不眠症で病院に行くなら何科?原因別に最適な診療科を解説

不眠症に悩む方にとって、病院に行きたいけれど何科を受診すべきか迷うことは多いのではないでしょうか。

不眠症の原因は人それぞれであり、適切な診療科も異なります。不眠症を放置すると、様々な健康上の問題を引き起こす可能性もあります。

本記事では、不眠症状に合わせた適切な診療科の選び方を、詳しく解説します。

また、急ぎ不眠症の治療を受けたい場合は、「おうち病院 オンライン不眠症外来」をぜひご利用ください。

不眠症の定義

不眠症とは、充分な睡眠時間と環境があるにもかかわらず、以下のような症状が週に3日以上あり、これらが3ヶ月以上続く状態です。

  • 寝つきが悪い
  • 途中で目が覚める
  • 早朝に目覚めてしまう
  • 熟睡感が得られない

また、一時的な不眠と慢性的な不眠症は区別されます。

一過性の不眠は、ストレスや環境の変化などで一時的に現れる睡眠の乱れです。

通常は原因が解消されると自然に改善します。一方、慢性不眠症は3ヶ月以上症状が続く状態を指し、専門的な治療が必要となることがあります。

不眠症のタイプ

不眠症には、大きくわけて下記の4つのタイプ(種類)があります)。

入眠障害

著しく寝つきが悪いことです。たとえば、布団に入ってから寝付くまでに30分〜1時間かかる状態です。入眠時間は個人差があるため、入眠するまで時間がかかるからと言って、入眠障害とは言い切れません。

中途覚醒

眠りが浅く、睡眠中に途中で何度も目が覚めて、その後、なかなか寝つけない状態です。
年齢を重ねるにしたがって、眠りが少しずつ浅くなり目覚めやすくなります。

日本人の成人の不眠で最も多く、中高年・高齢者に多くみられるでしょう。

早朝覚醒

目覚ましをセットした時間よりも2時間以上早く目が覚めてしまい、その後、寝られない状態を指します。

例えば、朝7時に起きる予定なのに、午前4時や5時に目が覚めてしまい、再度、寝ようと思っても眠れない状態です。

熟眠障害

充分な時間眠っているはずなのに、朝まで熟睡した感じがなく、すっきりと目覚められない状態を指します。

一般的に、夜眠っているつもりでも、その睡眠の質が悪いために起こる睡眠障害の一つです。多くの方が『寝た気がしない』『朝、疲れが取れていない』と感じることがあります。

不眠症の原因

不眠症の原因は、環境、身体、心理状態、生活習慣など、複数の要因が重なって発症することが特徴です。

環境要因としては、室温の問題や騒音、光の漏れ、寝具の不適合などが挙げられます。

身体的要因では、更年期などのホルモンバランスの乱れ、慢性的な痛み、夜間頻尿といった症状が睡眠を妨げることがあります。

心理的要因として、仕事や人間関係のストレス、将来への不安、うつ状態なども大きく影響するでしょう。

また、不規則な睡眠時間や夜更かし、運動不足、就寝前のカフェイン摂取やスマートフォン使用といった生活習慣も、睡眠の質を低下させる原因となります。

さらに、睡眠時無呼吸症候群やむずむず脚症候群など、不眠症以外の睡眠に関わる疾患が原因となることもあります。症状が続く場合は、専門医に相談しましょう。

不眠症治療なら何科を受診すべき?【心・生活編】

不眠症は、放置すると様々な体調不良につながる可能性があります。
しかし、病院を受診しようと思っても「何科に行けばいいのかわからない」という方もいるかもしれません。

そこで今回は、不眠症の治療に適切な診療科について、詳しく解説します。

ストレスや不安から来る不眠症|心療内科・精神科

ストレスや不安が原因で不眠症を引き起こす場合、心療内科・精神科の受診を検討しましょう。

心療内科は、心が原因で身体に現れる症状(例:不眠症)について治療を行います。心理的な要因が身体に影響を及ぼすことに重点を置き、カウンセリングや症状の緩和に向けた薬物療法を行うことが多いです。

精神科は、こころの病(うつ病や不安障害など)に対する治療が中心です。必要に応じて、抗うつ薬や抗不安薬を処方し、心理療法(認知行動療法など)が行われることもあります。

