アトピー性皮膚炎は、皮膚バリア機能の低下とアレルギー性炎症が組み合わさって起こる慢性疾患で、疲れ・ストレス・乾燥・季節の変わり目などをきっかけに繰り返し悪化しやすい症状です。「治療薬を続けているが、栄養面からもケアをサポートしたい」「市販サプリを試したが自分に合ったものが選べなかった」「皮膚のバリア機能を内側から整えたい」とお感じの方には、医師に相談して選ぶ医療機関専用サプリメントという選択肢があります。本ページでは、アトピー性皮膚炎のケアに関連するEPA/DHA・ビタミンD・亜鉛の働き・研究エビデンス・市販品との違いを解説します。
この記事でわかること
- アトピー性皮膚炎は皮膚バリア機能の低下とIgE介在性炎症が組み合わさった慢性疾患で、サプリメントは治療の代替ではなく補助的な役割を担う
- EPA/DHAは炎症性プロスタグランジン・ロイコトリエンの産生を抑制し、皮膚のバリア機能維持に関与するとされている(Koch C et al., Br J Dermatol, 2008)
- ビタミンDは免疫調節作用と皮膚バリア機能(フィラグリン産生)サポートに関連し、アトピー患者で血中ビタミンD濃度が低い傾向が複数研究で示されている
- 亜鉛は皮膚の修復・再生・免疫機能強化に不可欠なミネラルで、アトピー患者に欠乏傾向があることが報告されている
- おうち病院ではサプリ相談(無料)と皮膚科(一般科)の両方を提供している
目次
アトピー性皮膚炎とはどのような疾患ですか?
アトピー性皮膚炎は、皮膚バリア機能の低下とIgEを介したアレルギー性炎症が相互に作用して起こる慢性炎症性皮膚疾患です。皮膚の水分保持に重要なフィラグリンというタンパク質の産生が減少すると、皮膚の乾燥・外来抗原の侵入・炎症が連鎖的に起こります。遺伝的素因に加えて、環境因子(ダニ・花粉・乾燥・ストレス・汗)が発症・再燃のトリガーとなります。
| アトピー悪化のトリガー | 主な特徴 |
|---|---|
| 皮膚の乾燥・環境変化 | 秋冬の乾燥・季節の変わり目に悪化しやすい |
| アレルゲン(ダニ・花粉・食物) | 曝露によりIgE介在性の皮膚炎症が誘発される |
| ストレス・睡眠不足 | 免疫調整機能の低下・皮膚バリア機能の弱体化 |
| 汗・摩擦・搔破 | 皮膚バリアを物理的に損傷し炎症を拡大させる |
| 栄養状態の乱れ | EPA/DHA・ビタミンD・亜鉛等の欠乏が皮膚機能に影響する可能性 |
アトピー性皮膚炎は適切な治療(ステロイド外用・タクロリムス等)と並行して、皮膚バリアを支える栄養状態を整えることが継続的なケアの一助となります。サプリメントはアトピーを「治す」ものではなく、治療を補助し、皮膚の栄養状態をサポートする位置づけです。
アトピー性皮膚炎のケアに関連する栄養素のエビデンス
1)EPA/DHA(オメガ3脂肪酸)と皮膚の抗炎症・バリア機能
EPA/DHAはオメガ3系多価不飽和脂肪酸で、体内でアラキドン酸由来の炎症性メディエーター(ロイコトリエンB4・プロスタグランジンE2)の産生を競合的に抑制し、抗炎症作用を発揮するとされています。Koch Cら(British Journal of Dermatology, 2008; PMID 18248617)の二重盲検RCTでは、DHA補給群(n=53、8週間)においてアトピー性皮膚炎の重症度スコア(SCORAD)が有意に改善し、皮膚水分量の増加も報告されました。また、EPA/DHAは皮膚細胞膜のセラミド構造をサポートし、皮膚バリアの水分保持機能に関与するとされています。ただし、効果の大きさは個人差があり、治療薬の代替にはなりません。
2)ビタミンDと免疫調節・皮膚バリア機能
ビタミンDは免疫調節に関与するとともに、皮膚バリアに必要なフィラグリンおよびカテリシジン(抗菌ペプチド)の産生を促進するとされています。Kim G & Bae JH(Nutrients, 2016)のメタ分析では、ビタミンD補給がアトピー性皮膚炎の重症度スコア(SCORAD)を有意に改善したと報告されています(6RCT・282名)。また、アトピー患者では血中25-OHビタミンD濃度が健常者より低い傾向が複数のコホート研究で示されており(Akan A et al., Pediatric Allergy and Immunology, 2013)、日照不足や偏食がある方では不足しやすい状況にあります。
栄養素まとめ表(アトピーケアに関連する主要成分)
アトピー性皮膚炎のケアに関連する主要成分の働き・目安量・注意点を一覧にまとめました。
| 成分 | アトピーとの関連 | 目安量(参考) | 注意 | 豊富な食品 |
|---|---|---|---|---|
