コロナの頭痛はいつまで続く?市販薬が効かない理由と受診のタイミング

コロナの頭痛症状には、様々なものがあり、その症状に悩まれている方も多いでしょう。「コロナかな?」と不安に思うケースの方や、すでに感染しており長引く頭痛に苦しんでいる方がいるようですね。
本記事では、初期症状の頭痛から後遺症まで、症状のタイプや見極め方について解説します。早めに適切な治療をするための参考にしていただければと思います。

この記事で分かること

  • コロナの頭痛は発症初日〜3日目に強く出ることが多く、両側性の重く締め付けられるような痛みが特徴です。
  • コロナ頭痛はサイトカインによる炎症反応が主因であるため、市販の鎮痛剤(イブプロフェン・ロキソニン等)で一時的に楽になっても、ウイルスそのものを抑えなければ繰り返し出やすい傾向があります。
  • 頭痛だけで「コロナかどうか」を判断することは難しく、市販の抗原検査が有用です。
  • 抗コロナウイルス薬(ゾコーバ等)は発症5日以内(可能であれば72時間以内)が処方期限です。頭痛が出始めた段階で早めの受診を検討することをお勧めします。
  • おうち病院では、発熱・頭痛・コロナ症状の相談を朝8時〜夜22時まで当日受診可能です。

しかし、「忙しくて病院に行く時間がない」「コロナかどうか分からないから病院に行くべきか分からない」という方は、オンライン診療でお気軽に医師に相談してみてください。

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コロナの頭痛はどんな痛みか

コロナ(COVID-19)感染時に現れる頭痛は、ウイルス感染によって産生されるサイトカイン(炎症性タンパク質)が脳・血管に影響することで生じると考えられています。市販の鎮痛剤で一時的に和らいでも繰り返しやすいのは、痛みの原因となる炎症の「根本」がウイルスにあるためです。

コロナの頭痛症状をあらためて詳しく解説します。頭痛に悩んでいる方は、自分の症状と照らし合わせて見てください。

コロナ頭痛の主な特徴

特徴内容
痛みの性質締め付けられるような、または拍動性(ズキズキ)の痛み
痛みの部位両側性が多い(片側の場合も)
出現時期発症初日〜3日目に強く出ることが多い
随伴症状発熱・倦怠感・筋肉痛・光過敏・音過敏を伴うことがある
持続期間多くは数日〜1週間程度。長引く場合は後遺症(コロナ頭痛)への移行も

コロナ・インフル・偏頭痛・緊張型頭痛の見分け方

「いつもの頭痛なのか、コロナなのか」を判断するために、症状の違いを整理します。ただし、症状だけでの確定診断は困難であり、抗原検査の活用が推奨されます。

比較項目コロナ(COVID-19)インフルエンザ偏頭痛(片頭痛)緊張型頭痛
痛みの部位両側性が多い両側性が多い片側性が多い両側性・頭全体
痛みの性質締め付け・拍動締め付け・拍動拍動性(ズキズキ)締め付け・圧迫感
発熱との関係発熱と同時に出やすい発熱と同時に出やすい発熱なし発熱なし
嗅覚・味覚障害起こりやすいなしなし
光・音過敏ある場合も少ない強い軽度〜中程度
筋肉痛・倦怠感強い非常に強い基本なし肩こり・首こり
悪寒ある強い悪寒が特徴的なしなし
確認方法抗原検査(翌日以降)抗原検査(48時間以内)問診・既往歴問診・既往歴

ポイント: 嗅覚・味覚障害が出ている場合はコロナの可能性が高くなります。ただし、嗅覚障害がなくてもコロナである可能性は十分にあります。

関連記事:新型コロナウイルスのセルフチェックで安心を|症状確認と対応策

頭痛の出るタイミングと経過

コロナ感染における頭痛の経過は以下のような流れが多く見られます。

発症からの日数症状の傾向
発症当日〜1日目頭痛が最初の症状として出ることも。発熱と同時に強くなりやすい
2〜4日目発熱・倦怠感とともに頭痛が最も強い時期
5〜7日目解熱に伴って頭痛が和らぐことが多い
1週間以上継続する場合後遺症としてのコロナ頭痛(Long COVID)への移行を考慮

