「オンライン診療を受けてみたいけれど、薬はどうやって受け取るのだろう」——はじめての方が、予約の前に迷いやすい点の一つです。結論からお伝えすると、オンライン診療で処方された薬は、主に「近くの薬局で受け取る」か「自宅に配送してもらう」かの2つの方法で受け取れます。早く飲み始めたい場合は薬局での受け取り、人に会わずに受け取りたい場合や外出が難しい場合は配送が向いています。本ページでは、それぞれの方法の違い、処方箋が薬局に届く仕組み、当日中に受け取るためのコツをご案内します。
この記事の要点
先に結論だけを知りたい方のために、本ページの内容を5つにまとめました。
- オンライン診療で処方された薬は、主に「近くの薬局で受け取る」か「自宅に配送してもらう」かの2つの方法で受け取れます
- 処方箋は、診察のあと医療機関から薬局に送られます。紙の処方箋を自分で薬局に持っていく必要がない場合が多くあります
- 当日中に受け取りたいときは、営業時間内に受け取れる薬局を選び、薬の在庫があるかを確認するのがコツです
- 配送の場合、薬局は品質を保ったまま速やかに届け、受け取れたかを確かめることが求められています(厚生労働省 事務連絡、令和4年3月31日)
- 冷蔵が必要な薬や、麻薬・向精神薬などは、配送の方法に制限があったり、薬局での受け取りが必要になったりすることがあります
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目次
オンライン診療の薬の受け取り方は、主に2つ
オンライン診療で処方された薬の受け取り方は、大きく「薬局で受け取る」と「自宅に配送してもらう」の2つです。それぞれの特徴を比べると、次のようになります。
| 受け取り方 | 向いている人 | 受け取りまでの時間 | 費用 |
|---|---|---|---|
| 近くの薬局で受け取る | 早く薬を飲み始めたい、通勤や買い物のついでに受け取りたい | 薬局の営業時間内なら、当日中に受け取れることがある | 薬代(調剤の料金を含む) |
| 自宅に配送してもらう | 外出が難しい、人に会わずに受け取りたい | 配送にかかる日数がかかる | 薬代+配送料 |
つまり、「早さ」を重視するなら薬局、「外出しなくてよいこと」を重視するなら配送が向いています。どちらを選べるかはサービスによって異なるため、予約の前に確認してください。
処方箋は、どうやって薬局に届く?
対面の診療では、紙の処方箋を受け取って自分で薬局に持っていきます。オンライン診療では、診察のあと、医療機関から薬局に処方箋の情報が送られるのが一般的です。
処方箋の送り方には、電子処方箋の仕組みを使う方法と、医療機関から薬局へ処方箋を送付する方法があります。どちらの場合も、受診する側は、予約や診察のときに受け取りを希望する薬局を選んでおけば、薬局に出向いて受け取るか、配送を待つだけで済む場合が多くあります。薬局では、薬剤師から薬の飲み方や注意点の説明(服薬指導)を受けます。配送を選んだ場合は、ビデオ通話などで説明を受けるオンライン服薬指導が行われることがあります。
当日中に受け取りたいときのコツ
すぐに薬を飲み始めたい場合は、薬局での受け取りを選び、次の点を押さえておくと、当日中に受け取りやすくなります。
| コツ | 具体的には |
|---|---|
| 営業時間を確認する | 診察が終わる時間に、まだ開いている薬局を選ぶ。夜に受診するなら、夜遅くまで営業している薬局を選ぶ |
| 生活の動線上の薬局を選ぶ | 自宅や職場の近く、帰り道にある薬局を選ぶ |
| 在庫を確認する | 薬によっては在庫がなく、取り寄せになることがある。不安なときは薬局に電話で確認する |
| 早い時間に受診する | 予約を早めの時間にすると、薬局の営業時間に間に合いやすい |
なかでも見落としやすいのは、薬局の在庫です。よく使われる薬は多くの薬局にありますが、専門的な薬は取り寄せになることがあります。夜に受診する場合の注意点は「仕事帰り・夜にオンライン診療を受けるには」でまとめています。
自宅配送のメリットと注意点
自宅配送は、外出が難しいときや、人に会わずに薬を受け取りたいときに便利な方法です。一方で、受け取りまでに時間がかかることや、配送できない薬があることに注意が必要です。
メリット:外出しなくてよい、人に会わずに受け取れる
体調が悪いときや、小さな子どもがいて外出が難しいときでも、自宅で薬を受け取れます。デリケートな症状の薬を、薬局の窓口で受け取ることに抵抗がある方にも向いています。
注意点:受け取りまでの日数と、受け取りの確認
配送は、薬が届くまでに日数がかかります。厚生労働省の事務連絡(令和4年3月31日)では、薬局は薬の品質を保ったまま速やかに患者に届け、受け取れたかを確かめることが求められています。不在が続くと受け取りが遅れるため、受け取れる日時を確認しておくと安心です。
配送の方法に制限がある薬
冷蔵が必要な薬や、麻薬・向精神薬、毒薬・劇薬などは、専用の配送方法を使う、薬局の職員が届ける、薬局に来てもらうなど、個別の対応が必要とされています。処方される薬によっては配送を選べないことがあるため、気になる場合は予約の前に確認してください。
状況別:どちらの受け取り方を選ぶ?
