オンライン診療の選び方|比べるときに確認したい7つのポイント

「オンライン診療のサービスが多すぎて、どこを選べばよいか分からない」——はじめて使う方の多くが、ここで迷います。結論からお伝えすると、オンライン診療は「保険診療か自費か」「医師の情報が分かるか」「費用の内訳」「薬の受け取り方」「対面受診への切り替え」など7つの点を確認すると、自分に合うサービスを選びやすくなります。ランキングや口コミだけで決めるより、ご自身の症状と生活に合うかどうかで比べることが大切です。本ページでは、比べるときの7つのポイントと、目的別に重視したい点をご案内します。

この記事の要点

先に結論だけを知りたい方のために、本ページの内容を5つにまとめました。

  • オンライン診療を選ぶときは「保険診療か自費か」「初診から受けられるか」「医師の情報」「受付時間」「費用の内訳」「薬の受け取り方」「対面受診への切り替え」の7点を確認します
  • 保険診療に対応していれば、保険の対象となる症状なら、対面と同じく1〜3割の自己負担で受診できます。自費専門のサービスは、薬代を含めて全額自己負担です
  • 費用は「診察料」だけでなく、システム利用料・薬代・配送料を合計して比べます
  • 初診のオンライン診療では、厚生労働省の指針により、処方できる薬や日数に制限がある場合があります
  • 「おすすめ」は使う人の目的で変わります。女性医師に相談したい、夜に受診したい、薬を早く受け取りたいなど、自分の優先順位を先に決めると選びやすくなります

オンライン診療を選ぶ7つのポイント

オンライン診療のサービスは、診療の内容よりも、仕組みや費用のかかり方に違いがあります。次の7つを順に確認すると、比べるべき点が漏れにくくなります。

#確認ポイント確認する場所
①保険診療か、自費診療か料金ページ、各外来のページ
②初診から受けられるか、相談したい症状に対応しているか診療科目・外来の一覧、よくある質問
③医師の情報が分かるか、医師を選べるか医師紹介のページ、予約画面
④受付時間と、診察が予約時間通りに始まるか診療時間の案内、受診の流れ
⑤費用の内訳(診察料・システム利用料・薬代・配送料)料金ページ、予約画面
⑥薬の受け取り方法(薬局・配送)と、受け取りまでの時間受診の流れ、薬の受け取りの案内
⑦対面受診が必要になったときの案内よくある質問、注意事項

このうち①と⑤は、あとから「思ったより高かった」とならないために、特に先に確認しておきたい点です。次の節から、それぞれのポイントをくわしく見ていきます。

① 保険診療か、自費診療か

オンライン診療には、健康保険が使える保険診療と、全額自己負担の自費診療があります。どちらに当たるかで、費用が大きく変わります。

保険診療に対応したサービスでは、かぜや花粉症、生理痛、不眠など、保険の対象となる症状であれば、年齢や所得に応じて1〜3割の自己負担で受診できます。一方、医療ダイエットやAGA、美容目的の治療などは自費診療で、薬代を含めて全額自己負担になります。同じサービスの中に、保険診療の外来と自費診療の外来が両方ある場合もあるため、受診したい外来ごとに確認してください。

② 初診から受けられるか、相談したい症状に対応しているか

オンライン診療は、初診から受けられる場合と、対面で受診したことのある医療機関でしか受けられない場合があります。また、サービスごとに対応している科や外来が異なります。

厚生労働省の「オンライン診療の適切な実施に関する指針」では、初診のオンライン診療について、医師が対面診療の必要性を判断することや、日本医学会連合の「オンライン診療の初診に適さない症状」などを踏まえることが求められています。そのため、初診では処方できる薬や日数に制限がある場合があります。継続して薬を飲みたい方は、2回目以降も同じサービスで受診できるかも確認しておくと安心です。