ポイント:頭痛が2週間以上続く場合や、急激に激しい頭痛が生じた場合(「今まで経験したことのない最悪の頭痛」)は、くも膜下出血などの別疾患の可能性があるため、速やかに医療機関を受診してください。

関連記事:コロナの治療法とは?重症度との関係や自宅療養のポイントを解説

コロナ後遺症としての頭痛

コロナ感染から4週間以上経っても頭痛が続く場合、Long COVID(コロナ後遺症)の一症状である可能性があります。後遺症としての頭痛は急性期とは異なるメカニズムで生じていると考えられており、対処法も変わってきます。後遺症が疑われる場合は内科・後遺症外来への相談をお勧めします。

「市販の鎮痛剤を飲んで様子を見よう」が繰り返される理由

コロナ感染時の頭痛への対処として最も多いのが「ロキソニン・イブプロフェン等の市販鎮痛剤を飲む」です。一時的には楽になりますが、数時間後に再び頭痛が戻るというパターンを繰り返す方が多くいます。

これは、市販鎮痛剤が痛みの信号を遮断するという働きを持つ一方で、頭痛の原因であるサイトカイン炎症やウイルスそのものには作用しないためです。

市販鎮痛剤の限界

薬の種類作用限界
イブプロフェン・ロキソプロフェン(NSAIDs)炎症を抑え痛みを和らげる根本原因のウイルスには作用しない
アセトアミノフェン(カロナール等)解熱・鎮痛炎症を抑える効果はNSAIDsより弱く、ウイルスには無効
抗コロナウイルス薬(ゾコーバ等)※処方薬ウイルスの増殖を直接抑制発症5日以内(可能であれば72時間以内)が処方期限

市販薬で「いったん楽になる→また痛くなる」を繰り返す間に、発症5日以内という抗ウイルス薬の処方期限を過ぎてしまうケースがあります。

「コロナ頭痛だと思っていたら…」気をつけたい症状

以下のような頭痛は、コロナ感染以外の重篤な原因を示している可能性があります。

要注意の頭痛パターン考えられる原因対応
突然始まる「今まで最悪の」激しい頭痛くも膜下出血の可能性直ちに救急受診
発熱+首の硬直+強い頭痛細菌性髄膜炎の可能性直ちに救急受診
頭痛+意識障害・けいれん脳炎・髄膜脳炎の可能性直ちに救急受診
数週間以上続く頭痛後遺症・副鼻腔炎・その他内科・神経内科を受診

新型コロナウイルスを「ただの頭痛」と同じに扱わないでほしい理由

頭痛が主症状だと「風邪気味なだけ」と放置されやすいですが、コロナ感染が背景にある場合、頭痛の治療だけではなくウイルスへの対処が重要です。

免疫性疾患との関連

2025年に発表されたシステマティックレビュー(9,700万人以上を対象とした複数コホート研究のメタ解析)では、SARS-CoV-2感染後に関節リウマチ・全身性エリテマトーデス・1型糖尿病・炎症性腸疾患など少なくとも11の免疫介在性疾患の発症リスクが1〜3倍上昇することが報告されています。「頭痛薬で乗り越えた」という経験を繰り返していても、長期的なリスクは変わらない可能性があります。

参考文献:SARS-CoV-2感染後の免疫介在性疾患の新規発症リスク:系統的レビューとメタ解析|Seminars in Arthritis and Rheumatism 74 (2025) 152805
参考:COVID-19と新規発症自己免疫疾患との関連性:9700万人を対象とした最新の系統的レビューとメタ解析|Clinical Reviews in Allergy & Immunology Volume 68, 2025

早期発見がカギ。判断が難しい場合はただちに病院へ

コロナと思われる頭痛症状であればもちろん、判断が難しい場合も、ただちに病院へ行く事をおすすめします。コロナは早期発見・早期治療がカギであり、発症した時に速やかに受診し適切な治療をすれば悪化を防げるためです。

