精神科・心療内科のオンライン診療でできること・できないこと|対面との比較・費用を解説

「このくらいの不安感や眠れない状態で精神科に行っていいのかな?」「精神科に通っているのを誰かに見られたくない」——そう感じている方に、まず結論をお伝えします。不眠症・軽症うつ・不安障害・パニック障害の安定期など、精神科・心療内科の治療の多くはオンライン診療で対応できます。本ページでは、オンラインで対応できる症状・できない症状を明確に整理し、対面との費用・手間の違いも比較します。

この記事でわかること

  • 不眠症・軽症うつ・不安障害・パニック障害(安定期)などはオンライン診療で対応可能
  • 重症うつ・統合失調症・自傷他害リスクが高い場合など、対面が必要なケースもある
  • 精神科のオンライン診療は保険適用。費用は約1,900〜2,400円(薬代別)
  • おうち病院は平日・土日祝 朝8時〜夜22時まで対応。プライバシーを守りながら受診できる
  • セルフチェックで「オンラインで受診できるか」を確認できる

精神科・心療内科のオンライン診療で対応できる症状

精神科・心療内科の治療のうち、症状が軽症〜安定期にある方については、問診と対話を中心とした診察で対応できるため、オンライン診療の活用が可能です。以下は、おうち病院でオンライン対応が可能な症状・疾患です。

症状・疾患特徴オンラインでの対応
不眠症(軽症・安定期)寝つきが悪い・夜中に目が覚める等の睡眠の問題睡眠薬・漢方薬の処方・経過観察に対応
軽症うつ・気分変調(安定期)2週間以上の気分の落ち込み・意欲低下抗うつ薬の継続処方・経過観察に対応。症状安定期のオンライン受診が特に有効
不安障害(安定期)漠然とした強い不安感・緊張感が続く抗不安薬・SSRI等の継続処方に対応
パニック障害(安定期)動悸・息苦しさ・突然の恐怖感症状が安定している方の継続治療に対応
適応障害(軽症)環境変化・ストレスに伴う心身の不調初期相談・薬物療法に対応
自律神経失調症(軽症)頭痛・めまい・倦怠感など身体症状を伴う不調漢方薬・対症療法薬の処方に対応

参考:厚生労働省「オンライン診療で処方を受けるに当たって注意が必要なお薬一覧」
参考:日本医学会連合「オンライン診療の初診に関する提言」

オンライン診療では対応が難しい症状

以下の症状・状況は、精密検査・身体所見の確認・緊急対応が必要なため、対面受診をお勧めします。

対面受診が推奨される状況理由
重症うつ・双極性障害(重症期)入院や集中的な管理が必要な場合あり
統合失調症(急性期・重症期)幻覚・妄想が強く緊急対応が必要
自傷・自殺リスクが高い場合即時の対面評価と安全確保が必要
認知症の診断各種認知機能検査・画像診断が必要
摂食障害(重症)体重管理・身体所見の定期確認が必要
精神科薬の副作用チェックが必要なケース血液検査(血中濃度・肝機能等)が必要

参照元:オンライン診療の適切な実施に関する指針|厚生労働省 

「どちらか迷う」という場合は、まずオンライン診療で相談してみてください。医師がオンライン・対面どちらが適切かを判断し、必要であれば対面受診を案内します。

セルフチェック:オンライン精神科で受診できるか確認する

以下の項目に、いくつ当てはまりますか?

□ 眠れない・強い不安感が2週間以上続いているが「これくらいで受診していいのか」と迷っている
□ 精神科・心療内科への通院を周囲に知られたくない
□ 精神科にすでに通院中だが、通院の手間を減らしたい
□ 薬が切れそうだが仕事・育児で通院の時間がとれない
□ 夜間や休日に不安感・不眠がひどくなるが、受診できる精神科がない
□ 「精神科に行く勇気が出ない」「まず気軽に相談してみたい」と感じている

2つ以上当てはまる場合は、オンライン精神科の受診が活用できる可能性があります。「オンラインで大丈夫かな?」と迷う場合でも、まず相談することで医師が判断します。

オンライン vs 対面:精神科・心療内科の受診方法を比較

比較軸対面診療(クリニック)オンライン診療(おうち病院)
受診場所クリニックへの来院が必要自宅・職場・外出先からスマートフォンでOK
予約・待ち時間初診は数週間〜数ヶ月待ちになることがある予約時間通りに診察開始
精密検査(血液検査等)◎(院内・提携施設での検査対応)△(問診・ビデオ通話での確認)
プライバシー待合室で他の患者と顔を合わせる自宅のプライベート空間で受診できる
心理的ハードル通院を誰かに見られる懸念がある自宅から受診でき、精神科受診のハードルが下がる
処方薬の受け取り薬局に行く必要あり薬局受け取り または 自宅配送(おくすりおうち便)
保険適用◎(保険診療)
診察可能時間帯平日昼間が中心(初診は特に予約が取りにくい)平日・土日祝 朝8時〜夜22時
処方できる主な薬向精神薬・睡眠薬・抗うつ薬・抗不安薬等抗うつ薬・睡眠薬・抗不安薬等(対面と同等)