③ 医師の情報が分かるか、医師を選べるか

どんな医師が診察するのかは、安心して相談できるかどうかに直結します。医師紹介のページで、専門や経歴が公開されているかを確認してください。

医師が複数いるサービスでは、空いている時間に合わせて担当医が決まる仕組みと、予約画面で医師を指定できる仕組みがあります。続けて同じ医師に相談したい方や、女性医師に相談したい方は、予約の時点で医師を選べるかどうかが大切です。女性医師を選ぶときのポイントは「女性医師に相談できるオンライン診療」でくわしく解説しています。

④ 受付時間と、診察が予約時間通りに始まるか

オンライン診療の受付時間は、サービスによって大きく異なります。日中のみのところもあれば、夜間や休日に対応しているところもあります。

確認するときは、「診療時間」と「予約の締め切り」が別に決まっていないかも見ておくと安心です。また、予約制でも、前の患者の診察が長引いて待つことがあります。仕事の合間や家事の途中に受診したい方は、予約した時間通りに始まるかどうかも、選ぶ基準の一つになります。夜や土日に受診したい場合の注意点は「仕事帰り・夜にオンライン診療を受けるには」でまとめています。

⑤ 費用の内訳を合計で比べる

オンライン診療の費用は、診察料だけでは比べられません。次の4つを合計して比べることが大切です。

費用内容見落としやすい点
診察料医療機関に支払う診察の料金保険診療か自費かで大きく変わる
システム利用料オンライン診療の仕組みを使うための料金サービスによって有無や金額が異なる
薬代薬局で支払う薬の代金と調剤の料金保険の自己負担割合、薬の種類と日数で変わる
配送料薬を自宅に届けてもらう場合の料金薬局で受け取れば、かからないことが多い

つまり、「診察料が安い」と書かれていても、システム利用料や配送料を合わせると差が小さくなることがあります。料金ページだけでなく、予約画面で表示される合計額も確認してください。

⑥ 薬の受け取り方法と、受け取りまでの時間

オンライン診療で処方された薬は、薬局で受け取るか、自宅に配送してもらうのが一般的です。どちらを選べるかと、受け取りまでにかかる時間は、サービスによって異なります。

早く薬を飲み始めたい場合は、近くの薬局で受け取れるかどうかが大切です。人に会わずに受け取りたい場合や、外出が難しい場合は、配送を選べるかを確認してください。受け取り方のくわしい違いは「オンライン診療の薬はどう受け取る?」で解説しています。

⑦ 対面受診が必要になったときの案内

オンライン診療では、内診や検査、処置はできません。診察の結果、対面での受診が必要と判断されたときに、どう案内されるかも確認しておきたい点です。

厚生労働省の指針では、オンライン診療に適さない場合は対面診療に切り替えることや、対面診療ができる医療機関を紹介することが求められています。また、緊急性が高い症状では、速やかに対面受診を促すこととされています。よくある質問や注意事項のページで、対面受診が必要なケースをはっきり書いているサービスを選ぶと安心です。

目的別:重視したいポイント

「おすすめのオンライン診療」は、使う人の目的によって変わります。ご自身の優先順位に近い行をご覧ください。

こんな方は特に重視したいポイント
女性医師に相談したい③ 医師紹介の有無、予約時に医師を選べるか、診察する医師が全員女性か
仕事帰りや夜に受診したい④ 受付時間と予約の締め切り、時間通りに始まるか
すぐに薬を飲み始めたい⑥ 近くの薬局で受け取れるか、薬局の営業時間
費用をおさえたい① 保険診療に対応しているか、⑤ 費用の合計
持病の薬を続けたい② 継続処方に対応しているか、同じ医師に続けて相談できるか
初めてで不安③ 医師の情報、⑦ 対面受診が必要なときの案内

優先順位が決まると、比べる点が少なくなり、選びやすくなります。複数の点が気になる場合は、上から順に「これだけは譲れない」というものを一つ決めてから比べてください。

