箱根は首都圏から最も近い温泉リゾートとして年間約2,000万人が訪れますが、山間部の旅館やホテルに分散しており、医療機関へのアクセスは観光地特有の難しさがあります。
この記事で分かること
- 箱根エリアの救急病院は足柄上病院(小田原市)が最寄り。箱根病院は神経・精神科専門のため発熱外来は対応外
- 急な山岳地形と公共交通機関の限定性から、発熱時に病院へ向かうのに時間がかかる
- 富士屋ホテル・ハイアット リージェンシー箱根・箱根吟遊などの高級旅館・ホテルからスマートフォン1台でオンライン診療が受けられる
- おうち病院のオンライン診療は最短当日対応で、コロナ抗ウイルス薬・インフルエンザ治療薬の処方が可能(保険適用)
- 冬季の積雪・芦ノ湖周辺での発熱時は特にオンライン診療の活用が便利

目次
箱根エリアの医療事情
箱根は神奈川県足柄下郡に位置し、芦ノ湖・大涌谷・箱根神社などの観光地を有する国際的な温泉リゾートです。富士屋ホテル(宮ノ下)、ハイアット リージェンシー箱根リゾート&スパ(強羅)、箱根吟遊(宮城野)、ポーラ美術館に隣接するザ・プリンス箱根芦ノ湖など、高級旅館・ホテルが山地全体に点在しています。
医療機関については、箱根病院(神奈川病院)は神経・精神科が専門のため、発熱・内科対応は期待できません。発熱を含む内科的な救急受診には、小田原市の足柄上病院や小田原市立病院が最寄りの選択肢になります。箱根の中心部から小田原市内まで車で30〜40分かかる場合があります。
エリア内・周辺の主な発熱対応医療機関
以下の医療機関で内科・発熱外来の対応をしています。ただし、診療時間・発熱外来の受け入れ可否は随時変更されることがあります。受診前には必ず電話でご確認ください。
| 医療機関名 | 電話番号 | 対応時間(目安) | 備考 |
|---|---|---|---|
| 足柄上病院 | 0465-74-2111 | 救急24時間対応 | 南足柄市。救急・内科対応 |
| 小田原市立病院 | 0465-22-1111 | 救急24時間対応 | 小田原市。小田原市内救急 |
| 小田原 永野内科クリニック | 要電話確認 | 要電話確認 | 小田原市内の発熱外来(要確認) |
箱根の観光リゾート地から大型病院まで受診しに行く場合、往復移動だけで箱根の中心部から小田原市内まで車で30〜40分かかることも想定しておきましょう。
神奈川県の発熱外来情報は神奈川県新型コロナウイルス感染症対策ページでご確認ください。出発前に一度確認しておくことをおすすめします。
箱根で発熱したときに困る理由
山岳地形と交通の制約: 箱根は急峻な山地に旅館・ホテルが点在しており、ロマンスカーや登山鉄道を使った移動が基本です。発熱時に小田原方面の病院へ向かうには、ルートの乗り換えや車での峠越えが必要になることがあります。
温泉旅館での発熱困惑: 旅館での温泉・食事が楽しみだったところへの急な発熱は、日程全体への影響も大きく、早めの対処が重要です。オンライン診療で軽症かどうかの判断をもらうことで、その後の行動計画を立てやすくなります。
冬季の積雪: 箱根は年間を通じて積雪があり、特に強羅・仙石原エリアは路面凍結が発生します。発熱時の凍結路面での移動はリスクが高く、その場でオンライン診療を活用する意義があります。
コロナ・インフルエンザが疑われるときのセルフチェック
以下のような症状がある場合は、まず電話または後述のオンライン診療で医師に相談することを検討してください。
- 38℃以上の発熱(または急な発熱)
- のどの痛み・咳・鼻水などの上気道症状
- 全身の倦怠感・筋肉痛・関節痛
- 嗅覚・味覚の変化(特にコロナの場合)
- 急な悪寒・寒気(特にインフルエンザの場合)
重症化のサイン(救急受診の目安): 息苦しさ・胸痛・意識の混濁・水分が全く摂れない場合は、速やかに119番に連絡するか足柄上病院(0465-74-2111)へ連絡してください。