精神科医は、ストレスが引き金となる精神的な疾患へのアプローチを行い、長期的な治療計画を立てます。

心療内科や精神科の受診は、適切なアプローチを得るために効果的です。特に、症状が長期間続く場合や日常生活に支障をきたしている場合は、専門家の助けを借りることが重要です。

生活習慣から来る不眠症|内科・かかりつけ医

不眠症の原因の一つに、生活習慣の乱れがあります。特に、睡眠の質が悪い、眠りが浅くすぐに目が覚める、生活リズムが乱れて夜に眠くならないといった症状は、生活習慣の乱れからくる不眠症の症状と言えるでしょう。

これらの症状は、自律神経の乱れによって引き起こされると考えられています。

不眠症を改善するためには、まず生活習慣を見直すことが重要です。具体的には、夜更かしをしない、不規則な生活を避ける、寝る前のカフェインやアルコールを控える、適度な運動をするなどが挙げられます。

これらの生活習慣を改善しても症状が改善しない場合は、医療機関を受診しましょう。

不眠症は、放置すると様々な健康問題を引き起こす可能性があります。気になる症状がある場合は、早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けることが大切です。医療機関では、症状や原因に合わせて適切なアドバイスや薬の処方を受けることができます。

不眠症治療なら何科を受診すべき?【疾患編】

不眠の症状には、病気が隠れている可能性があります。

例えば睡眠時無呼吸症候群、ホルモンバランスの影響、甲状腺の異常、加齢などが挙げられます。今回は、不眠の原因となる疾患と、その受診先についてご紹介します。

睡眠時無呼吸症候群の疑い|耳鼻咽喉科・睡眠外来

睡眠時無呼吸症候群は、寝ている間に呼吸が止まったり、浅くなったりする病気です。
放置すると高血圧や心臓病などの生活習慣病につながるリスクもあります。

睡眠時無呼吸症候群の主な症状は下記があります。

  • いびきが大きい
  • 夜中に何度も目が覚める
  • 日中に強い眠気を感じる
  • 集中力低下
  • 倦怠感
  • 頭痛

耳鼻咽喉科や睡眠外来を受診し、検査をしましょう。自分のいびきが大きいか分からない場合は、いびきアプリで計測しましょう。

睡眠時無呼吸症候群の検査には、終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)などがあります。

治療法としては、CPAP(持続陽圧呼吸療法)が一般的です。
CPAPは、寝ている間に鼻にマスクを装着し、一定の圧力をかけた空気を送り込むことで、呼吸を正常に保つ治療法です。

ホルモンバランスから来る不眠症|婦人科

女性ホルモンは、睡眠の質にも深く関わっています。

月経周期に関連してホルモンバランスが変動することで、睡眠に影響が出ることがあります。

PMSの症状のひとつとして不眠が現れる方もいます。日常生活に支障をきたすほど辛い場合は、婦人科を受診しましょう。

40代後半から50代にかけては、更年期障害による不眠も増えてきます。更年期障害は、女性ホルモンの分泌量が減少することで起こり、不眠の他に、寝汗やほてり(ホットフラッシュ)、気分の浮き沈みが激しい、疲れやすいといった症状が現れます。

「不眠症は心療内科や精神科を受診するもの」そう思っている方もいるかもしれません。
ホルモンバランスが原因の不眠症は、婦人科でも治療が可能です。

甲状腺の異常で引き起こされる不眠症|内分泌内科

甲状腺機能亢進症は、甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気です。
代表的な症状としては、動悸、息苦しさ、汗をかきやすい(暑がり)、体重減少などがあります。

不眠もよく見られる症状の一つで、寝つきが悪くなったり、夜中に何度も目が覚めたりすることがあります。

甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンが不足する病気です。
代表的な症状としては、無気力・疲労感、むくみ、冷え、体重増加などがあります。

