「生理やデリケートな部位のことは、できれば女性の医師に話したい」——そう考えて「女性医師 オンライン診療」と調べる方は少なくありません。結論からお伝えすると、オンライン診療でも女性医師に相談することはでき、内科・皮膚科・婦人科でよくある相談の多くは、スマホのビデオ通話で受診できます。ただし、内診や検査が必要な症状は、対面での受診が前提になります。本ページでは、オンラインで相談しやすい症状とそうでない症状、女性医師を選ぶときに確認したいポイントをご案内します。
この記事の要点
先に結論だけを知りたい方のために、本ページの内容を5つにまとめました。
- 日本の医師に占める女性の割合は24.4%(2024年、厚生労働省「医師・歯科医師・薬剤師統計」)で、近くの医療機関で女性医師を見つけにくいことがあります
- オンライン診療では、生理痛・PMS、緊急避妊、口唇・性器ヘルペス、多汗症、かぜ症状などを、自宅から女性医師に相談できる場合があります
- 内診・超音波検査・血液検査が必要な症状、不正出血や強い下腹部痛が続く場合は、対面での受診が必要です
- 女性医師を選ぶときは「医師紹介が公開されているか」「予約時に医師を選べるか」「診察時間の長さ」「対応している科」の4点を確認すると選びやすくなります
- 医師の性別で診療の質が決まるわけではありません。話しやすさを優先したいときの選択肢の一つとして、女性医師を選ぶ方法があります
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目次
女性医師を選びたいと考えるのは、自然なことです
女性医師を希望する理由は人によって違いますが、「話しやすさ」を挙げる方が多くいます。生理・おりもの・デリケートな部位の皮膚の症状などは、同性の医師のほうが説明しやすいと感じる方がいます。また、過去の受診で言いにくい思いをした経験から、次は女性医師にと考える方もいます。日本産婦人科医会が2004年に行った「女性専用外来」の調査でも、担当医の95.6%が女性で、女性が話しやすい環境や、時間をかけて話を聞くことが重視されていました。
一方で、女性医師は医師全体の約4人に1人です。厚生労働省の統計では、2024年の医師数347,772人のうち女性は84,971人(24.4%)で、地域や診療科によっては、通える範囲に女性医師がいないこともあります。オンライン診療は、住んでいる場所にかかわらず医師を選べるため、女性医師に相談する手段の一つになります。
なお、医師の性別によって診療の質に差があるわけではありません。大切なのは、症状を正確に伝えられ、納得できる説明を受けられることです。話しやすさを優先したいときに、女性医師を選ぶという考え方もあります。
オンライン診療で女性医師に相談できる症状・相談しにくい症状
オンライン診療は、問診とビデオ通話での視診を中心に行う診療です。そのため、話を聞いて判断できる症状には向いていますが、体に触れる診察や検査が必要な症状には向いていません。この節では、診療科ごとに目安を整理します。
オンライン診療で相談されることが多い症状
内科・皮膚科・婦人科系の外来を持つオンライン診療では、次のような相談が多く寄せられます。いずれも、医師が問診と視診で判断し、必要に応じて処方を行います。
| 分野 | 相談の例 | オンラインでできること |
|---|---|---|
| 婦人科系 | 生理痛(月経困難症)、PMS(月経前症候群)、緊急避妊 | 問診にもとづく診断と処方。内診が必要と判断した場合は対面受診を案内 |
| 皮膚の症状 | 口唇ヘルペス・性器ヘルペス、多汗症、湿疹 | 写真やビデオ通話での視診、外用薬・内服薬の処方 |
| 内科 | かぜ症状、のどの痛み、花粉症、不眠、高血圧などの継続治療 | 問診にもとづく診断と処方、継続中の薬の処方 |
つまり、「話を聞けば判断できる」「すでに診断がついていて薬を続けている」症状が、オンライン診療に向いています。
対面での受診が必要な症状
次のような症状は、内診・超音波検査・血液検査などが必要になることが多く、オンライン診療だけでは判断できません。近くの婦人科・内科を受診してください。
- 生理以外の出血(不正出血)が続く、出血量が急に増えた
- 強い下腹部痛がある、または痛みがだんだん強くなっている
- 妊娠の可能性があり、腹痛や出血がある
- 発熱をともなう下腹部痛、においの強いおりものが続く