「処方できる主な薬」の欄をご確認ください。症状・状態に応じて対面と同等の薬剤をオンラインでも処方できます。「オンラインでは薬が出ない」ということはありません。

オンライン診療でも、精神科の処方薬は対面と同等です

おうち病院の精神科・心療内科オンライン診療では、症状・状態に応じて対面クリニックと同等の薬剤を処方しています。「オンライン診療では弱い薬しか出ない」「本格的な治療は対面でないとできない」というご不安をお持ちの方に、代表的な処方薬の例をお示しします。

症状・疾患オンラインで処方できる主な薬
不眠症睡眠薬(デエビゴ・ベルソムラ・レンドルミン等)・漢方薬(酸棗仁湯等)
軽症うつ・不安障害SSRI(エスシタロプラム・パロキセチン・セルトラリン等)・漢方薬(加味逍遥散等)
パニック障害・不安障害(安定期)抗不安薬・SSRI等の継続処方
自律神経失調症漢方薬(半夏厚朴湯・抑肝散等)・対症療法薬
適応障害(軽症)抗不安薬・漢方薬・生活指導
※上記は代表的な薬剤の紹介であり、すべての薬剤が必ずしも処方されるわけではありません。どの薬剤が適切かは医師の診察・判断のうえで決定されます。向精神薬・睡眠薬には処方上の制限がある場合があります。副作用・他の薬との相互作用については、診察時にご相談ください。

こんな時に便利:オンライン診療ならではの利用シーン

「精神科に行く時間がない」「通院を誰かに見られたくない」「夜間や休日に調子が悪くなる」——そんな状況でも、PCやスマートフォンがあれば自分のいる場所から受診できます。

利用シーンこんな時に
🏠 出勤前にご自宅で(朝8時〜)移動ゼロ。仕事前の少し余裕がある時間に受診
🏢 休み時間に会議室で(昼12〜13時)職場からそのまま、昼休みを使って受診
🚗 駐車中の車の中で外出先での合間に。プライバシーが確保できる場所ならどこからでも
🌙 夕食前・お風呂の後に(〜夜22時)不安感や不眠が強くなる夜間・週末も診療可能

受診場所は自宅以外でも構いません。プライバシー・通信環境・衛生環境が確保できる場所であれば受診可能です(走行中の車内・カフェ・駅のホームなどはNG)。診療は予約時間通りに始まるため、スキマ時間を無駄なく活用できます。

こんな方にも多くご利用いただいています

精神科・心療内科領域では、おうち病院の「全員女性医師が対応する」特性と「自宅から受診できる」特性が、特に以下のようなケースで強みを発揮しています。

受診のハードルが高く感じる場合: 「精神科に行くのは大げさかな」「このくらいで受診していいのか」と迷っている方でも、自宅から気軽に女性医師に相談できます。おうち病院では、「まず話を聞いてほしい」という相談から対応しています。

通院を人に知られたくない場合: 精神科・心療内科への通院を誰かに見られることへの抵抗感がある方にとって、自宅から受診できるオンライン診療は特に有効です。待合室で顔を合わせることなく、処方薬も自宅に配送できます。

別の医師のアドバイスも聞いてみたい場合: 「今の治療方針に疑問がある」「薬を変えたい」など、別の視点からの意見を求めている方にも対応しています。あなたの生活・状況に寄り添った丁寧なアドバイスを心がけています。

初めてのオンライン診療は「おうち病院 」で。しっかり相談できます。

精神科・心療内科の診察は、症状によっては対面診療が必要な場合もありますが、不眠症・軽症うつ・不安障害・パニック障害の安定期など、継続治療が中心の方であればオンライン診療で十分に対応できます。処方薬は症状・状態に応じて対面と同等のものを処方できます。

「精神科に行く勇気が出ない」「通院を知られたくない」「薬が切れそうだが行けていない」——そんな方にこそ、おうち病院のオンライン診療をおすすめします。

全員女性医師が、平日・土日祝の朝8時〜夜22時まで対応していますので、不眠症・軽症うつ・不安障害・パニック障害の安定期での継続処方などのお悩みはまず気軽にご相談ください。

おうち病院の特徴

✅ 自宅から受診できる

診察室に行かずにスマートフォン・PCから問診・診察が完了します。「精神科に行くのを誰かに見られたくない」「まず気軽に相談してみたい」という方でも、自宅のプライベートな空間から医師に相談できます。

