新型コロナウイルスのセルフチェックで安心を|症状確認と対応策

新型コロナウイルスの疑いがある場合、受診するかどうかの判断も含めて、セルフチェックはとても重要です。 本記事では、症状の確認リストと、厚生労働省推奨の検査キットについて解説します。 ぜひ参考にしてください。

目次

新型コロナウイルスの疑いがある場合、受診するかどうかの判断も含めて、セルフチェックはとても重要です。

本記事では、症状の確認リストと、厚生労働省推奨の検査キットについて解説します。

ぜひ参考にしてください。

新型コロナウイルスのセルフチェックの重要性

新型コロナウイルスの感染拡大も落ち着きを見せていますが、いまだに安心できるものではありません。

自分自身の健康状態をチェックすることが非常に重要です。体調不良を感じたらセルフチェックをして早期発見に努めましょう。

セルフチェックや早期発見をおすすめする理由は以下の通りです。

早期発見による迅速な対応

新型コロナウイルスの初期症状は、風邪やインフルエンザと似た症状が多いため、見逃しがちです。

しかし、初期段階で感染を確認することで、抗ウイルス薬などの治療を迅速に開始することが可能です。

初期段階での治療により、重症化を防ぎ早く回復できる可能性があります。

他者への感染防止・家族の安心

自分自身が感染しているかどうかを早期に知ることで、家族や職場など、他者への感染拡大を防ぐ事ができます。

感染の疑いがある場合には、速やかに自宅待機や家族内隔離を行うなどの対策を行います。
また、日頃から確認し合うことで、家族や職場内の健康意識が高まり感染予防策の徹底にもつながります。

新型コロナウイルスのセルフチェックの方法

新型コロナウイルスのセルフチェックの方法を解説します。

セルフチェックの方法には、以下の2つがあります。

  • ・検査キットでセルフチェックする
  • ・症状確認リストでセルフチェックする

上記のどちらかで確認するというより、症状確認リストで該当しそうなら検査キットを使用するなどの併用がおすすめです。

検査キットでセルフチェックする

新型コロナウイルスの疑いがある場合は、政府が推奨するコロナ抗原定性検査キットでセルフチェックしましょう。あらかじめ薬局で購入し、家に常備しておくのがおすすめです。

ただし、発熱等の症状があり感染していても、ウイルス量が少ない場合などは結果が陰性となるケースがあります。陰性でも、念のため引き続き感染予防対策を行い、体調には充分注意してください。急激に悪化する場合がありますので、様子を見て受診しましょう。

また、コロナ抗原定性検査キットは、薬局薬店で購入できますが、どの店舗でも売っているわけではありません。

薬局医薬品として取り扱われ、購入の際は薬剤師による必要な情報提供や指導を受ける必要があるため、薬剤師が駐在している店舗で、薬剤師の勤務時間内のみの販売となっております。

販売店や時間はあらかじめ確認する必要があります。厚生労働省のWebサイトからも確認できます。

参照元:新型コロナウイルス抗原検査キットの取扱店舗リスト |厚生労働省 (mhlw.go.jp)

症状確認リストでセルフチェックする

症状確認リストでセルフチェックをするのがお手軽です。まずは活用してみましょう。
また、各クリニックのWebサイトで受診予約をするにあたり、Web問診として質問形式になっている場合もありますので、それらの項目は判断に役立ちます。

下記にセルフチェック項目をあげてみましたので、参考にしてみてください。

新型コロナウイルスのセルフチェックリスト

症状を確認してみましょう。症状以外のチェック項目も合わせて確認してみてください。

症状項目が1個でも当てはまれば、コロナないし何かしらの疾患の可能性を考え、受診をおすすめします。

可能であれば、仕事等は無理せず休んだ方が良いです。
風邪と違い、急激に症状が表れ悪化することもあります。

特に、行動・環境項目の中に1個以上当てはまる場合はより警戒しましょう。

新型コロナウイルスのセルフチェックリスト

症状鼻水・鼻づまりはありますか?
咳はでますか?(乾いた咳が多い)
喉の痛みはありますか?
筋肉痛・関節痛はありますか?
倦怠感(強い疲労感)は感じますか?
頭痛はありますか?
37.5度以上の発熱はありますか?
その発熱は数日続いていますか?
呼吸は苦しいですか?
味覚・嗅覚に異常を感じますか?
腹痛や下痢症状はありますか?
吐き気や嘔吐はありますか?
行動