| EPA/DHA | 炎症性メディエーター抑制・皮膚バリア(セラミド)サポート | EPA+DHA 1g/日以上(参考) | 抗凝血薬使用者は要注意 | さば・いわし・さんま・さけ |
| ビタミンD | 免疫調節・フィラグリン産生・抗菌ペプチドサポート | 400〜1,200IU/日(参考) | 過剰摂取注意(耐容上限量100μg/日) | きのこ類・さんま・さけ・卵黄 |
| 亜鉛 | 皮膚修復・免疫細胞の産生・抗酸化酵素の構成成分 | 8〜11mg/日(食事摂取基準) | 耐容上限量35〜45mg/日 | 牡蠣・赤身肉・大豆・ナッツ |
| プロバイオティクス | 腸内環境改善を通じた免疫反応の調整 | 菌種・量による(参考値なし) | アレルゲン(乳・大豆)含有の場合あり | ヨーグルト・ぬか漬け・納豆・味噌 |
| ビタミンE | 抗酸化・皮膚細胞保護 | 6〜7mg/日(推奨量) | 耐容上限量650〜900mg/日 | ナッツ・アボカド・植物油 |
市販品・栄養療法外来・おうち病院サプリ相談の違い
アトピー性皮膚炎ケアのサプリを選ぶ選択肢は複数あります。製造品質・医師の関与度・購入方法の違いを以下の表で確認し、自分に合った方法を選ぶ際の参考にしてください。
| 比較項目 | 市販品(ドラッグストア等) | 栄養療法外来(医療機関専用品) | 医療機関専用品(おうち病院サプリ相談) |
|---|---|---|---|
| 製造品質管理 | 食品GMP基準 | 医薬品GMPに準じた管理のものが多い | 医薬品GMPに準じた管理のものが多い |
| 入手方法 | 誰でも購入可能 | 対面診察が必要。処方薬と合わせて案内 | オンライン相談後に発行される診療機関コードで連携ECサイトから購入 |
| アレルゲン確認 | 自己判断(成分表示の確認が必要) | 対面で医師がアレルゲン状況を確認 | チャット問診で医師がアレルゲン・アレルギー歴を確認 |
| 添加物・品質管理 | 各社による(ばらつきあり) | 厳格な基準のもとで製造・品質試験 | 厳格な基準のもとで製造・品質試験 |
| 継続購入の自由度 | いつでも購入できるが自己判断 | 都度または定期受診が必要な場合がある | 診療機関コード取得後はECサイトで自分のペースで購入可能(定期縛りなし) |
| 相談形式 | なし | 対面(要来院・要予約) | オンライン・非同期チャット(24h/365日) |
サプリメント選びで失敗しないための医療観点の選び方
選び方①:成分バランスで選ぶ
アトピーケアには、①炎症を抑えるEPA/DHA、②免疫・バリア機能を整えるビタミンD、③皮膚の修復・再生を促す亜鉛、④腸内環境を整えるプロバイオティクスが相互補完的に機能するとされています。単一成分より複数の経路に働きかける組み合わせが、より包括的なサポートにつながります。治療薬との相性・アレルギーリスクを考慮した成分選定は、医師への相談が最も確実です。
選び方②:配合量で確認する
EPA/DHAは1日1g以上(EPA+DHA合計)が研究で使用される用量の目安ですが、アレルギー体質の方や抗凝血薬を服用中の方は用量管理が特に重要です。ビタミンDの耐容上限量は100μg(4,000IU)/日(厚生労働省)で、サプリと食事からの合算が過剰にならないよう注意が必要です。
| 成分 | 参考:RCT等で用いられた用量 | 日本の耐容上限量 |
|---|---|---|
| EPA/DHA | Koch 2008: DHA 5.4g/日(高用量)・一般的な目安1g/日 | 設定なし(抗凝血薬服用者は要注意) |
| ビタミンD | Kim 2016メタ分析: 600〜1,000IU/日 | 100μg(4,000IU)/日 |
| 亜鉛 | 一般参考値:8〜15mg/日 | 35〜45mg/日 |
選び方③:添加物・アレルゲンを徹底確認する
アトピー性皮膚炎をお持ちの方は、既知のアレルゲンがサプリに含まれていないかを必ず確認してください。特に大豆・甲殻類・乳・小麦由来の成分を含む製品では反応が出る場合があります。香料・合成着色料・防腐剤も最小限の製品を選ぶことが望ましいです。医療機関専用品は添加物の種類・量が厳選されており、アレルゲン情報も確認しやすい傾向があります。
こんなお悩みはありませんか?今の状況を確認してみましょう
アトピーの治療中で、栄養面からもケアをサポートしたい方
- ステロイド外用薬・保湿剤による治療を続けているが、再燃が気になる
- 治療と並行して、食事や栄養素からもアプローチを加えたい
- 現在の主治医がサプリに対応しておらず、どこに相談すればよいかわからない
市販サプリを試したが、アレルゲンや成分が心配な方
- アレルギーがあるため、市販サプリの成分を自分で確認するのが難しい