時間通りに診察が始まる

予約した時間に診察が開始するため、仕事の合間にも受診を計画的に組み込むことができます。
・平日・土日祝日も朝8時〜夜22時まで診察可能

✅ 女性医師が丁寧に診察

おうち病院では診察時間を15分確保しています。医師は事前に問診票を読み込んで診察に臨むため、「自分の生活習慣を考慮した処方薬の選択をしたい」といった具体的な悩みを落ち着いて相談できます。

受診場所と薬の受け取り場所を分けられる

受診はスマートフォン・PCから自宅や外出先で行い、処方薬は自分が指定した薬局で受け取れます。
・処方せんは全国8,200店舗の薬局から選択し自動送信され、受け取り可能
・自宅配送「おくすりおうち便」を利用すれば、薬局に行く手間なし

受診費用の目安(保険適用)

費用項目金額
診察料(保険適用・初診)1,000〜1,200円
システム利用手数料1,100円
合計目安約1,900〜2,400円
※自宅への配送をご希望の場合は追加900円にて「おくすりおうち便」をご利用いただけます。
※薬代は別途。薬局での自己負担額は薬剤・保険の種類により異なります。

受診の流れ(5ステップ)

STEP 1:おうち病院のページから診察を予約

おうち病院の公式サイトから、希望の診療科と日時を選んで予約します。初回は事前問診票への回答が必要です。

STEP 2:事前問診票に回答

症状の経緯・既往歴・服用中の薬・アレルギー歴などを回答します。医師は事前に問診票を読み込んで診察に臨みます。

STEP 3:ビデオ通話で医師と診察(15分)

医師がヒアリングした上で診断し、処方薬を提案します。薬の種類・用量・副作用についてもこの場でご確認いただけます。

STEP 4:処方薬を受け取る

薬局での受け取りか、自宅配送(おくすりおうち便・追加900円)かをお選びいただけます。処方せんは診察後に指定薬局へ自動送信されます。

STEP 5:翌月以降も継続フォロー

症状の変化・薬の効き具合を医師が確認しながら継続的にサポートします。慢性疾患の定期処方にも対応しています。

よくある質問(FAQ)

Q. 精神科のオンライン診療は初診から利用できますか?

A.はい、初診からオンライン診療で対応できます。ただし、症状の程度によっては初診時に対面受診をお勧めする場合があります。「まず相談してみたい」という気軽なご利用も歓迎しています。医師が状況を確認のうえ、オンライン・対面どちらが適切かを判断します。

Q. 睡眠薬・抗不安薬はオンラインで処方してもらえますか?

A.症状・状態に応じて処方できます。ただし、ベンゾジアゼピン系薬(依存性のある睡眠薬・抗不安薬)の処方については、厚生労働省のオンライン診療に関する指針に基づき制限がある場合があります。非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬(デエビゴ・ベルソムラ等)や漢方薬は処方可能です。詳しくは診察時に医師にご相談ください。

Q. 「うつかもしれない」と思ったらオンラインで相談できますか?

A.はい、気軽にご相談ください。「これくらいで受診していいのか」と迷う方でも、症状が2週間以上続いている場合は早期の相談が大切です。医師が症状を詳しくヒアリングし、オンライン・対面どちらで対応できるかを判断します。

Q. 精神科のオンライン診療はどんな薬が処方されますか?

A.不眠症には睡眠薬(デエビゴ・ベルソムラ等)や漢方薬、軽症うつ・不安障害にはSSRI(エスシタロプラム・パロキセチン等)や漢方薬、自律神経失調症には半夏厚朴湯・抑肝散等の漢方薬が代表的です。症状・状態に応じて医師が最適な薬剤を提案します。

Q. 精神科のオンライン診療の費用はいくらですか?

A.保険適用の診療です。初診の費用の目安は診察料(3割負担)1,000〜1,200円+システム利用手数料1,100円+決済手数料(診察料の約4.5%)で、合計約1,900〜2,400円です。薬代は別途かかります。自宅配送(おくすりおうち便)をご希望の場合は追加900円です。

Q. いつ対面に切り替えるべきですか?

A.次のような場合は対面受診をお勧めします。①自傷・自殺を考えている・行動に移そうとしている、②幻覚・妄想・強い興奮が続いている、③食事がとれない・体重が著しく減少している、④薬の副作用チェック(血液検査等)が必要な場合です。おうち病院では対面受診が必要と判断した場合に適切な医療機関への紹介も行います。

おうち病院の特化型外来

診療科目

その他一般科として、内科、小児科、皮膚科、循環器内科を受診いただくことが可能です。

診療科目(自費)