ウイルスが体内で増殖する前に抗ウイルス薬を服用するのが効果的と言われています。コロナ治療薬「ゾコーバ」は、発症後5日以内(可能であれば72時間以内)に服用すれば、コロナの重症化を防ぎ、辛い症状が出る期間を短縮してくれるとされています。

「ゾコーバ」を開発した塩野義製薬の発表によると、16万人以上のコロナ患者を対象とした研究で、服用した人は服用していない人と比較して入院リスクが37%低下したとのことです。また、後遺症のリスクも軽減できると臨床試験で認められたとの発表も以前ありました。後遺症への効果と治療法について、さらに研究を進めていく方針です。そのため、コロナの治療は早い方が良いのです。

参照元①:塩野義製薬のコロナ薬「ゾコーバ」、入院リスク37%減 – 日本経済新聞 (nikkei.com)

参照元②:塩野義製薬と大阪大学、コロナ治療薬「ゾコーバ」の後遺症への効能研究 – 日本経済新聞 (nikkei.com)

新型コロナウイルス感染症の治療には、おうち病院「オンライン発熱・コロナ外来」という選択肢

コロナによる頭痛症状が辛い、またはコロナの疑いがあるなら

ゾコーバをはじめとするコロナ抗ウイルス薬は、発症した日から5日以内に服用を開始することが推奨されています。この期間を過ぎると処方の対象外となる場合があります。

「まだ症状が軽いから」「もう少し市販薬で様子を見てから」と先延ばしにしている間に、処方のタイミングが近づいてきます。

しかし、仕事や家事、育児、介護など、さまざまな事情で医療機関を受診する時間を確保できない方もいらっしゃいます。そのような方におすすめなのが、「おうち病院 オンライン発熱・コロナ外来」です。

おうち病院 発熱・コロナ外来の特徴

おうち病院では、発熱症状(風邪・インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症など)に対応したオンライン診療を提供しています。「市販の検査キットで検査したら陽性だったが、すぐに受診できない」「感染症の流行期なので病院に行きたくない」といった方には、おうち病院がとても便利です。特に、現代では発熱症状に新型コロナウイルス感染症やインフルエンザなどの疾患が隠れている場合が増えています。おうち病院では、抗コロナウイルス薬/抗インフルエンザ薬の処方がスムーズに行えます。

おうち病院の特徴

✅ 自宅から受診できる

診察室に行かずにスマートフォン・PCから問診・診察が完了します。発熱症状の悩みを対面で話すことへの心理的なハードルも軽減できます。

時間通りに診察が始まる

予約した時間に診察が開始するため、仕事の合間にも受診を計画的に組み込むことができます。
・平日・土日祝日も朝8時〜夜22時まで診察可能

✅ 女性医師が丁寧に診察

おうち病院では診察時間を15分確保しています。医師は事前に問診票を読み込んで診察に臨むため、「自分の生活習慣を考慮した処方薬の選択をしたい」といった具体的な悩みを落ち着いて相談できます。

受診場所と薬の受け取り場所を分けられる

受診はスマートフォン・PCから自宅や外出先で行い、処方薬は自分が指定した薬局で受け取れます。
・処方せんは全国8,200店舗の薬局から選択し自動送信され、受け取り可能
・自宅配送「おくすりおうち便」を利用すれば、薬局に行く手間なし

受診費用の目安(保険適用)

費用項目金額
診察料(保険適用・初診)1,000〜1,200円
システム利用手数料1,100円
合計目安約1,900〜2,400円
※自宅への配送をご希望の場合は追加900円にて「おくすりおうち便」をご利用いただけます。
※薬代は別途。薬局での自己負担額は薬剤・保険の種類により異なります。