- EPA/DHAやビタミンDサプリに興味があるが、何を選んでよいかわからない
- 添加物が少なく品質管理された製品を医師に選んでほしい
皮膚のバリア機能を内側から整えたい方
- 乾燥や季節の変わり目に繰り返す肌荒れに悩んでいる
- 外側のスキンケアだけでなく、内側からのケアを取り入れたい
- ビタミンD・亜鉛など、皮膚に関連する栄養素が不足していないか医師に確認したい
アトピー性皮膚炎のケアでサプリメントを検討するなら、おうち病院「オンラインサプリ相談」
医療機関専用サプリメントをオンラインで
「情報はあるが選べない」という状態は、選択に関わる変数が多すぎることが原因です。また、「市販品を試したが変わらなかった」という場合、配合量・食生活のパターン・他の栄養素との関係を整理することで、より状況に合った補給の方向性が見えてくることがあります。
さらに、通院は面倒、恥ずかしい、多忙で時間が取れないなど、さまざまな事情で医療機関を受診する時間を確保できない方もいらっしゃいます。そのような方におすすめなのが、「おうち病院 オンラインサプリ相談」です。
アトピー性皮膚炎のケアでサプリメントを取り入れるなら、ぜひ医療用サプリメントがおすすめです。医療用サプリメントは、市販品のように自己判断で買えるものではなく、医師とのカウンセリングの上、「診療機関コード」が必要になります。
アトピー性皮膚炎の症状・食事や運動習慣の状況、他サプリの利用状況をまとめて確認した上で、医師が内容を確認した上で、あなたの状況で適切なサプリメント(栄養素)の選択肢を提案します。「選択の判断を一緒にしてもらえる」のが、自己判断との違いです。
おうち病院 サプリ相談の特徴
おうち病院では、疲労感・肌荒れ・免疫機能の低下など、栄養不足が気になる方向けに、医師によるオンラインサプリ相談を提供しています。「市販のサプリを試してみたが、自分に合っているか自信がない」「食事に気をつけているつもりでも、慢性的な疲れが続いている」といった方には、おうち病院のサプリ相談がとても便利です。
特に、現代ではストレス過多や食生活の乱れによるミネラル群・ビタミン群の不足が、体調不良の一因になっている場合があります。おうち病院では、医師が生活習慣・食事内容をヒアリングした上で医療機関専用品を提案し、相談後に発行される診療機関コードを使って連携ECサイトから定期縛りなしで購入できます。
おうち病院の特徴
✅問診・相談が無料
おうち病院 オンラインサプリ相談では、問診から相談までは無料です。病院では問診料がかかるところもあり、血液検査も1万円以上かかる場合があるため、金額面でも気軽に相談できるのがメリットです。再診についても、無料で何回でも受けられます。
✅隙間時間にチャットで対応。いつでも相談できる
24時間・365日、いつでも所属医師がオンラインチャットに対応します。食事習慣や運動習慣などの生活習慣の悩みを対面で話すことへの心理的なハードルも軽減できます。
✅病院に通う手間が省ける
オンラインサービスは自宅にいながら受けられるため、病院に通う手間が省けます。仕事や家事などで忙しく、定期的な通院が難しい方でも利用しやすいサービスです。
✅ 女性医師が丁寧に対応。自分に合ったサプリが提案される
おうち病院では、医療と栄養についての専門性を持つ医師が、事前に問診票を読み込んで診察に臨みます。相談者からの体質、食生活、ライフスタイルなどの情報をもとに、医師があなたに合わせたサプリメントを提案します。妊活中やアレルギー体質、医薬品との併用などの事情も汲み取ってもらえるため、自己判断よりも適切なサプリ選びに役立てられます。「自分の生活習慣を考慮したサプリメントの提案をしてほしい」といった具体的な悩みを落ち着いて相談できます。
✅サブスクではない。必要な時に必要なサプリを購入
相談はスマートフォン・PCから自宅や外出先で行い、購入は提携サプリメントメーカーの専用サイトにて「診療機関コード」を入力し購入します。サブスクサービスのように、利用しなくても、料金が自動的に引き落とされることはありません。
・問診回答および医師との相談後、サプリご購入希望者に「診療機関コード」を通知
・次回購入時も、医師への相談は無料(「診療機関コード」があれば、次回購入時はそのまま購入可能)
費用の目安
| 費用項目 | 金額 |
|---|---|
| 相談料・診察料 | 無料 |
| 医療機関専用サプリメント | 約2,000〜6,000円 |
| 合計目安 | 約2,000〜6,000円 |
※サプリメント代金は、提携サプリメントメーカー専用サイトにてご購入いただきます。詳細は各メーカー専用サイトにてご確認ください。
おうち病院 オンラインサプリ相談の利用の流れ
まず、おうち病院 オンラインサプリ相談ページから会員登録。