こんな状態が続いていませんか【セルフチェック】

オンライン診療を使ってみたいと思いながら、選べずにいないかを確かめるためのチェックです。当てはまる項目を数えてみてください。

□ 受診したい症状があるが、病院に行く時間が取れない
□ オンライン診療のサービスを調べたが、違いが分からず決められない
□ 費用がいくらかかるか分からず、不安で予約できない
□ 初診でも受けられるのか分からない
□ 薬をどうやって受け取るのか分からない
□ どんな医師が診察するのか分からず、不安がある
□ 症状を市販薬でしのいでいる

2つ以上当てはまる場合は、本ページの7つのポイントで候補をしぼったうえで、一度オンライン診療を試してみることも検討してください。なお、激しい痛みや高熱、呼吸が苦しいなど急を要する症状がある場合は、オンライン診療ではなく、すぐに医療機関を受診するか119番通報をしてください。

「はじめてのオンライン診療で、安心して相談したい」なら、『おうち病院 オンライン診療』という選択肢

オンライン診療を選ぶ基準は人それぞれですが、医師の情報が分かること、費用が事前に分かること、対面受診が必要なときに案内があることは、はじめての方にとって特に大切です。オンライン診療なら、自宅や職場の個室から、スマホのビデオ通話で医師に相談できます。一方で、内診や検査、処置はできないため、必要なときは対面での受診をご案内します。おうち病院も、こうした受診方法の一つとしてご検討ください。

おうち病院の特徴

おうち病院は、内科・皮膚科・婦人科系の相談に対応するオンライン診療サービスです。主な特徴は次のとおりです。

✅ 診察するのは、全員が女性医師です

在籍する医師はすべて女性医師です。医師の専門・経歴は「医師紹介」でご覧いただけます。

✅予約時に医師を選べます

予約日時を選ぶときに「医師フィルター」で医師を絞り込めるため、同じ医師に続けて相談することもできます。

✅ 時間通りに診察が始まり、丁寧に診察します

予約した時間に診察が始まります。診察時間は目安5〜15分で、事前の問診票をもとに診察します。

✅平日・土日祝日も、朝8時〜深夜0時まで受診できます

仕事や家事のあと、夜の時間帯にも受診できます。お子様がいる女性は子供の寝かしつけ後にも受診ができます。

✅薬は、自宅への配送か近くの薬局で受け取れます

自宅配送の「おくすりおうち便」か、全国8,200店舗以上の連携薬局から選べます。ご自宅や会社の最寄り薬局を選択することで、生活動線でスムーズに受け取ることができます。

受診費用の目安(保険適用)

保険診療の場合、診察料とシステム利用手数料を合わせた費用の目安は次のとおりです。正確な金額は、予約画面でご確認いただけます。

項目初診再診
診察料(3割負担)1,000〜1,200円800〜900円
システム利用手数料1,100円1,100円
合計の目安約2,100〜2,300円約1,900〜2,000円
※自宅への配送をご希望の場合は追加900円にて「おくすりおうち便」をご利用いただけます。
※薬代は別途。薬局での自己負担額は薬剤・保険の種類により異なります。
※自費診療の外来(肥満症改善外来など)は、料金が異なります。各外来のページでご確認ください。

相談できる外来

おうち病院では、女性医師が次のような外来で診察しています。症状に近い外来から予約できます。

外来こんな方に
月経困難症・PMS外来生理痛やPMSで日常生活に支障がある
不眠症外来入眠障害や途中覚醒など睡眠に課題を抱えている
ヘルペス外来口唇ヘルペス・性器ヘルペスをくり返している
多汗症外来わき・手のひら・顔の汗が気になる
発熱・コロナ外来インフルエンザやコロナに感染した。抗ウイルス薬を処方してほしい
総合内科かぜ症状、どの外来を選べばよいか分からない体調不良

受診の流れ(5ステップ)

STEP 1:おうち病院のページから診察を予約

おうち病院の公式サイトから、希望の診療科と日時を選んで予約します。初回は事前問診票への回答が必要です。

STEP 2:事前問診票に回答

症状の経緯・既往歴・服用中の薬・アレルギー歴などを回答します。医師は事前に問診票を読み込んで診察に臨みます。

STEP 3:ビデオ通話で医師と診察(15分)

