不眠症のケアに役立つサプリメントの成分・選び方|マグネシウム・テアニン・GABAの働きと医師相談のすすめ

不眠症は、ストレス・生活リズムの乱れ・ホルモンバランスの変動などをきっかけに繰り返しやすい睡眠障害です。「夜中に何度も目が覚める」「寝つきが悪く、ベッドに入っても眠れない」「睡眠薬には頼りたくないが、サプリで自然な眠りをサポートしたい」とお感じの方には、医師に相談して選ぶ医療機関専用サプリメントという選択肢があります。本ページでは、不眠のケアに関連するマグネシウム・テアニン・GABAの働き・研究エビデンス・市販品との違いを解説します。

この記事で分かること

  • 不眠症は入眠困難・中途覚醒・早朝覚醒・熟眠障害の4タイプに分類され、それぞれ適したサプリ成分が異なる
  • マグネシウムはGABA受容体を活性化してメラトニン産生をサポートし、睡眠効率を改善するとされる。Abbasi Bら(2012)のRCTで不眠指数の有意改善が報告されている
  • テアニンは自律神経を整える成分で、Hideseら(Nutrients, 2019)のRCTでは200mg/日の摂取が睡眠潜時・睡眠効率を有意に改善したと報告されている
  • サプリメントは自然な眠りをサポートするものであり、不眠症の治療薬(睡眠薬・睡眠導入剤)の代替にはならない
  • おうち病院ではサプリ相談(無料)と不眠症外来(保険適用オンライン診療)の両方を提供している

不眠症とはどのような状態ですか? 

不眠症とは、寝つきが悪い・眠りが浅くて途中で目が覚める・希望より早く目が覚めてしまうなどの睡眠問題が続き、日中の倦怠感・集中力低下・意欲減退などの不調をきたす状態を指します。一般的に、週3日以上・3か月以上継続し、日常生活に支障をきたしている状態が不眠症と診断されます(eヘルスネット、厚生労働省)。

不眠のタイプ主な症状主な原因
入眠困難寝つきが悪い・寝ようとしても眠れない自律神経の乱れ・ストレス・体内リズムの乱れ
中途覚醒夜中に何度も目が覚める・眠りが浅い加齢・ストレス・ホルモンバランスの乱れ
早朝覚醒希望より早く目覚め、再入眠できない睡眠ホルモン(メラトニン)の不足・うつ傾向
熟眠障害寝たのに疲れが取れない・スッキリしない自律神経の乱れ・深部体温の調節不全

不眠症が繰り返す主な理由は、脳の覚醒・睡眠システム(概日リズム・メラトニン分泌・睡眠圧)を乱す生活習慣・ストレス・栄養状態が継続しているためです。サプリメントは睡眠を強制的に誘発するものではなく、自律神経・ホルモン・神経伝達物質を整えることで自然な眠りをサポートする補助的な役割を担います。

参照元:不眠症 | e-ヘルスネット(厚生労働省)

不眠症のケアに関連する栄養素のエビデンス

1)マグネシウムと睡眠の質

マグネシウムは神経の興奮を抑制するGABA受容体の活性化に関与し、コルチゾール(ストレスホルモン)の過剰産生を抑えることでメラトニン産生をサポートするとされています。Abbasi Bら(Iranian Journal of Nursing and Midwifery Research, 2012; PMC3703169)の二重盲検RCTでは、高齢者(n=46)にマグネシウム500mg/日を8週間投与したところ、不眠症指数(ISI)・睡眠効率・早朝覚醒が有意に改善しました。さらにHennigar SRら(2025; PMC12412596)のRCTでは、マグネシウムビスグリシン酸塩の補給によって深睡眠(徐波睡眠)の増加と睡眠効率の有意な改善が確認されています。ただし用量・剤形・個人の基礎マグネシウム状態によって効果は異なります。

2)テアニンと入眠・睡眠効率

L-テアニンは緑茶に含まれるアミノ酸で、脳内のα波増加と交感神経抑制を通じてリラクゼーションを促し、入眠をサポートするとされています。Hidese Sら(Nutrients, 2019; PMID 31623400)の二重盲検RCTでは、L-テアニン200mg/日を4週間摂取した群(n=30)で睡眠潜時(寝つきの時間)・睡眠効率・睡眠中の覚醒回数が有意に改善しました。緑茶からの摂取量(1杯あたり約20〜40mg)では試験値(200mg/日)に大幅に及ばないため、サプリメントによる補給が実際的です。すべての方に同様の効果が期待できるとは限りません。

栄養素まとめ表(不眠ケアに関連する主要成分)