受け取り方は、症状の急ぎ具合と生活の状況で選ぶと決めやすくなります。ご自身の状況に近い行をご覧ください。
| こんな状況なら | 向いている受け取り方 |
|---|---|
| 今日から薬を飲み始めたい | 営業時間内に行ける近くの薬局 |
| 体調が悪く、外出がつらい | 自宅配送 |
| 薬局の窓口で受け取るのに抵抗がある | 自宅配送 |
| 毎月同じ薬を続けている | 通いやすい薬局で継続して受け取る、または配送 |
| 出張や旅行先で受診した | 滞在先の近くの薬局 |
迷ったときは、「いつまでに飲み始めたいか」を基準にすると選びやすくなります。急ぐなら薬局、数日待てるなら配送、と考えると判断しやすくなります。
⑤ 費用の内訳を合計で比べる
オンライン診療の費用は、診察料だけでは比べられません。次の4つを合計して比べることが大切です。
| 費用 | 内容 | 見落としやすい点 |
|---|---|---|
| 診察料 | 医療機関に支払う診察の料金 | 保険診療か自費かで大きく変わる |
| システム利用料 | オンライン診療の仕組みを使うための料金 | サービスによって有無や金額が異なる |
| 薬代 | 薬局で支払う薬の代金と調剤の料金 | 保険の自己負担割合、薬の種類と日数で変わる |
| 配送料 | 薬を自宅に届けてもらう場合の料金 | 薬局で受け取れば、かからないことが多い |
つまり、「診察料が安い」と書かれていても、システム利用料や配送料を合わせると差が小さくなることがあります。料金ページだけでなく、予約画面で表示される合計額も確認してください。
こんな状態が続いていませんか【セルフチェック】
薬の受け取り方が分からないことが、受診のハードルになっていないかを確かめるためのチェックです。当てはまる項目を数えてみてください。
□ オンライン診療で、薬をどう受け取るのか分からず予約していない
□ 平日の昼間に、薬局に行く時間が取れない
□ 体調が悪いときに、薬局まで行くのがつらい
□ 薬局の窓口で、薬の名前を聞かれるのに抵抗がある
□ 持病の薬が切れそうなのに、受診の予定が立たない
□ 市販薬でしのぎながら、同じ症状をくり返している
□ 近くの薬局の営業時間を知らない
2つ以上当てはまる場合は、受け取り方を決めたうえで、一度オンライン診療を検討してみてください。なお、激しい痛みや高熱、呼吸が苦しいなど急を要する症状がある場合は、オンライン診療ではなく、すぐに医療機関を受診するか119番通報をしてください。
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「薬を受け取りやすい方法で、受診したい」なら、『おうち病院 オンライン診療』という選択肢
薬の受け取り方が分からず、オンライン診療をためらっている方は少なくありません。オンライン診療なら、自宅や職場の個室から、スマホのビデオ通話で医師に相談し、薬の受け取り方も選べます。一方で、内診や検査、処置はできないため、必要なときは対面での受診をご案内します。おうち病院も、こうした受診方法の一つとしてご検討ください。
おうち病院の特徴
おうち病院は、内科・皮膚科・婦人科系の相談に対応するオンライン診療サービスです。主な特徴は次のとおりです。
✅ 診察するのは、全員が女性医師です
在籍する医師はすべて女性医師です。医師の専門・経歴は「医師紹介」でご覧いただけます。
✅予約時に医師を選べます
予約日時を選ぶときに「医師フィルター」で医師を絞り込めるため、同じ医師に続けて相談することもできます。
✅ 時間通りに診察が始まり、丁寧に診察します
予約した時間に診察が始まります。診察時間は目安5〜15分で、事前の問診票をもとに診察します。
✅平日・土日祝日も、朝8時〜深夜0時まで受診できます
仕事や家事のあと、夜の時間帯にも受診できます。お子様がいる女性は子供の寝かしつけ後にも受診ができます。
✅薬は、自宅への配送か近くの薬局で受け取れます
自宅配送の「おくすりおうち便」か、全国8,200店舗以上の連携薬局から選べます。ご自宅や会社の最寄り薬局を選択することで、生活動線でスムーズに受け取ることができます。
受診費用の目安(保険適用)
保険診療の場合、診察料とシステム利用手数料を合わせた費用の目安は次のとおりです。正確な金額は、予約画面でご確認いただけます。
| 項目 | 初診 | 再診 |
|---|---|---|
| 診察料(3割負担) | 1,000〜1,200円 | 800〜900円 |
| システム利用手数料 | 1,100円 | 1,100円 |
| 合計の目安 | 約2,100〜2,300円 | 約1,900〜2,000円 |
※薬代は別途。薬局での自己負担額は薬剤・保険の種類により異なります。
※自費診療の外来(肥満症改善外来など)は、料金が異なります。各外来のページでご確認ください。
相談できる外来
おうち病院では、女性医師が次のような外来で診察しています。症状に近い外来から予約できます。
| 外来 | こんな方に |
|---|---|
| 月経困難症・PMS外来 | 生理痛やPMSで日常生活に支障がある |
