice)とは、日本語で「適正製造規範」と訳され、原料の入庫から製造、出荷にいたるすべての過程において製品が「安全」に作られ、「一定の品質」が保たれるよう定められた基準です。
通常のサプリメントにはGMP認定工場で製造されたものは多くないですが、医療用サプリメントはGMP認定工場で製造された高い基準をクリアした安心があります。
添加物の「質」と「量」が市販サプリと異なる
サプリメントの製造過程において添加物は必要不可欠ですが、医療用サプリメントは元々何らかの疾患を持つ方が利用するために作られたため、健康を考えて添加物を最小限に抑え、かつ極力人体に無害で安全な添加物が選ばれています。
【要注意】医療用サプリメントの摂取前・摂取時に避けてほしいこと
高血圧や心疾患をお持ちの方はお控えください
カルシウムは血管の石灰化を促す作用があり、過剰に摂取すると動脈硬化を引き起こすことがあります。そのため、高血圧や心疾患を患っている方はカルシウムサプリの使用を避けることをおすすめします。
ビタミンDサプリを飲んでいる方はご注意ください
ビタミンDはカルシウムの吸収を促進する働きがあります。
吸収効率が上がるためメリットもある一方、カルシウムサプリと併用することでカルシウムの過剰症を引き起こし、逆に健康被害が発生する可能性もありますので、ビタミンDサプリとの併用はくれぐれもご注意ください。
健康被害が多くご報告されている「個人輸入」はお控えください
サプリの個人輸入には、多数の健康被害が報告されており、非常に危険です。
医薬品の成分が含まれていたり、そもそも禁止されている成分を使用していたり等、命に関わるケースもあります。
また、お求めの医療用サプリメントと同じものを海外サイトで見つけたとしても、本当に同様の成分を含めたものが届くとは限りません。
ご自身の判断で取り寄せず、必ず医師との相談の上で適切な医療用サプリメントを処方してもらいましょう。