成分不眠との関連目安量(参考)注意豊富な食品
マグネシウムGABA受容体活性化・メラトニン産生サポート・睡眠効率改善270〜370mg/日(食事摂取基準)サプリ由来上限350mg/日(厚労省)ナッツ・海藻・全粒穀物・大豆
テアニンα波増加・自律神経調整・入眠サポート200mg/日(試験値)緑茶からの摂取では不十分な場合が多い緑茶(サプリ補完が現実的)
GABA副交感神経活性化・リラクゼーション100mg/日(試験値)発芽玄米・トマト・ほうじ茶・発酵食品
トリプトファンセロトニン→メラトニン前駆体500mg/日(参考)過剰摂取注意卵・大豆製品・乳製品・バナナ
ビタミンB6トリプトファン→セロトニン変換を補助1.2〜1.4mg/日耐容上限45mg/日まぐろ・鶏肉・バナナ・かつお
※上記の目安量は一般的な参考値です。服用中の睡眠薬・抗うつ薬・抗不安薬との相互作用が生じる場合があるため、薬を服用中の方はサプリ補給前に必ず医師へ相談してください。

市販品・栄養療法外来・おうち病院サプリ相談の違い

比較項目市販品(ドラッグストア等)栄養療法外来(医療機関専用品)医療機関専用品(おうち病院サプリ相談)
製造品質管理食品GMP基準医薬品GMPに準じた管理のものが多い医薬品GMPに準じた管理のものが多い
入手方法誰でも購入可能対面診察が必要。処方薬と合わせて案内オンライン相談後に発行される診療機関コードで連携ECサイトから購入
医師のアドバイスなし(自己判断)対面診察で医師がヒアリングして提案医師がチャットで生活習慣・睡眠状態をヒアリングして提案
薬との相互作用確認自己判断対面で医師が確認チャット問診で医師が確認
継続購入の自由度いつでも購入できるが自己判断都度または定期受診が必要な場合がある診療機関コード取得後はECサイトで自分のペースで購入可能(定期縛りなし
相談形式なし対面(要来院・要予約)オンライン・非同期チャット(24h/365日)

サプリメント選びで失敗しないための医療観点の選び方

選び方①:成分バランスで選ぶ

不眠のタイプによって有効な成分が異なります。入眠困難にはテアニン・GABAが、中途覚醒・熟眠障害にはマグネシウム・グリシンが、ホルモン由来(PMS・更年期)にはマグネシウム・トリプトファン・大豆イソフラボンがそれぞれ関連するとされています。自分の不眠タイプを正確に把握し、それに対応した成分の組み合わせを選ぶことが重要です。医師への問診がタイプ特定と成分選定を同時に行う最も効率的な方法です。

選び方②:配合量で確認する

市販のテアニンサプリはエビデンスで使用された用量(200mg/日)を下回る製品も存在します。マグネシウムはサプリ由来の耐容上限量(350mg/日、厚生労働省)を念頭に置き、食事からの摂取量と合算して過剰にならないよう管理することが必要です。睡眠薬や抗不安薬を服用中の方は相互作用リスクがあるため、配合量の適切さを医師が個別に判断することが特に重要です。

成分RCT等で用いられた用量日本の参考値(耐容上限)
マグネシウム500mg/日(Abbasi 2012)・形態により異なるサプリ由来350mg/日
テアニン200mg/日(Hidese 2019)設定なし(過剰摂取の事例少ない)
GABA100mg/日(Yamatsu 2016)設定なし

選び方③:添加物を最小限に

カフェインを含む添加物(コーヒーエキス等)や過度の糖類が配合されているサプリは、睡眠サポートの観点から逆効果になる場合があります。人工香料・合成着色料も最小限のものを選ぶことが望ましいです。

こんなお悩みはありませんか?今の状況を確認してみましょう

ストレス・仕事のプレッシャーで眠れない方(入眠困難タイプ)

  • 仕事が頭から離れず、夜になっても頭がさえてしまう
  • ベッドに入っても30分以上眠れないことが続いている
  • 睡眠薬は使いたくない。できれば自然な方法で改善したい
  • 市販のサプリを試したが、どれを選んでよいかわからなかった

中途覚醒・熟眠障害で疲れが取れない方

  • 夜中に2〜3回目が覚め、そのまま眠れなくなることがある
  • 寝た気がしない・朝起きても疲れている
  • 足がつる・こむら返りがあり、睡眠が妨げられる
  • 眠りの深さを改善できる成分を医師に相談したい

