足汗対策で水虫知らずに!美しい足元を保つ方法

足汗が多くて水虫が心配と悩む女性向けに、足汗の原因と対策、治療法を解説します。

足汗が多いと、靴や靴下の中が高温多湿になり、結果として水虫になりやすくなります。

そのため、「足汗による水虫を防ぐ方法はないか」「足汗自体を抑える方法はないか」とお悩みの方は多いのではないでしょうか。

結論としては、足汗による水虫を防ぐ方法も、足汗自体を抑える治療法もあります。

それぞれについて詳しく解説しますので、実践の上、ぜひ綺麗な足元を目指してください。

また、「足汗の治療のために病院に行く余裕がない」「足汗について診てもらうのが恥ずかしい」という方は、オンライン診療という手段があります。

おうち病院「オンライン多汗症外来」なら、自宅にいながら多汗症治療が可能です。

薬も自宅配送か近くの薬局受取か選べますので。ぜひご利用ください。

足汗は水虫の原因になるの? 

足汗は、水虫の原因になるのでしょうか。心配される関係性について解説します。

高温多湿で不衛生だと水虫に感染しやすい

まずは、水虫に感染しやすい環境についてお伝えします。

水虫は、カビの一種である白癬(はくせん)という菌に感染して起こる病気です。

感染すると、皮がむける・水ぶくれができる・かゆい等の症状があります。

白癬菌は、ジメジメした湿度と温度の高いところを好み、感染し増殖しやすいです。

そのため、足や手の指の間、爪の下などに感染する事が多いです。

蒸れやすく高温多湿な場所で、不衛生な環境を白癬菌は好みます。

足汗が多いと水虫が好む環境になりやすい

特に、以下のような環境だと高温多湿で不衛生になる傾向にあります。

  • ・長時間靴を履きっぱなしで過ごすことが多い
  • ・革靴やブーツなど、蒸れやすい靴をいつも履いている
  • ・足が、汗や蒸れのためいつも湿っている

このような方は注意が必要です。

足汗が多いと、足が高温多湿な場所になりやすいため、白癬菌が好む環境になりやすい、というのはあります。

しかし、足汗が多いからといって即感染する、足汗が多いから水虫になる、ということではありません。


適切なケアをすれば感染を防ぐ事は充分に可能です。
具体的な対策法は後半で解説します。

足汗がもたらす日常の悩み

足汗が出るために、こんな悩みはありませんか?

  • ・足の臭いが気になる
  • ・サンダルやミュールが汗で滑ってしまうので履けない
  • ・足が不衛生になりがち
  • ・靴の中がいつも蒸れてしまう
  • ・靴下やストッキングがすぐびしょ濡れになる(代えを持ち歩かなくてはいけない)
  • ・人前で恥ずかしくて靴を脱げない(人の家へ靴を脱いであがれない)
  • ・足汗のためにオシャレな靴を履けない
  • ・靴の中で滑りやすくなり、歩行が困難になることがある
  • ・足汗が引き金となり、あせもや湿疹等の皮膚トラブルになりやすい

以上のように、日常生活に支障を来たす場合は、医師への相談も検討しましょう。

多量に足汗をかく原因

多量な足汗の原因には、以下のようなものがあります。

自分はどれに当てはまるかご確認ください。

足汗の原因1.温熱性発汗(体温調節)

気温が高くて暑い時や、運動をしたあとなどに、体温調節のために発汗することを温熱性発汗と言います。

この場合は、足だけでなく全身に汗をかく場合が多いです。

また、エアコン等による室温湿度調節により汗がひく、運動後のしばらくの休憩で汗がひくなどは、足汗の多さとは関係なく、一般的に誰にでもある生理現象と言えます。

足の裏には汗腺が多く、通常でも汗をかきやすい部位と言われています。

さらに、靴下や靴を履くことによって蒸れやすいので、注意が必要な場所でもあります。

足汗の原因2.精神性発汗(緊張やストレス)

不安や緊張、ストレスなどが原因の汗を緊張性発汗と言います。

極度の緊張時やヒヤッとした時に冷や汗をかく状態はまさに精神的発汗です。

緊張性発汗とも呼ばれています。

精神的な刺激により、交換神経という自律神経が過敏に反応するため起こります。

不安・緊張・ストレスなどの外部刺激の他、自律神経の乱れが原因になる場合もあります。

全身ではなく、脇・手のひら・足裏など、一部分に短時間発汗するのが特徴です。

足汗の原因3.なぜか汗が止まらない足蹠多汗症(そくせきたかんしょう)

なぜか異常に汗をかく、汗が止まらないなどの場合、足蹠多汗症という病気の可能性もあります。

以上のうち2個以上思い当たる場合は医師に相談をしましょう。

保険適用の治療で、症状を改善できる可能性があります。

  • ・気温や運動など足汗の原因が思い当たらない
  • ・頻繁に足汗で靴下や靴の中が湿っている
  • ・睡眠中や落ち着いている時は発汗しない
  • ・多量の足汗で日常生活に支障を来たすことがある
  • ・同じような症状の家族・親族がいる
  • ・最初に多量の足汗で悩んだのは25歳以下