医師がヒアリングした上で診断し、処方薬を提案します。薬の種類・用量・副作用についてもこの場でご確認いただけます。

STEP 4:処方薬を受け取る

薬局での受け取りか、自宅配送(おくすりおうち便・追加900円)かをお選びいただけます。処方せんは診察後に指定薬局へ自動送信されます。

STEP 5:翌月以降も継続フォロー

症状の変化・薬の効き具合を医師が確認しながら継続的にサポートします。慢性疾患の定期処方にも対応しています。

⚠ オンライン診療ではなく、対面での受診をお願いするケース

次のような場合は、オンライン診療ではなく、対面での受診をお願いしています。緊急性が高いときは、119番通報を最初の選択肢にしてください。

  • 激しい腹痛・胸の痛み、大量の出血、意識の異常、呼吸が苦しい(119番通報)
  • 不正出血が続く、強い下腹部痛がある、妊娠の可能性があり腹痛や出血がある(婦人科を受診)
  • 内診・超音波検査・血液検査などの検査が必要と医師が判断した場合
  • オンライン診療では対応できない疾患での診断書発行や手続きが必要な場合

あわせてお読みください

オンライン診療での受診を検討している方に、あわせて読んでいただきたいページです。

この記事の監修

本記事は、おうち病院 医師チームが監修しています。医師チームは、産婦人科・皮膚科・内科などを専門とする医師で構成され、全員が女性医師です。記事の内容は、公的機関や学会のガイドラインをもとに医師が確認しています。

よくある質問(FAQ)

オンライン診療の選び方について、よくいただく質問にお答えします。

Q. オンライン診療はどうやって選べばいいですか?

A. 「保険診療か自費か」「初診から受けられるか」「医師の情報」「受付時間」「費用の内訳」「薬の受け取り方」「対面受診への切り替え」の7点を確認すると選びやすくなります。そのうえで、女性医師に相談したい、夜に受診したいなど、ご自身の目的に合うサービスを選んでください。

Q. おすすめのオンライン診療はどこですか?

A. どのサービスが合うかは、使う人の目的によって変わります。ランキングや口コミだけで決めるより、本ページの7つのポイントと目的別の表を使い、ご自身の優先順位に合うかどうかで比べると、自分に合うサービスを選びやすくなります。

Q. オンライン診療でも保険は使えますか?

A. 保険診療に対応したサービスであれば、保険の対象となる症状に限り、健康保険を使って受診できます。医療ダイエットや美容目的の治療などは自費診療となり、全額自己負担です。

Q. オンライン診療の費用はいくらかかりますか?

A. 診察料に加えて、システム利用料、薬代、配送料がかかる場合があります。サービスによって金額や有無が異なるため、合計額で比べてください。

Q. 初診からオンライン診療を受けられますか?

A. 初診から受けられるサービスもあります。ただし、症状によってはオンライン診療に適さないと判断され、対面での受診を案内されることがあります。また、初診では処方できる薬や日数に制限がある場合があります。

Q. オンライン診療で処方された薬は、いつ受け取れますか?

A. 近くの薬局で受け取る場合は、薬局の営業時間内であれば、当日中に受け取れることがあります。自宅配送を選んだ場合は、配送にかかる日数がかかります。受け取り方はサービスによって異なるため、予約前に確認してください。

Q. オンライン診療で、医師を選ぶことはできますか?

A. サービスによって異なります。空いている時間に合わせて担当医が決まる仕組みもあれば、予約画面で医師を選べる仕組みもあります。おうち病院では、予約日時を選ぶときに「医師フィルター」で医師を選べます。

参考文献・出典

本ページの説明は、次の資料にもとづいています。

  1. 厚生労働省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」(令和8年4月一部改訂)
  2. 日本医学会連合「オンライン診療の初診に適さない症状」

おうち病院の特化型外来

診療科目

その他一般科として、小児科、皮膚科、循環器内科を受診いただくことが可能です。

診療科目(自費)