月経前・更年期のホルモン変動で眠れない方

  • 月経の1〜2週間前になると眠りが浅くなる
  • 更年期に入ってから夜中に目が覚めやすくなった
  • ホルモンバランスの乱れが原因の睡眠トラブルに対応したい
  • 婦人科受診とサプリの両方を検討している

不眠症対策でサプリメントを検討するなら、おうち病院「オンラインサプリ相談」

医療機関専用サプリメントをオンラインで

「情報はあるが選べない」という状態は、選択に関わる変数が多すぎることが原因です。また、「市販品を試したが変わらなかった」という場合、配合量・食生活のパターン・他の栄養素との関係を整理することで、より状況に合った補給の方向性が見えてくることがあります。

さらに、通院は面倒、恥ずかしい、多忙で時間が取れないなど、さまざまな事情で医療機関を受診する時間を確保できない方もいらっしゃいます。そのような方におすすめなのが、「おうち病院 オンラインサプリ相談」です。

不眠症対策でサプリメントを取り入れるなら、ぜひ医療用サプリメントがおすすめです。医療用サプリメントは、市販品のように自己判断で買えるものではなく、医師とのカウンセリングの上、「診療機関コード」が必要になります。

不眠の症状・睡眠状態・食生活の状況、他サプリの利用状況をまとめて確認した上で、医師が内容を確認した上で、あなたの状況で適切なサプリメント(栄養素)の選択肢を提案します。「選択の判断を一緒にしてもらえる」のが、自己判断との違いです。

おうち病院 サプリ相談の特徴

おうち病院では、疲労感・肌荒れ・免疫機能の低下など、栄養不足が気になる方向けに、医師によるオンラインサプリ相談を提供しています。「市販のサプリを試してみたが、自分に合っているか自信がない」「食事に気をつけているつもりでも、慢性的な疲れが続いている」といった方には、おうち病院のサプリ相談がとても便利です。

特に、現代ではストレス過多や食生活の乱れによるミネラル群・ビタミン群の不足が、体調不良の一因になっている場合があります。おうち病院では、医師が生活習慣・食事内容をヒアリングした上で医療機関専用品を提案し、相談後に発行される診療機関コードを使って連携ECサイトから定期縛りなしで購入できます。

おうち病院の特徴

✅問診・相談が無料

おうち病院 オンラインサプリ相談では、問診から相談までは無料です。病院では問診料がかかるところもあり、血液検査も1万円以上かかる場合があるため、金額面でも気軽に相談できるのがメリットです。再診についても、無料で何回でも受けられます。

✅隙間時間にチャットで対応。いつでも相談できる

24時間・365日、いつでも所属医師がオンラインチャットに対応します。食事習慣や運動習慣などの生活習慣の悩みを対面で話すことへの心理的なハードルも軽減できます。

✅病院に通う手間が省ける

オンラインサービスは自宅にいながら受けられるため、病院に通う手間が省けます。仕事や家事などで忙しく、定期的な通院が難しい方でも利用しやすいサービスです。

✅ 女性医師が丁寧に対応。自分に合ったサプリが提案される

おうち病院では、医療と栄養についての専門性を持つ医師が、事前に問診票を読み込んで診察に臨みます。相談者からの体質、食生活、ライフスタイルなどの情報をもとに、医師があなたに合わせたサプリメントを提案します。妊活中やアレルギー体質、医薬品との併用などの事情も汲み取ってもらえるため、自己判断よりも適切なサプリ選びに役立てられます。「自分の生活習慣を考慮したサプリメントの提案をしてほしい」といった具体的な悩みを落ち着いて相談できます。

✅サブスクではない。必要な時に必要なサプリを購入

相談はスマートフォン・PCから自宅や外出先で行い、購入は提携サプリメントメーカーの専用サイトにて「診療機関コード」を入力し購入します。サブスクサービスのように、利用しなくても、料金が自動的に引き落とされることはありません。
・問診回答および医師との相談後、サプリご購入希望者に「診療機関コード」を通知
・次回購入時も、医師への相談は無料(「診療機関コード」があれば、次回購入時はそのまま購入可能)

費用の目安

費用項目金額
相談料・診察料無料
医療機関専用サプリメント約2,000〜6,000円
合計目安約2,000〜6,000円
※おうち病院での医師への相談は無料です。
※サプリメント代金は、提携サプリメントメーカー専用サイトにてご購入いただきます。詳細は各メーカー専用サイトにてご確認ください。