環境
2週間以内で感染が確認された人と接触していますか?
2週間以内で感染が流行している地域への訪問歴はありますか?
2週間以内で大人数が集まるイベントや密閉された空間にいましたか?
家族の中で上記のいずれかに該当する人はいますか?

判断が難しい時は医療機関へ早めに相談!

上記チェック項目や検査キットでも判断が難しい場合は、躊躇せず早めの受診をおすすめします。新型コロナウイルスだった場合、急激に悪化する恐れがあるためです。

現在は、抗ウイルス薬も開発されていますので、早めに対処する事で悪化を防ぐことができます。

新型コロナウイルス感染症の疑いがでたらクリニックへ

セルフチェックリストで新型コロナウイルスの疑いがでたら、または検査キットで陽性の結果が出たら、直ちにクリニックを予約して受診しましょう。

コロナ治療薬が解禁

日本では、2023年3月31日より、新型コロナウイルス感染症の治療薬が解禁しています。

新型コロナウイルス感染症の経口薬「ゾコーバ(エンシトレルビルフマル酸)」が2022年11月22日に緊急承認され、2023年3月31日より一般流通が開始しています。

「ゾコーバ」の主成分は、エンシトレルビル フマル酸です。この薬は、ウイルスが体内で増えるのを抑える働きをします。特にオミクロン株に対して効果があり、軽症から中等症の患者さんに効果があることが証明されています。

エンシトレルビルフマル酸は、北海道大学と塩野義製薬が共同で開発したものです。

コロナが発症してから3日(72時間)以内に服用すると、主な症状である鼻水や鼻詰まり、のどの痛み、咳、発熱、倦怠感が出る期間を1日(24時間)短縮できるとされます。

そのため、早期発見がカギとなるのです。

新型コロナウイルス感染症の治療ができる医療機関は?

コロナの治療ができる医療機関はどこなのか解説します。クリニックの予約の参考にしてください。

コロナ・発熱外来を予約して受診する

病院かクリニックのコロナ・発熱外来を予約します。

内科で一般外来と時間や場所を分けている場合が多いです。インフルエンザやコロナが流行していると、なかなか予約が取れず先になってしまうこともあります。

オンラインクリニックを受診する

病院やクリニックで、オンライン対応外来がある場合と、オンライン専用クリニックの発熱・コロナ外来の場合があります。どちらも予約が必要です。

検査キットの結果や病状の記録があると診断がスムーズです。

新型コロナウイルス感染症の治療なら、おうち病院「オンライン発熱・コロナ外来」

新型コロナウイルス感染症の治療なら、おうち病院「オンライン発熱・コロナ外来」がおすすめです。

通院は、移動が大変で予約しても待ち時間が長く、病気で辛くて動けない体には負担が大きすぎます。発熱などの症状が辛くて起き上がれなくても、安心してご自宅で受診できます。

また、外出による人との接触に気を使う必要がありません。WEBから簡単に予約、お時間になったらスマホかパソコンかタブレットからビデオ通話するだけです。

新型コロナウイルスが疑われたら迷わずセルフチェックしよう

体調不良で、新型コロナウイルス感染症かな?と不安な時は、迷わずセルフチェックしましょう。セルフチェックと初期の発見がとても重要です。

そして、いくつか当てはまるようであれば、速やかに受診しましょう。

症状がつらくて通院できない時、ご近所に発熱・コロナ外来がない時など、おうち病院「オンライン発熱・コロナ外来」へ予約してみてはいかがでしょうか。まずは医師にご相談を。