STEP 1|問診票の入力
食生活・ライフスタイル・気になる症状などを問診票に入力します。10〜15分程度で完了します。
STEP 2|医師によるチャット確認
非同期チャット形式で医師が問診内容を確認し、問診内容を踏まえたチャットカウンセリングを実施し、あなたの状況に合ったサプリメントを提案します。通院の必要はなく、24h/365日対応可能です。
STEP 3|診療機関コードの発行 ★おうち病院独自の仕組み
医師とのチャット相談が完了すると、診療機関コードが発行されます。このコードを持つことで、連携医療用サプリECサイトで医療機関専用品を直接購入できるようになります。
※診療機関コードは一度取得すれば有効です。 毎回医師に相談しなくても、以後はいつでも好きなタイミングで購入できます。定期購入への強制加入は不要です。
STEP 4|連携サプリメントメーカ専用サイトで自由に購入
診療機関コードを使って、専用サイトから医療機関専用サプリから、気になったタイミングで購入します。医師の提案を踏まえての購入が推奨です。「今月は補充したい」「少し様子をみたい」など、ライフスタイルに合わせた利用が可能です。
「1回だけ相談してみる」から始められます。
まずはオンラインで医師に相談することで、自分に必要なミネラル(栄養素)を知ることができます。その後の購入は義務ではなく、必要だと感じたときだけ続けられます。
取り扱い医療機関専用サプリメントメーカー
おうち病院が現在連携しているのは、いずれも医療機関専用の製品を製造・販売するメーカーです。
ヘルシーパス ✅ 現在連携中
医療機関専用サプリメントのリーディングブランドのひとつ。医師・栄養士向けに製品情報を提供し、医療現場で信頼されています。
►株式会社ヘルシーパスの製品はこちらから
メイキュア(meiji seika ファルマ株式会社) ✅ 現在連携中
製薬大手 meiji seika ファルマが手がける医療機関向けサプリメントブランド。医薬品メーカーとしての品質管理基準が製品に反映されています。
►meiji seika ファルマ株式会社の「meiQua メイキュア EPA1000」はこちらから
ワカサプリ(株式会社分子生理化学研究所) 🔜 連携準備中
大学・専門研究機関との共同研究に基づく製品開発で知られ、全国5,000超の医療機関での実績を持つメーカー。連携開始後は選べる医療グレードサプリの選択肢がさらに広がります。
►株式会社分子生理化学研究所の「ワカサプリ」はこちらから
アトピーケアでのサプリ相談・オンライン診療の使い分けについて
アトピーケアのサプリメントをご検討の方へ:
おうち病院のオンラインサプリ相談(無料)で、EPA/DHA・ビタミンD・亜鉛等の成分について医師にご相談いただけます。
アトピーの治療薬が必要な方・皮膚症状が強い方へ:
おうち病院では皮膚科(一般科)も提供しています。サプリメントはアトピー性皮膚炎の治療薬の代替にはなりません。皮膚症状が強い・悪化している場合は、皮膚科での診察を優先してください。
すでにアトピー性皮膚炎の治療を行っている主治医が、サプリメントを取り扱っていない場合でも、おくすり手帳など等から情報を共有していただければ受診可能です。
【コラム】アトピー性皮膚炎が生活に与える影響と、日常で気をつけること
アトピー性皮膚炎は、かゆみ・見た目の変化・睡眠障害が相互に関連し、日常生活の質を多方面で低下させます。夜間のかゆみで睡眠が妨げられると、翌日の集中力・気分・免疫機能にも影響を及ぼします。症状が顔・首・手など露出部位に及ぶ場合は、外見への自意識から社会生活や精神的健康にも影響することがあります。
アトピーは「根性で我慢するもの」ではなく、適切な治療と生活習慣・栄養管理を組み合わせることで症状をコントロールできる疾患です。
アトピーの悪化予防のために日常で気をつけること
- 保湿を継続する:入浴後すぐ(3分以内)に保湿剤を塗布し、皮膚バリアを維持することが悪化予防の基本です。乾燥する季節は室内加湿も有効です
- 搔破(かきむしり)を避ける:搔くことで皮膚バリアが損傷し、さらに炎症が広がります。かゆみが強い場合は冷やすか、医師に相談して適切な対処を行ってください
- アレルゲンを把握して回避する:ダニ・花粉・食物アレルゲンのうち、自分に該当するものを把握し、可能な範囲で曝露を減らしましょう
- 主治医の治療方針に従う:自己判断で治療薬を減量・中止すると悪化する場合があります。症状が落ち着いていても、主治医の指示のもとで管理を継続してください
※ サプリメントはアトピー性皮膚炎の治療薬(ステロイド外用薬・タクロリムス等)の代替にはなりません。症状が強い・悪化している場合は、サプリメントよりも先に皮膚科での受診を優先してください。
よくある質問(FAQ)