おうち病院 オンラインサプリ相談の利用の流れ

まず、おうち病院 オンラインサプリ相談ページから会員登録。

STEP 1|問診票の入力

食生活・ライフスタイル・気になる症状などを問診票に入力します。10〜15分程度で完了します。

STEP 2|医師によるチャット確認

非同期チャット形式で医師が問診内容を確認し、問診内容を踏まえたチャットカウンセリングを実施し、あなたの状況に合ったサプリメントを提案します。通院の必要はなく、24h/365日対応可能です。

STEP 3|診療機関コードの発行 ★おうち病院独自の仕組み

医師とのチャット相談が完了すると、診療機関コードが発行されます。このコードを持つことで、連携医療用サプリECサイトで医療機関専用品を直接購入できるようになります。

※診療機関コードは一度取得すれば有効です。 毎回医師に相談しなくても、以後はいつでも好きなタイミングで購入できます。定期購入への強制加入は不要です。

STEP 4|連携サプリメントメーカ専用サイトで自由に購入

診療機関コードを使って、専用サイトから医療機関専用サプリから、気になったタイミングで購入します。医師の提案を踏まえての購入が推奨です。「今月は補充したい」「少し様子をみたい」など、ライフスタイルに合わせた利用が可能です。

「1回だけ相談してみる」から始められます。

まずはオンラインで医師に相談することで、自分に必要なミネラル(栄養素)を知ることができます。その後の購入は義務ではなく、必要だと感じたときだけ続けられます。

取り扱い医療機関専用サプリメントメーカー

おうち病院が現在連携しているのは、いずれも医療機関専用の製品を製造・販売するメーカーです。

ヘルシーパス ✅ 現在連携中

医療機関専用サプリメントのリーディングブランドのひとつ。医師・栄養士向けに製品情報を提供し、医療現場で信頼されています。

►株式会社ヘルシーパスの製品はこちらから

メイキュア(meiji seika ファルマ株式会社) ✅ 現在連携中

製薬大手 meiji seika ファルマが手がける医療機関向けサプリメントブランド。医薬品メーカーとしての品質管理基準が製品に反映されています。

►meiji seika ファルマ株式会社の「meiQua メイキュア EPA1000」はこちらから

ワカサプリ(株式会社分子生理化学研究所) 🔜 連携準備中

大学・専門研究機関との共同研究に基づく製品開発で知られ、全国5,000超の医療機関での実績を持つメーカー。連携開始後は選べる医療グレードサプリの選択肢がさらに広がります。

►株式会社分子生理化学研究所の「ワカサプリ」はこちらから

サプリ相談・不眠症外来の使い分け

不眠症治療薬が必要な方へ

おうち病院では、サプリ相談に加え不眠症外来(保険適用オンライン診療)も提供しています。生活に支障のある不眠症状がある場合、不眠症治療薬の処方が必要なことがあります。栄養サポートとしてのサプリ相談とは対応が異なりますので、症状の状況に応じてご活用ください。
→ おうち病院 不眠症外来(オンライン診療)はこちら

睡眠薬・睡眠導入剤とサプリメントの違い

睡眠薬・睡眠導入剤サプリメント
目的不眠症の治療睡眠の質をサポート
即効性あり(数10分〜1時間以内)ゆるやか(数日〜数週間)
作用強制的に眠りを誘導するリラックスを促し、自然な眠りをサポート
副作用依存リスク・ふらつきなどの可能性あり基本的に少ないが、過剰摂取は注意

睡眠薬や睡眠導入剤は不眠症の治療目的なのに対し、サプリは睡眠の質をサポートすることが目的です。睡眠薬や睡眠導入剤は眠りに対して即効性がありますが、サプリはアプローチが違います。リラックスを促し、自然な眠りを助けるため、数日から数週間かけてじっくり改善を目指します。

また、薬は種類によって差はあるものの副作用として依存リスクがある一方で、サプリには、副作用のリスクは基本的に少ないです。ただし過剰摂取には注意が必要です。

【コラム】不眠が生活に与える影響と、日常で気をつけること

不眠が続くと、日中の倦怠感・集中力の低下・意欲の減退が積み重なり、仕事のパフォーマンスや人間関係に影響を及ぼします。睡眠不足が慢性化すると、免疫機能の低下・血糖値の調整障害・肥満リスクの上昇など、身体的な健康への影響も広がることが知られています。精神的には気分の落ち込み・不安感の増強につながりやすく、うつ症状との関連も指摘されています。

不眠が長期化・重症化すると、サプリメントだけでは対応が難しくなります。週3日以上・3か月以上不眠が続き、日常生活に明らかな支障が出ている場合は、医師による診察と適切な治療(睡眠薬・認知行動療法等)を検討することが重要です。