旅行中のホテルからも受診できる ―おうち病院「オンライン発熱・コロナ外来」
旅行者がオンライン診療を選ぶメリット
移動の手間なくホテルに滞在したまま診察が受けられるため、体調が悪い状態での外出を最小限にできます。コロナ・インフルエンザが疑われる場合、他の方への感染リスクを抑えながら受診できる点も旅行者に選ばれる理由の一つです。
参考: 厚生労働省「新型コロナウイルス感染症・インフルエンザへの対応について」では、発熱時は医療機関への事前連絡を推奨しています。
おうち病院は、スマートフォンやタブレットのビデオ通話で医師の診察を受け、処方箋を発行してもらえる保険適用のオンライン診療です。箱根エリアで宿泊中のホテル・旅館のWi-Fiを使って、部屋から受診することができます。
旅行中のさまざまな事情で医療機関を受診する時間を確保できない方もいらっしゃいます。そのような方におすすめなのが、「おうち病院 オンライン発熱・コロナ外来」です。
おうち病院 発熱・コロナ外来の特徴
おうち病院では、発熱症状(風邪・インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症など)に対応したオンライン診療を提供しています。「市販の検査キットで検査したら陽性だったが、すぐに受診できない」「感染症の流行期なので病院に行きたくない」といった方には、おうち病院がとても便利です。特に、現代では発熱症状に新型コロナウイルス感染症やインフルエンザなどの疾患が隠れている場合が増えています。おうち病院では、抗コロナウイルス薬/抗インフルエンザ薬の処方がスムーズに行えます。
おうち病院の特徴
✅ 自宅から受診できる
診察室に行かずにスマートフォン・PCから問診・診察が完了します。発熱症状の悩みを対面で話すことへの心理的なハードルも軽減できます。
✅時間通りに診察が始まる
予約した時間に診察が開始するため、仕事の合間にも受診を計画的に組み込むことができます。
・平日・土日祝日も朝8時〜夜22時まで診察可能
✅ 女性医師が丁寧に診察
おうち病院では診察時間を15分確保しています。医師は事前に問診票を読み込んで診察に臨むため、「自分の生活習慣を考慮した処方薬の選択をしたい」といった具体的な悩みを落ち着いて相談できます。
✅受診場所と薬の受け取り場所を分けられる
受診はスマートフォン・PCから自宅や外出先で行い、処方薬は自分が指定した薬局で受け取れます。
・処方せんは全国8,200店舗の薬局から選択し自動送信され、受け取り可能
・自宅配送「おくすりおうち便」を利用すれば、薬局に行く手間なし
受診費用の目安(保険適用)
| 費用項目 | 金額 |
|---|---|
| 診察料(保険適用・初診) | 1,000〜1,200円 |
| システム利用手数料 | 1,100円 |
| 合計目安 | 約1,900〜2,400円 |
※薬代は別途。薬局での自己負担額は薬剤・保険の種類により異なります。
おうち病院の処方方針:抗ウイルス治療薬の重要性
おうち病院では、コロナに対する抗ウイルス治療薬の早期使用を重要と考え、以下の方針で処方対応しています。
- リスクが高い方には積極的に処方対応:高齢・基礎疾患・免疫抑制状態など重症化リスクがあると診察で判断した場合、発症初期から抗ウイルス薬(ゾコーバ等)を処方します。
- 患者さんの希望を尊重:「抗ウイルス薬を使いたい」というご希望がある場合も、医師が診察の上で処方を検討します。診察時にお気軽にご相談ください。
- ウイルスを抑制する治療を大切に:市販薬による症状緩和にとどまらず、ウイルスそのものに作用する治療アプローチを重視しています。
処方はすべての方に適用されるものではなく、医師の診察・判断のもとで行われます。薬の相互作用等によっては処方できない場合があります。
おうち病院 オンライン発熱・コロナ外来への受診の流れ
- おうち病院の発熱・コロナ外来ページから予約
- 事前問診票に回答(症状・発症日・再発頻度・既往歴・日常への影響・試した市販品など)
- ビデオ通話で医師と診察(約15分・クイックな対応の場合には5分程度で完了)
- 処方薬を薬局に受け取りに行く、または自宅に配送してもらう
※注意点:オンライン診療で、抗ウイルス薬の処方を希望する場合には、市販の検査キットを使用して陽性であったことを証明する画像が必要となります。旅行前に、検査キットを準備しておくと、もしもの時にもスムーズに受診・処方が受けられます。(陽性画像の添付がない場合には、対症療法のみとなります。)

よくある質問(FAQ)
Q. 箱根の旅館・ホテルからオンライン診療を受けることはできますか?
A.はい、できます。おうち病院はスマートフォンのビデオ通話での診察のため、旅館・ホテルのWi-Fiやモバイルデータ通信があれば箱根エリアからも受診できます。山間部では電波状況をご確認ください。
Q. 大涌谷や芦ノ湖観光中に発熱した場合はどうすればいいですか?
A.観光施設内の救護室・スタッフにまず相談してください。症状が軽度であれば宿泊施設に戻り、おうち病院のオンライン診療で医師に症状を相談することをお勧めします。高熱・息苦しさなど重篤な症状がある場合は119番へ連絡してください。
Q. コロナの抗ウイルス薬(ゾコーバ等)をオンライン診療で処方してもらえますか?
A.おうち病院ではコロナ抗ウイルス治療薬(ゾコーバ等)の処方に対応しています。発症からの日数・重症化リスク・他の薬との相互作用などを医師が診察の上で判断します。希望がある場合は診察時に医師にお伝えください。
Q. インフルエンザの治療薬(タミフル等)も処方してもらえますか?
A.おうち病院ではインフルエンザの診察・治療薬の処方に対応しています。「コロナかインフルエンザか判断できない」という場合もオンライン診療でご相談ください。
Q. 処方薬を箱根エリアで受け取れますか?
A.おうち病院の処方箋は全国約8,200店舗の提携薬局で受け取れます。小田原市内または箱根湯本エリアに提携薬局があるかどうかは、アプリまたはサポート窓口でご確認ください。旅館スタッフに近くの薬局を尋ねることも有効です。
Q. 冬季の積雪で移動できない状況で発熱した場合はどうすればいいですか?
A.積雪・路面凍結で外出が危険な場合は、無理に移動せず旅館・ホテルにとどまることが優先です。おうち病院のオンライン診療で医師に状況を相談し、宿のコンシェルジュや旅館スタッフに薬の手配を依頼する方法もあります。緊急の場合は119番へ。
Q. 多汗症・ヘルペス・不眠症もオンライン診療で相談できますか?
A.はい、おうち病院では多汗症外来・ヘルペス外来・不眠症外来を開設しており、箱根からのオンライン診療でご相談いただけます。温泉疲れや寒暖差でヘルペスが再発するケースもあります。
免責事項
本ページは一般的な情報提供を目的としており、医療上の診断・治療の助言ではありません。掲載している医療機関の診療時間・対応内容は変更されることがあるため、受診前に必ず各医療機関へお問い合わせください。緊急の症状がある場合は、速やかに119番または救急病院を受診してください。