| 不眠症外来 | 入眠障害や途中覚醒など睡眠に課題を抱えている |
| ヘルペス外来 | 口唇ヘルペス・性器ヘルペスをくり返している |
| 多汗症外来 | わき・手のひら・顔の汗が気になる |
| 発熱・コロナ外来 | インフルエンザやコロナに感染した。抗ウイルス薬を処方してほしい |
| 総合内科 | かぜ症状、その他どの外来を選択したらよいか分からない体調不良 |
受診の流れ(5ステップ)
STEP 1:おうち病院のページから診察を予約
おうち病院の公式サイトから、希望の診療科と日時を選んで予約します。初回は事前問診票への回答が必要です。
STEP 2:事前問診票に回答
症状の経緯・既往歴・服用中の薬・アレルギー歴などを回答します。医師は事前に問診票を読み込んで診察に臨みます。
STEP 3:ビデオ通話で医師と診察(15分)
医師がヒアリングした上で診断し、処方薬を提案します。薬の種類・用量・副作用についてもこの場でご確認いただけます。
STEP 4:処方薬を受け取る
薬局での受け取りか、自宅配送(おくすりおうち便・追加900円)かをお選びいただけます。処方せんは診察後に指定薬局へ自動送信されます。
STEP 5:翌月以降も継続フォロー
症状の変化・薬の効き具合を医師が確認しながら継続的にサポートします。慢性疾患の定期処方にも対応しています。
⚠ オンライン診療ではなく、対面での受診をお願いするケース
次のような場合は、オンライン診療ではなく、対面での受診をお願いしています。緊急性が高いときは、119番通報を最初の選択肢にしてください。
- 激しい腹痛・胸の痛み、大量の出血、意識の異常、呼吸が苦しい(119番通報)
- 不正出血が続く、強い下腹部痛がある、妊娠の可能性があり腹痛や出血がある(婦人科を受診)
- 内診・超音波検査・血液検査などの検査が必要と医師が判断した場合
- オンライン診療では対応できない疾患での診断書発行や手続きが必要な場合
あわせてお読みください
オンライン診療での受診を検討している方に、あわせて読んでいただきたいページです。
- 女性医師に相談したい方へ → 女性医師に相談できるオンライン診療
- 夜や土日に受診したい方へ → 仕事帰り・夜にオンライン診療を受けるには
- オンライン診療サービスの選び方を知りたい方へ → オンライン診療の選び方
- 相談しにくい症状がある方へ → オンライン診療は恥ずかしい?
- 在籍医師の専門・経歴を知りたい方へ → おうち病院の医師紹介
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この記事の監修
本記事は、おうち病院 医師チームが監修しています。医師チームは、産婦人科・皮膚科・内科などを専門とする医師で構成され、全員が女性医師です。記事の内容は、公的機関や学会のガイドラインをもとに医師が確認しています。
よくある質問(FAQ)
オンライン診療の薬の受け取りについて、よくいただく質問にお答えします。
Q. オンライン診療の薬は、どうやって受け取りますか?
A. 主に、近くの薬局で受け取る方法と、自宅に配送してもらう方法の2つがあります。どちらを選べるかはサービスによって異なるため、予約の前に確認してください。
Q. オンライン診療の薬は、当日中に受け取れますか?
A. 近くの薬局で受け取る場合、薬局の営業時間内で薬の在庫があれば、当日中に受け取れることがあります。自宅配送の場合は、配送にかかる日数がかかります。
Q. 処方箋は、自分で薬局に持っていく必要がありますか?
A. オンライン診療では、診察のあと、医療機関から薬局に処方箋の情報が送られるのが一般的です。受診する側は、受け取りを希望する薬局を選んでおけば、自分で紙の処方箋を持っていく必要がない場合が多くあります。
Q. 薬の配送には、どれくらいかかりますか?
A. 配送方法や地域によって異なります。急ぎで薬が必要な場合は、近くの薬局での受け取りを検討してください。
Q. どんな薬でも配送してもらえますか?
A. 冷蔵が必要な薬や、麻薬・向精神薬、毒薬・劇薬などは、配送の方法に制限があったり、薬局での受け取りが必要になったりすることがあります。処方される薬によって異なるため、気になる場合は予約前に確認してください。
Q. 薬局では何をしますか?
A. 薬剤師から、薬の飲み方や副作用、注意点の説明(服薬指導)を受けたうえで、薬を受け取ります。配送を選んだ場合は、ビデオ通話などで説明を受けることがあります。
Q. おうち病院では、薬をどう受け取れますか?
A. 自宅配送の「おくすりおうち便」(追加900円)か、全国8,200店舗以上の連携薬局での受け取りから選べます。処方せんは、診察後に指定した薬局へ送られます。
参考文献・出典
本ページの説明は、次の資料にもとづいています。
- 厚生労働省 医薬・生活衛生局 事務連絡「調剤された薬剤の薬局からの配送等について」(令和4年3月31日)
- 厚生労働省「電子処方箋」
- 厚生労働省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」(令和8年4月一部改訂)