不眠の予防・改善のために日常で気をつけること

  • 朝は日光を浴びる:起床後に日光を浴びることで概日リズム(体内時計)がリセットされ、夜のメラトニン分泌が促進されます。15〜30分の朝散歩が効果的です
  • 就寝2時間前はブルーライトを避ける:スマートフォン・PC・テレビの光がメラトニン分泌を抑制します。就寝前は暖色の照明に切り替えましょう
  • 就寝前のカフェイン・アルコールを控える:カフェインは摂取後6〜8時間覚醒を持続させます。アルコールは入眠を助けるように感じますが、中途覚醒を増加させ睡眠の質を下げます
  • 睡眠薬・精神科系の薬を服用中の方はサプリ前に必ず医師へ:相互作用リスクがあります。自己判断でサプリを追加することは避けてください

※ サプリメントは不眠症を治す医薬品ではありません。症状が重い・長期化している場合や日常生活に支障をきたしている場合は、サプリメントよりも先に医師の診察を受けてください。

参照元:快眠と生活習慣 | e-ヘルスネット(厚生労働省)

よくある質問(FAQ)

Q. 不眠症とはどのような状態ですか?

A.不眠症とは、入眠困難・中途覚醒・早朝覚醒・熟眠障害などの睡眠問題が週3日以上・3か月以上続き、日中の倦怠感・集中力低下・意欲減退などの不調をきたす状態です。一時的な「眠れない夜」とは異なり、継続性・日常生活への支障が診断の基準となります(eヘルスネット、厚生労働省)。症状が当てはまる場合は、医師の診察を受けることをおすすめします。

Q. マグネシウムが睡眠に関係するのはなぜですか?

A.マグネシウムは神経の興奮を抑制するGABA受容体を活性化し、ストレスホルモン(コルチゾール)の過剰産生を抑えることでメラトニン産生をサポートします。Abbasi Bら(2012, PMC3703169)のRCTでは、マグネシウム500mg/日を8週間投与したところ、不眠症指数(ISI)・睡眠効率・早朝覚醒が有意に改善しました。ただし用量・剤形・個人の栄養状態によって効果は異なります。

Q. テアニンが睡眠に関係するのはなぜですか?

A.L-テアニンは脳内のα波(リラクゼーション波)増加と交感神経抑制を通じて、覚醒状態を和らげて入眠を助けるとされています。Hidese Sら(Nutrients, 2019; PMID 31623400)の二重盲検RCTでは、200mg/日を4週間摂取した群で睡眠潜時・睡眠効率・夜間覚醒回数が有意に改善しました。緑茶1杯に含まれるテアニン量(約20〜40mg)では試験用量に届かないため、サプリメントによる補給が実際的です。

Q. 市販の睡眠サポートサプリと医療機関専用品はどう違いますか?

A.主な違いは①製造品質管理の基準と②成分配合量・相互作用の確認です。市販品は食品GMP基準での製造が多いのに対し、医療機関専用品は医薬品GMPに準じた管理のものが多く、品質が安定している傾向があります。睡眠薬・抗不安薬・抗うつ薬との相互作用のリスクは個人の服用状況によって異なるため、医師が問診をもとに確認・選定することが重要です。

Q. サプリメントと不眠症外来(睡眠薬)はどのように使い分けますか?

A.サプリメントは自律神経・ホルモン・神経伝達物質を整えることで自然な眠りをサポートする補助的なものです。週3日以上・3か月以上続く不眠、日常生活に支障をきたしている場合、他の疾患(睡眠時無呼吸症候群・うつ等)が疑われる場合は、医師による診察と適切な治療(睡眠薬・認知行動療法等)が優先されます。おうち病院では不眠症外来(保険適用オンライン診療)とサプリ相談(無料)の両方を提供しています。

Q. おうち病院のサプリ相談はどのような流れですか?

A.①問診票の入力(食生活・不眠のタイプ・気になる症状)→②医師によるチャット確認・サプリ提案(非同期・24h/365日対応)→③診療機関コードの発行→④提携ECサイトで購入、の4ステップです。通院・予約不要で、スマートフォン・PCから利用できます。診療機関コードは一度取得すれば継続して有効です。

Q. 費用はどのくらいかかりますか?

A.チャット相談は無料です。サプリメントは提携メーカーのサイトでのご購入となり、費用の目安は2,000円〜6,000円前後(メーカーサイト価格)です。定期購入への強制加入はなく、必要なタイミングで自由に購入できます。

おうち病院の特化型外来

診療科目

その他一般科として、内科、小児科、皮膚科、循環器内科を受診いただくことが可能です。

診療科目(自費)