不眠も症状の一つとして現れることがあり、寝ても疲れが取れない、熟睡感がないなどの症状が見られます。

不眠症は心療内科や精神科を受診すると、思っている方もいるでしょう。

しかし、甲状腺の異常が原因の不眠症は、内分泌内科で治療を受けることができます。

加齢による不眠症|内科・かかりつけ医

加齢とともに、睡眠の質は変化していきます。

夜中に目が覚めたり、朝早く目が覚めてしまったりと、不安になることも多いかもしれません。しかし、年齢とともに睡眠パターンが変化するのは、自然なことです。

加齢による不眠の主な特徴は、睡眠が浅くなることです。若い頃に比べて、夜中に目が覚めやすくなったり、早朝に目覚めてしまったりするのは、体内時計の変化によるものと言われています。

ただし、すべての不眠が加齢によるものとは限りません。うつ病や不安障害、睡眠時無呼吸症候群など、他の病気が隠れている可能性もあります。

  • 寝起きが悪く、一日中だるさが続く
  • 日中の眠気が強すぎる
  • 不眠が生活に支障をきたしている

このような症状がある場合は、内科やかかりつけ医への相談をおすすめします。

その他の病気が原因と思われる不眠症|睡眠外来

眠れないのは単なる不眠症だけではないかもしれません。さまざまな睡眠の病気が隠れている可能性があります。

例えば、日中なのに突然強い眠気に襲われ、気づいたら居眠りしていた場合「ナルコレプシー」かもしれません。

また、夜中に無意識のまま歩き回るといった症状は「レム睡眠行動障害(夢遊病)」の可能性があります。

女性に多いのが「むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)」です。足の内側がむずむずしたり、虫が這うような不快な感覚があったりします。夜になるとこの症状が強くなり、眠れなくなってしまう可能性があります。

これらの症状は放っておくと、仕事や日常生活に支障をきたす可能性があるでしょう。

そんな時は「睡眠外来」の受診をおすすめします。

より不眠症の専門的な治療を希望する時は睡眠外来へ

より専門的な治療を受けられる「睡眠外来」という診療科があります。

不眠症の原因は、ストレス、生活習慣、ホルモンバランス、または別の病気が隠れているケースがあります。

特に女性は、仕事や家事、育児に追われ「病院に行く時間がない」と我慢することが多いでしょう。

睡眠外来なら、生活スタイルに合わせた具体的なアドバイスがもらえます。例えば、忙しい毎日でもできる睡眠改善のコツや、寝室の環境作りです。

また、睡眠時無呼吸症候群やむずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)など、思いもよらない病気が見つかることもあります。

良い睡眠は、心と体の健康の基本です。つらい不眠は我慢せず、睡眠外来での相談を検討してください。

不眠症の治療で何科に行くべきか判断するのは難しい

不眠症で悩んでいる時、どの診療科に行けばいいかの判断は、なかなか難しいです。

そんな時は、まず「内科」か「睡眠外来」の受診がおすすめです。特に内科は身近なかかりつけ医として、症状を総合的に診てくれます。必要に応じて、心療内科やメンタルクリニックなど、より適切な診療科への紹介もできます。

「病院に行く時間がない…」という忙しい女性には、オンライン診療という選択肢もあります。スマートフォンやパソコンを使って、自宅で専門医に相談できる睡眠外来も増えています。

大切なのは、つらい不眠を一人で抱え込まないこと。どの診療科がいいのか分からなくても、まずは気軽に相談できる医師に症状を話してみましょう。

不眠症で何科を受診するか迷ったら、「おうち病院 オンライン不眠症外来」へ

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不眠症で何科を受診すべきか迷ったら「おうち病院 オンライン不眠症外来」に相談を

不眠症の原因は、一つではありません。
たとえば、仕事でのプレッシャーや人間関係のストレスが原因かもしれません。

また、女性の場合は月経周期や更年期など、女性ホルモンの変化で眠りが乱れることもあります。

他の病気が隠れているケースもあるため、専門医による適切な診断が重要です。睡眠外来では、専門医があなたの症状を確認し、一人ひとりに合った治療法を提案してくれます。

しかし、仕事や家事で忙しい方にとって、病院に通うのはなかなか難しいです。

そんな方におすすめなのが、「おうち病院 オンライン不眠症外来」です。スマートフォンやパソコンを使って、自宅にいながら専門医に相談できます。

つらい不眠は一人で抱え込まず、ぜひ専門家に相談してみましょう。「おうち病院 オンライン不眠症外来」なら、通院の負担なく、あなたに合った治療法を見つけることができます。