- しこりや腫れなど、触って確かめる必要がある症状
- 健康診断で再検査・精密検査を指示された
これらの症状でも、「どこを受診すればよいか」をオンラインで相談することはできます。ただし、強い痛みや大量の出血があるときは、119番通報を最初の選択肢にしてください。
女性医師に相談できるオンライン診療の選び方(4つの確認ポイント)
「女性医師が在籍」と書かれていても、実際に女性医師が診てくれるかどうかは、サービスによって仕組みが異なります。予約する前に、次の4点を確認しておくと安心です。
| 確認ポイント | なぜ大切か | 確認する場所 |
|---|---|---|
| ① 医師紹介が公開されているか | 在籍している医師の専門・経歴がわかると、相談先を選びやすくなる | サービスの「医師紹介」「チーム」ページ |
| ② 予約時に医師を選べるか | 「女性医師在籍」でも、予約の時点で担当医を選べないことがある | 予約画面(医師の絞り込み・指名の有無) |
| ③ 診察時間の長さ | 話しにくい内容ほど、説明に時間がかかる | よくある質問、料金ページ |
| ④ 対応している科・外来 | 婦人科系・皮膚科・内科のどこまで相談できるかはサービスで異なる | 診療科目・外来の一覧 |
このうち見落としやすいのが、②の「予約時に医師を選べるか」です。医師が複数いるサービスでは、空いている時間に合わせて担当医が決まる場合があります。女性医師にこだわりたい方は、予約画面で医師を指定できるか、または診察する医師が全員女性かを確認してください。
女性医師に相談するときの準備
オンライン診療は、対面よりも診察時間が短くなりがちです。事前に準備しておくと、言いにくいことも落ち着いて伝えやすくなります。
| 準備すること | 具体的には |
|---|---|
| 症状のメモ | いつから、どんなときに、どの程度か。生理に関する症状なら、最終月経の開始日と周期 |
| 写真 | 皮膚の症状は、明るい場所で撮った写真があると伝わりやすい(デリケートな部位は、撮影の要否を医師に確認) |
| お薬手帳 | 飲んでいる薬・市販薬・サプリメント。アレルギーの有無 |
| 受診する場所 | 家族に聞かれにくい部屋。イヤホンがあると安心 |
問診票に書きにくいことは、「ここから先は話しにくいのですが」と前置きして、診察の場で伝える方法もあります。医師はそうした相談に慣れていますので、遠慮なくお伝えください。
こんな状態が続いていませんか【セルフチェック】
女性医師に相談したいと思いながら、受診を先延ばしにしていないかを確かめるためのチェックです。当てはまる項目を数えてみてください。
□ 生理痛やPMSで、毎月仕事や家事に支障が出ている
□ デリケートな部位の症状を、誰にも相談できていない
□ 近くに女性医師のいる医療機関が見つからない
□ 以前の受診で話しにくく、症状を伝えきれなかった経験がある
□ 受診したいが、待合室で知り合いに会うのが気になる
□ 仕事や育児で、医療機関の診療時間内に行けない
□ 市販薬で様子を見ているが、症状がくり返している
2つ以上当てはまる場合は、一度医師にご相談ください。生理痛やPMSについては「月経困難症・PMS外来」で、受診の目安をくわしくご案内しています。なお、前の節の「対面での受診が必要な症状」がある場合は、項目の数にかかわらず受診してください。
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「女性医師に、気軽に相談したい」なら、『おうち病院 オンライン診療』という選択肢
女性医師に相談したくても、近くに見つからない、仕事で時間が取れない、待合室が気になる、という理由で受診をためらう方は少なくありません。オンライン診療なら、自宅や職場の個室から、スマホのビデオ通話で医師に相談できます。一方で、内診や検査、処置はできないため、必要なときは対面での受診をご案内します。おうち病院も、こうした受診方法の一つとしてご検討ください。
おうち病院の特徴
おうち病院は、内科・皮膚科・婦人科系の相談に対応するオンライン診療サービスです。主な特徴は次のとおりです。
✅ 診察するのは、全員が女性医師です
在籍する医師はすべて女性医師です。医師の専門・経歴は「医師紹介」でご覧いただけます。
✅予約時に医師を選べます