おうち病院の処方方針:抗ウイルス治療薬の重要性

おうち病院では、コロナに対する抗ウイルス治療薬の早期使用を重要と考え、以下の方針で処方対応しています。

  • リスクが高い方には積極的に処方対応:高齢・基礎疾患・免疫抑制状態など重症化リスクがあると診察で判断した場合、発症初期から抗ウイルス薬(ゾコーバ等)を処方します。
  • 患者さんの希望を尊重:「抗ウイルス薬を使いたい」というご希望がある場合も、医師が診察の上で処方を検討します。診察時にお気軽にご相談ください。
  • ウイルスを抑制する治療を大切に:市販薬による症状緩和にとどまらず、ウイルスそのものに作用する治療アプローチを重視しています。

処方はすべての方に適用されるものではなく、医師の診察・判断のもとで行われます。薬の相互作用等によっては処方できない場合があります。

おうち病院 オンライン発熱・コロナ外来への受診の流れ

  1. おうち病院の発熱・コロナ外来ページから予約
  2. 事前問診票に回答(症状・発症日・再発頻度・既往歴・日常への影響・試した市販品など)
  3. ビデオ通話で医師と診察(約15分・クイックな対応の場合には5分程度で完了)
  4. 処方薬を薬局に受け取りに行く、または自宅に配送してもらう

注意点:オンライン診療で、抗ウイルス薬の処方を希望する場合には、市販の検査キットを使用して陽性であったことを証明する画像が必要となります。日頃から、検査キットを常備しておくと、もしもの時にもスムーズに受診・処方が受けられます。(陽性画像の添付がない場合には、対症療法のみとなります。)

よくある質問(FAQ)

Q. コロナの頭痛はいつごろ出て、どれくらい続きますか?

A.コロナ感染による頭痛は、発症初日〜3日目に最も強く出ることが多く、発熱や倦怠感を伴うことがほとんどです。解熱に伴って頭痛が和らぐケースが多いですが、1週間以上続く場合や4週間以上続く場合は後遺症の可能性もあります。

Q. 市販の頭痛薬(ロキソニン・イブプロフェン)を飲んでいいですか?

A.短期的な症状の緩和には使用可能ですが、コロナ頭痛の根本原因はウイルスによる炎症反応にあるため、市販鎮痛剤だけで完結しないことがあります。「飲んでもすぐに頭痛が戻る」という場合は、抗ウイルス薬(処方薬)の使用について医師に相談することをお勧めします。

Q. コロナの頭痛と偏頭痛(片頭痛)はどう見分けますか?

A.コロナ頭痛は両側性で発熱・倦怠感・筋肉痛を伴うことが多く、偏頭痛は片側性で発熱を伴わないことが多いです。ただし症状だけでの区別は難しく、発熱を伴う場合はコロナ抗原検査で確認することをお勧めします。

Q. 頭痛だけでコロナと診断してもらえますか?

A.頭痛のみの症状であっても、オンライン診療では症状の聞き取り・抗原検査の結果をもとに診察が可能です。検査結果がなくても受診できますが、処方の判断には抗原検査の結果が参考になるため、可能であれば実施の上でご受診ください。

Q. コロナの頭痛に市販の抗原検査は使えますか?

A.はい。発症翌日以降に実施すると感度が高まります。発症当日(熱が出た日)は陰性と出ることがあるため、翌日に再検査することをお勧めします。おうち病院のオンライン診療では、抗原検査の結果をもとに診察を進めることができます。

Q. 子どもがコロナらしく、頭痛を訴えています。受診すべきですか?

A.小児の場合も、発症5日以内であれば医師への相談をお勧めします。おうち病院では小児のコロナ症状の相談を受け付けています。年齢・体重等の条件によっては処方できない薬剤もありますので、まずはご予約からご相談ください。

Q. コロナ後遺症として頭痛が続いています。オンライン診療で相談できますか?

A.はい、後遺症としての頭痛もおうち病院でご相談いただけます。感染から4週間以上経過している場合は後遺症(Long COVID)の評価が必要になることがあり、状況に応じて適切な医療機関への案内も行います。まずはご予約ください。

おうち病院 オンライン発熱・コロナ外来(保険適用)- 発熱でつらいとき、病院の待合室はもっとつらい。自宅からスマホで医師に相談できます。

おうち病院の特化型外来

診療科目

その他一般科として、内科、小児科、皮膚科、循環器内科を受診いただくことが可能です。

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