Q. アトピー性皮膚炎はなぜ繰り返すのですか?
A.アトピー性皮膚炎は、皮膚バリア機能の低下とIgE介在性アレルギー性炎症が慢性的に続く疾患です。遺伝的に皮膚のフィラグリン産生が弱い方は皮膚バリアが損傷しやすく、外来アレルゲン・刺激に対して炎症が繰り返し起こります。乾燥・ストレス・睡眠不足・アレルゲン曝露が再燃のトリガーとなるため、生活習慣・栄養状態を整えることが継続的なケアの一環となります。
Q. EPA/DHAがアトピーのケアに関係するのはなぜですか?
A.EPA/DHAはオメガ3系脂肪酸で、体内でアラキドン酸由来の炎症性ロイコトリエン(LTB4)・プロスタグランジン(PGE2)の産生を競合的に抑制し、皮膚の炎症を軽減するとされています。Koch Cら(British Journal of Dermatology, 2008)の二重盲検RCTでは、DHA補給によりアトピーの重症度スコア(SCORAD)が有意に改善しました。ただしすべての方に同様の効果があるとは限りません。
Q. ビタミンDがアトピーに関係するのはなぜですか?
A.ビタミンDは皮膚バリアに必要なフィラグリンおよびカテリシジン(抗菌ペプチド)の産生を促進し、免疫調節(Th2からTh1へのバランス調整)に関与するとされています。Kim G & Bae JH(Nutrients, 2016)のメタ分析では、ビタミンD補給がアトピー重症度スコア(SCORAD)を有意に改善したと報告されています。アトピー患者では血中ビタミンD濃度が低い傾向があり、日照不足がある方では不足しやすい状況です。
Q. アトピーをお持ちの方がサプリを選ぶ際の注意点は?
A.アトピー性皮膚炎の方はアレルギーを持つ場合が多く、サプリに含まれる大豆・甲殻類・乳・小麦由来の成分でアレルギー反応が出る可能性があります。また、現在アトピーの治療薬(ステロイド・タクロリムス等)や抗アレルギー薬を服用中の場合は、サプリとの相互作用も考慮が必要です。自己判断での選択を避け、医師への相談をおすすめします。
Q. 市販のアトピーケアサプリと医療機関専用品はどう違いますか?
A.主な違いは①製造品質管理の基準と②アレルゲン確認体制です。市販品は食品GMP基準での製造が多いのに対し、医療機関専用品は医薬品GMPに準じた管理のものが多く、品質の安定性が高い傾向があります。アトピー患者特有のアレルゲンリスクを考慮した成分選定は、医師が個別に問診・確認して行うことが特に重要です。
Q. おうち病院のサプリ相談はどのような流れですか?
A.①問診票の入力(食生活・アレルギー歴・アトピーの状況・気になる症状)→②医師によるチャット確認・サプリ提案(非同期・24h/365日対応)→③診療機関コードの発行→④提携ECサイトで購入、の4ステップです。通院・予約不要で、スマートフォン・PCから利用できます。診療機関コードは一度取得すれば継続して有効です。
Q. 費用はどのくらいかかりますか?
A.チャット相談は無料です。サプリメントは提携メーカーのサイトでのご購入となり、費用の目安は2,000円〜6,000円前後(メーカーサイト価格)です。定期購入への強制加入はなく、必要なタイミングで自由に購入できます。