予約日時を選ぶときに「医師フィルター」で医師を絞り込めるため、同じ医師に続けて相談することもできます。
✅ 時間通りに診察が始まり、丁寧に診察します
予約した時間に診察が始まります。診察時間は目安5〜15分で、事前の問診票をもとに診察します。
✅平日・土日祝日も、朝8時〜深夜0時まで受診できます
仕事や家事のあと、夜の時間帯にも受診できます。お子様がいる女性は子供の寝かしつけ後にも受診ができます。
✅薬は、自宅への配送か近くの薬局で受け取れます
自宅配送の「おくすりおうち便」か、全国8,200店舗以上の連携薬局から選べます。ご自宅や会社の最寄り薬局を選択することで、生活動線でスムーズに受け取ることができます。
受診費用の目安(保険適用)
保険診療の場合、診察料とシステム利用手数料を合わせた費用の目安は次のとおりです。正確な金額は、予約画面でご確認いただけます。
| 項目 | 初診 | 再診 |
|---|---|---|
| 診察料(3割負担) | 1,000〜1,200円 | 800〜900円 |
| システム利用手数料 | 1,100円 | 1,100円 |
| 合計の目安 | 約2,100〜2,300円 | 約1,900〜2,000円 |
※薬代は別途。薬局での自己負担額は薬剤・保険の種類により異なります。
※自費診療の外来(肥満症改善外来など)は、料金が異なります。各外来のページでご確認ください。
相談できる外来
おうち病院では、女性医師が次のような外来で診察しています。症状に近い外来から予約できます。
| 外来 | こんな方に |
|---|---|
| 月経困難症・PMS外来 | 生理痛やPMSで日常生活に支障がある |
| 不眠症外来 | 入眠障害や途中覚醒など睡眠に課題を抱えている |
| ヘルペス外来 | 口唇ヘルペス・性器ヘルペスをくり返している |
| 多汗症外来 | わき・手のひら・顔の汗が気になる |
| 発熱・コロナ外来 | インフルエンザやコロナに感染した。抗ウイルス薬を処方してほしい |
| 総合内科 | かぜ症状、その他どの外来を選択したらよいか分からない体調不良 |
受診の流れ(5ステップ)
STEP 1:おうち病院のページから診察を予約
おうち病院の公式サイトから、希望の診療科と日時を選んで予約します。初回は事前問診票への回答が必要です。
STEP 2:事前問診票に回答
症状の経緯・既往歴・服用中の薬・アレルギー歴などを回答します。医師は事前に問診票を読み込んで診察に臨みます。
STEP 3:ビデオ通話で医師と診察(15分)
医師がヒアリングした上で診断し、処方薬を提案します。薬の種類・用量・副作用についてもこの場でご確認いただけます。
STEP 4:処方薬を受け取る
薬局での受け取りか、自宅配送(おくすりおうち便・追加900円)かをお選びいただけます。処方せんは診察後に指定薬局へ自動送信されます。
STEP 5:翌月以降も継続フォロー
症状の変化・薬の効き具合を医師が確認しながら継続的にサポートします。慢性疾患の定期処方にも対応しています。
⚠ オンライン診療ではなく、対面での受診をお願いするケース
次のような場合は、オンライン診療ではなく、対面での受診をお願いしています。緊急性が高いときは、119番通報を最初の選択肢にしてください。
- 激しい腹痛・胸の痛み、大量の出血、意識の異常、呼吸が苦しい(119番通報)
- 不正出血が続く、強い下腹部痛がある、妊娠の可能性があり腹痛や出血がある(婦人科を受診)
- 内診・超音波検査・血液検査などの検査が必要と医師が判断した場合
- オンライン診療では対応できない疾患での診断書発行や手続きが必要な場合
あわせてお読みください
女性医師への相談を考えている方に、あわせて読んでいただきたいページです。
- 婦人科の症状をオンラインで相談したい方へ → 婦人科のオンライン診療
- オンライン診療そのものを知りたい方へ → 内科のオンライン診療とは?保険適用の流れ・費用・受診できる症状
- 相談しにくい症状をどう伝えればよいか知りたい方へ → オンライン診療は恥ずかしい?相談しにくい症状を受診する前に知っておきたいこと
- オンライン診療サービスの選び方を知りたい方へ → オンライン診療の選び方|比べるときに確認したい7つのポイント
- 仕事帰りや夜・土日に受診したい方へ → 仕事帰り・平日の夜にオンライン診療を受けるには|何時まで受診できる?