今すぐできる足汗対策で水虫を予防

足汗が気になる方や足汗で水虫感染が気になる方は、ぜひ下記の足汗対策を試してみましょう。

蒸れにくい靴下を履く

蒸れにくい通気性の良いものや、汗を吸収してくれる靴下を履きます。

ナイロンより吸湿性のよいコットンや麻素材のものがおすすめです。

消臭加工のものも良いでしょう。

靴下の中にはストッキング用やサンダル用もあり、靴下専門店やネット通販等で手に入ります。

また、靴も蒸れやすい革靴等をさけ、通気性の良いスニーカーにするか、ビジネスシーン上スニーカーのチョイスが難しい方でもオフィス内で来客時以外は室内スリッパですごすなどの時間を取る工夫も良いでしょう。

石鹸や制汗剤を活用してケア

水虫を防ぐには、足の清潔を保つことが不可欠です。

気になる臭い対策と殺菌が重要となります。

帰宅したら、すぐに殺菌成分を含む石鹸で足をよく洗いましょう。

その際、指と指の間も、石鹸の泡を使って丁寧に洗います。

最低でも1日1回は入浴時に丁寧に洗いますが、それ以外でも、サウナや大浴場など不特定多数の方が裸足で過ごすような場へ行った後は、足だけでも洗うことで感染を防ぐことができます。

また、フット用デオドラントケア商品などを活用して臭い対策を行いましょう。 

気になるようなら医師へ相談を

症状が気になるようなら医師に相談する事をおすすめします。

重症度の目安は以下の通りです。

<足蹠多汗症の重症度>

軽度:

  • ・足汗によるトラブルや悩みが時々ある。
  • ・毎日のケアで一時的に収まることはあるものの、根本的な改善の効果はあまり実感できない。

中程度:

  • ・足汗によるトラブルや悩みが頻繁にあり、制汗剤を用いても改善をあまり実感できない。

重度:

  • ・足汗によるトラブルや悩みが常にあり、日常生活に支障をきたしている。

軽度でも、市販薬ではなく処方薬で劇的に改善する事もあるので、受診をおすすめしますが、中程度や重症の方はすぐに医療機関に相談して、適切な治療を受けると良いでしょう。

足汗と水虫が気になる時は受診も検討しよう

足蹠多汗症の可能性がある場合や、水虫が気になる時は、医療機関へ速やかに受診しましょう。

どの科へいけば良いか解説しますので、参考にしてください。

皮膚科を受診する

足汗によるトラブルや心配は、まずは皮膚科を受診するのがおすすめです。

外用薬だけでなく内服薬や外科的治療を必要とするような場合でも、皮膚科で対応可能です。

万が一内臓疾患や婦人系疾患、自律神経系疾患など、他の病気治療が必要と判断されるなど、他の科への受診が必要な場合は、説明や紹介をしてくれるはずです。

皮膚に関するお悩みですので、まずは皮膚科へ行きましょう。

オンラインクリニック多汗症外来を受診する

オンラインクリニックを利用するのも方法のひとつです。

皮膚科のオンライン窓口か、オンラン専用クリニックの多汗症に対応している外来を利用します。

自分の症状を良く把握している時、一度診断を受けているが面倒で通院できていない時などは、こちらが便利でおすすめです。

多汗症は、「汗の悩みは恥ずかしくて相談しにくい」と病院の受診をためらう方もいますが、オンラインなら受診のハードルが下がるでしょう。

足汗が多くて水虫が心配なら、おうち病院「オンライン多汗症外来」

「足汗が人より多いのではないか?」「足汗が多くて水虫が心配」「多量に足に汗をかくのは体質だから仕方ない」などと悩んでいるなら、医療機関に相談しましょう。

病院へ行くのは躊躇してしまう方や、多忙でなかなか通院できない、病院へ行くのは遠いし面倒などの事情を抱える方には、おうち病院「オンライン多汗症外来」がおすすめです。

おうち病院「オンライン多汗症外来」であれば、ネットであなたの空き時間を予約して、お時間になりましたらご自宅など好きな場所から受診できるので、待ち時間もなくおすすめです。

スマホやタブレットPCなどを利用しオンライン通話で症状などを詳しく伺います。

処方薬は、ご自宅へ郵送かお近くの薬局薬店でお受け取りいただけます。

足汗をしっかりケアすれば水虫は予防できる

足汗は、しっかりケアすれば症状は改善し、水虫は予防できます。

しかし、自分でケアしてもなかなか足汗の量や足の臭いなど症状が良くならないなら、足蹠多汗症の可能性があります。

多汗症は保険適用による治療が可能です。適切な治療により、症状の改善や足汗による皮膚トラブルを回避できる可能性があります。

24時間専門家が対応する、通院なしで自宅から気軽に相談できる、おうち病院「オンライン多汗症外来」に一度相談してみてはいかがでしょうか。