- 薬の受け取り方を知りたい方へ → オンライン診療の薬はどう受け取る?自宅配送と薬局受け取り、当日中に受け取るコツ
- 在籍医師の専門・経歴を知りたい方へ → おうち病院の医師紹介
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この記事の監修
本記事は、おうち病院 医師チームが監修しています。医師チームは、産婦人科・皮膚科・内科などを専門とする医師で構成され、全員が女性医師です。記事の内容は、公的機関や学会のガイドラインをもとに医師が確認しています。
よくある質問(FAQ)
女性医師のオンライン診療について、よくいただく質問にお答えします。
Q. 女性医師に相談できるオンライン診療はありますか?
A. あります。オンライン診療のサービスや医療機関の中には、女性医師が在籍しているところや、診察する医師が全員女性のところがあります。予約前に医師紹介のページと、予約時に医師を選べるかを確認すると、女性医師に相談しやすくなります。
Q. オンライン診療で、担当する医師を選べますか?
A. サービスによって異なります。空いている時間に合わせて担当医が決まる仕組みもあれば、予約画面で医師を絞り込める仕組みもあります。おうち病院では、予約日時を選ぶときに「医師フィルター」で医師を選べます。
Q. 婦人科の症状も、オンライン診療で女性医師に相談できますか?
A. 生理痛やPMS、緊急避妊など、問診で判断できる相談の多くは、オンライン診療で受診できます。不正出血が続く場合や強い下腹部痛がある場合など、内診や検査が必要な症状は、対面での受診が必要です。
Q. デリケートな部位の症状は、ビデオ通話で見せる必要がありますか?
A. 必ずしも見せる必要はありません。問診で判断できることも多く、見せるかどうかや写真の要否は、医師と相談して決められます。見せることに抵抗があるときは、そのことも遠慮なく医師にお伝えください。
Q. 女性医師のオンライン診療は、保険が使えますか?
A. 医師の性別によって保険が使えるかどうかは変わりません。保険診療の対象となる症状であれば、オンライン診療でも保険が適用されます。おうち病院の保険診療では、診察料とシステム利用手数料を合わせて約1,900〜2,400円(税込)が目安で、薬代は別にかかります。
Q. 夜や土日でも、女性医師のオンライン診療を受けられますか?
A. 受診できる時間帯はサービスによって異なります。おうち病院は、平日・土日祝日とも朝8時〜深夜0時まで受診できます。急な激しい症状があるときは、オンライン診療を待たずに119番通報か、#7119への相談を検討してください。
Q. 家族に知られずに受診できますか?
A. オンライン診療は自宅や職場の個室から受診できるため、待合室で知り合いに会う心配はありません。ただし、保険診療では健康保険の医療費通知に受診の記録が載ることがあります。薬の受け取り方法(自宅配送か薬局か)も、ご自身の状況に合わせて選んでください。
参考文献・出典
本ページの数値と説明は、次の資料にもとづいています。
- 厚生労働省「令和6年 医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」(2025/12/23公表)
- 厚生労働省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」
- 公益社団法人 日本産婦人科医会「女性専用外来アンケート調査」(2004年8月実施)
- 総務省消防庁「救急安心センター事業(#7119)」